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「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮」(2016年作品)感想 [ドキュメンタリー]

ルカ・ルチーニ、ニコ・マラスピーナ共同監督によるレオナルド・ダ・ヴィンチの詳細な解説ドキュメンタリー。この作品はピエトロ・マラーニのダ・ヴィンチ解釈を4K映像で作品とともに鑑賞する映画である。

構成で再現ドラマが使われていて、それがちょっと興醒めであったのと、ダ・ヴィンチの素晴らしさを強調しようと最新の研究成果を興奮気味に解説している様子が落ち着きのないテレビ的演出と相まって作品としてのレベルを落としていた。

内容も解説というよりは最新研究に基づくダ・ヴィンチの生涯の紹介程度。

ちょっと期待外れだったかなー。


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「おいしいコーヒーの真実」(2006年作品)感想 [ドキュメンタリー]

マーク・フレンシス、ニック・フランシス共同監督によるドキュメンタリー映画。エチオピアのコーヒー豆生産者の窮状を訴えた作品で、以降フェア・トレードの概念が定着した記念すべき作品。

要はモノづくりを止めたアメリカが投機で金儲けをするようになり、低金利で市場に資金を供給し続けたことで金余りとなり、需要と供給のバランスを巨額の投機資金が破壊してしまったことが原因。

高騰を続けたコーヒー豆市場もリーマンショックの煽りで暴落した。ところが市場が高騰しても儲けは生産者に入らず、暴落後はしわ寄せが生産者に向かった。コーヒー生産業者が困窮の果てに麻薬原料の栽培に切り替えるなど大混乱が起こった。

コーヒー豆はリーマンショックの前に破綻していたのだが、流通量のわりに価格が安く市場規模が小さいために見過ごされてきた。だがそこには当然人間の生活がかかっているわけで、生産者の困窮を見かねた業者が市場を通さずに直接豆を買い付ける動きが生まれた。

生産者と加工会社、アーティストなどが直接取引をするようになって、ごく一部の良識ある生産者は潤った。一方で農作物であるので悪い土地で耕作している人もおり、こうした人々、管理知識のない人々は相変わらず奴隷労働のような環境で働かせられている。

こうした人々も何とかしなくてはいけないが、加工を受け持つ大手食品メーカーとしては、安いときは直接買えるだろうがマーケットで豆の価格が上昇したときはどうせ農家はマーケットに流すのだろう、安定供給されるのならまだしもそうではない以上市場価格が安いときは安く買わせていただくと考える会社が多くて、なかなか捗らないのが現状なのだ。

実際農家は儲かる方に供給する。

豊作時と凶作時の価格を安定させるための市場であるのに、クリントン政権が銀行業と組んでマーケットを肥大化させた挙句にリーマンショックが起こり、いまも市場にはジャブジャブの資金が供給され続けている。しかもこれを「MMT理論」で定着させようとしている。

古い映画なのでそこまでは言及されていないけども、ずっと勉強してきたことなのでちょっと詳しく知っているのだ。

現在のところ、フェア・トレードは一部の意識高い系企業でしか実践されていない。そういう会社は原材料を高く買ってもブランド力があって高い値付けができる強みのある小規模なところばかりだ。大手はいまでもマーケットからいかに安く買うかだけに注力しているし、株主もそれを望んでいる。

まったく埒が明かないというので先進国は農業補助金を全廃して農業を完全自由貿易にしろとアフリカが要求したものだから余計に混乱して、収拾がつかないまま問題は置き去りにされていった。フェア・トレードはいまでもごく一部の意識高い系企業がやっているだけだし、意識高い系詐欺なども横行してフェア・トレードを実践しているフリをしている会社も大勢ある。

完全なカオスでどうにもならない。

よく「デフレは庶民の味方」などとほざくバカ左翼がいるのだが、通貨価値が高い国が際限なく金融市場に資金を供給して穀物市場を支配した結果の一部がデフレだ。

デフレは搾取なのである。搾取しているから誰も飢えていない。左翼は本当に経済を理解していない。リベラルなんてバカの集まりでまるで役に立たない。うるさく騒ぐだけの連中なのである。

規制なき自由市場はいまも相場の乱高下を起こして生産者を苛め抜いている。市場が高騰しても生産者は儲からないからである。

恨むならビル・クリントンを恨め。





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「マンガで世界を変えようとした男 ラルフ・ステッドマン」2013年作品)感想 [ドキュメンタリー]

チャーリー・ポール監督による風刺漫画家ラルフ・ステッドマンを題材にしたドキュメンタリー。

ラルフ・ステッドマンは過激な政治風刺をする漫画家で有名な人。過日スペインの収集家が愛知トリエンナーレに展示されて非難を浴びた慰安婦像を買い取るということがあったが、彼が収集という名の投資をしているのはのちにラルフ・ステッドマン作品のように作品が高価になることを期待しているためで、あの収集家が芸術価値を理解しているわけではないし、芸術価値を認めたわけでもない。

将来どのような作品が値上がりするのかわからないので、「物議を醸した」作品ならばまるで話題になっていない作品より値上がりする可能性があると考えて、投資として作品を買っているのだ。日本のマスコミはだれひとりそのことを知らないようだったので最初に付け加えておく。

この映像作品は彼が若いころからのインタビューなども加えたかなり長期に渡る思想遍歴をベースに、あくまで彼自身を際立たせることに注力した力作だと感じた。作品に対する解説なども本人の言があればそれを採用し、ない場合は作品を見せるだけになっている。

マンガかではあるがかなりアーティスティックな作品も多く作っており、創作意欲が若いころからまったく衰えていないのが凄い。表現者として確固としたものを持っている。こうした人物を前にしたとき、余計な解説は不要だと思い至る。















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「世界柔道2019」感想② [プロレス・格闘技]

ウルフ・アロンの試合運びが酷すぎる。こんな奴が代表とか。

濵田尚里はもうちょっといろいろやりたそうなのに、ルールが簡素化されすぎて物足りなさそう。

投げ技と寝技でルールをもっと広げた総合っぽい大会があれば面白そうなのに。いまは運営などのことも考えてのルールなので、決められた競技時間で、選手のダメージも考慮してと禁止事項が増えすぎている。

1日で何試合出来るかと考えていまのようになっているのは理解するけども。

でもやはり柔道は面白い。1試合をダイジェストにするにしてももうちょっと長めで編集してくれないかな。投げた場面や抑え込んだ場面だけではほんの一瞬じゃないかと。


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「ゴッホ:天才の絵筆」(2009年作品)感想 [ドキュメンタリー]

フランソワ・ベルトラン監督による画家ゴッホに関するドキュメンタリー。

死後のゴッホが現代におけるゴッホの価値について考えるという体裁で作られたドキュメンタリー。絵という静止したものに動きをつけるフィルムメイクが特徴的であった。

ゴッホの広角効果を表現するために、消失点を画面の上の方に持ってくる構図で映像が撮られていて、モデルになった建物などもできるだけ絵に近くなるように撮影されている。風景もだ。これはゴッホについて熟知していないと生まれない発想であった。

ゴッホの絵が持つ独自性がすべてカメラの映像によって再現されていて、比較して眺めるとゴッホの筆致から配色、構図などが演出されていたのだと分かる。絵画も必要なのは演出であって、技術じゃないと分かる内容でした。

その生涯の激しさと孤独感が物語として人を惹きつけるゴッホですが、何を描こうとして制作に没頭したのか、何に焦っていたのかがよく伝わってきました。

なかなかの良作です。





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「野生のアメリカクロクマに密着~母と子の1年を追う」(2011年作品)第3回 感想(´・(ェ)・`) [ドキュメンタリー]

アメリカクロクマの生態を独自の方法で研究するロジャーズ博士と、BBC動物カメラマンが一緒にクロクマ観察に挑んだドキュメンタリーの第3回。

離れ離れになっていたはずのリリーとホープが再会を果たしたところから始まる。再会した場面は残念ながら撮れていない。

母親の母乳を飲めなかったホープの身体が小さい。リリーが子育て中に発情してしまったことが悔やまれるが野生で起こることなので仕方がない。ロジャーズ博士らがエサを与えて生き永らえさせなければ死んでいたかもしれない。それもまた野生での出来事なので本来は介入すべきではない。学術研究だから許される行為だ。

リリーの叔母にあたるジュリエットというクマにも発振器が付けてあるのだが、彼女の子供はホープと同時期に生まれているのに丸々太ってかなり大きい。母乳って大切。比較すると可哀想になるくらいホープは小さい。

秋になって最大の問題はハンターの急増。アメリカクロクマのハンティングは禁止されておらず、スポーツを楽しむように殺すことができる。研究中のクマは打たないように指導されているが、禁止されてはいない。リリーとともに研究中だったクマは射殺されてしまった。

この辺がアメリカ。森でクマに襲撃されたといってすぐに殺しに行く日本もどうかと思うが、狩猟だもんな。スポーツ・ハンティング。人間でさえバンバン殺す国だから何を言っても始まらない。

リリーとホープは何とか冬眠まで生き延びたようだ。

このドキュメンタリーは本当に面白かった。クマは人を襲わないとは地域によって違うだろうから一般論ではないが、雑食のクマは肉食動物のように人間を襲うわけではない。日本ももうちょっと共存の可能性を考えなきゃいけないし、せめて空砲をたくさん撃って追い払える環境があってもいいかもしれない。空砲ですら規制が強すぎると、人間を怖がらなくなる。















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「野生のアメリカクロクマに密着~母と子の1年を追う」(2011年作品)第2回 感想(´・(ェ)・`) [ドキュメンタリー]

第2回はアメリカクロクマが夏をどのように過ごしているかの映像です。

前回発情して辛抱たまらず育児放棄してしまったリリーと子供のホープを再会させるところから夏編は始まる。

ロジャー博士の研究方法はいわゆる餌付け。野生の動物にエサを与えて害意がないと分からせてからより間近でその動物を観察するもの。ただ餌付けは賛否両論あることはある。この場合は森の奥深く生息して危険動物であるアメリカクロクマが対象なので、個人的には良いと思う。学術研究の為に麻酔を使って発信機を取り付けるのと、そんなに変わらない。

人間の食べ物であるブドウをエサに使っているのも、より自然環境にあるものとの配慮がなされているからだろう。野生のクマの餌付けができる人など限られているのだろうし、もたらされる研究データを考慮すればやむを得ないかなと。

ところで再会したはずのリリーとホープは結局離れて暮らしていた。番組の中では産んだのが1頭だけで初産だったために子育てをしているとの実感が薄くて発情してしまったんじゃないかと。

人間も同じなのかなぁ。1人っ子の母親って子育ての実感が薄くて女気分が抜けないのだろうか。たしかに3人くらい子供がいる母親は頼もしい感じはしますけど。

ホープがメスだったのも災いしているのかも。将来大人になったら自分の縄張りを盗られる心配がある。これは目が離せなくなってきました。


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「謎の円盤UFO」(1970年作品)第22話 感想 [アニメ/特撮]

第22話「シャドーはこうして生まれた」

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SHADO最高司令官エド・ストレイカーが情報部の大佐から現在の任務に就く経緯についての話。

当時新婚だったエド・ストレイカー大佐は、SHADO立ち上げに忙殺されて妻を顧みることが出来ず、家庭を崩壊させてしまった。

しかし彼には地球をUFOから守るとの崇高な使命があった。彼は涙を呑んで職務に専念することになった。

という話。メロドラマ風の回。こういうのも大人向け脚本として成立させるための工夫なのだろう。

ということで「謎の円盤UFO」もここでいったん視聴を打ち切って別の何かを見るつもり。何にするかはまだ決めていない。なかなかいいのがないのよね。

もうすぐ9月だから秋アニメが始まるまでに「ちはやふる」の2期だけは観ておく。見ないとどこで終わったか話を忘れてしまっている。















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「謎の円盤UFO」(1970年作品)第21話 感想 [アニメ/特撮]

第21話「ムーンベース応答なし!」

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半年前、ムーンベースでダロテック事件が起こった。

民間企業が月の調査のために月面に研究所を建てた。約束は10日間のみ。その間にUFOが陽動のように飛来し、飛び去ったのちに隕石が落下する事件が起きた。

それからムーンベースとSHADO本部との間の通信が妨害され、SHADOはダロテック研究所を怪しんで調査したものの協定は守られていて研究所には問題がなかった。

しばらくすると通信機能が回復したことから問題は放置された。ところがこの決断によってルナ宇宙艇の飛来時に再び通信障害が起きて着陸は失敗、ルナ宇宙艇は大爆発を起こしてしまった。

激怒したフォスター大佐はダロテック研究所の閉鎖を決定した。大佐は研究所の回線をすべて外してムーンベースへ持ち帰ってしまった。研究が続けられなくなった研究所のタナーは、周辺調査の仕事に切り替えてクレーターの中に妨害電波を発信する装置を発見した。タナーたちはUFOの存在を知らされていないので、電波発信機はフォスター大佐が置いたものと判断して放置した。

ムーンベースでは再び通信障害が起きた。今度はUFO接近を知らせる偵察衛星SIDからの通信が入ってこず、UFOの地急接近を許してしまった。

UFOの電波発信機を爆破するとようやく通信が回復した。UFOはかなり地球に近づいていたが、インターセプターが無事に破壊した。爆発によって大被害を受けたダロテック研究所の職員はすべてムーンベースへ案内された。かれらはUFOのことを聞いて驚いた。

フォスター大佐は研究所の美人職員と2日間のアバンチュールを楽しんだ。そして職員たちは記憶喪失薬を飲まされて記憶を抹消された。

半年後、フォスター大佐と美人職員は地球の酒場で再会したが、アバンチュールのことを覚えているのはフォスターだけであった。

という話。まーた、フォスターの話だった。女絡み担当なんだな。

話としてはUFOのことを世間に公表できないために使用している記憶喪失薬を上手く使った脚本。女たらし役のフォスターと絡ませてちょっと大人の雰囲気にしてある。こういうところが大人の鑑賞にも耐えられるという部分なのだろう。円谷プロにこういう発想はなかった。

しかし個人的に好きなのは円谷プロの「正義のために真摯に取り組む」ヒーローであって、フォスターみたいなキャラを出してもらいたいわけじゃない。大人向けの特撮のアイデアって何かないものかね。何か思いついたらまた文章に起こしてみるか。












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「ダークスカイ」(1996年作品)第8話 感想 [ドラマ]

#8 家畜大虐殺(キャトル・ミューティレーション)

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前回の感想でも書いたが、WOWOW版は本放送と7話8話が入れ替わっている。本放送時「家畜大虐殺」は7話として放送されています。

ロバート・ケネディからねぎらいの言葉と活動資金の提供を受けたジョンとキムは、円盤の目撃情報らしきものを追いかけ各地を転々としていた。

ある農場へやってきたふたりはそこで何かを埋め込まれた牛を発見する。農場主は殺された方の牛の死体を大学の研究室へ解剖に回していた。解剖された牛には外科手術を受けたような痕があり、内臓はそっくり抜き取られていた。

小さな傷から殺されなかった方の牛にも同じ傷があると見抜いたジョンは、牧場主を説得して腹の傷を見てもらった。引き抜いてみるとそれは傷ではなく何かの管であった。レントゲン写真には子宮外妊娠の跡がある。そこで手術をして牛の体内にあるものを取り出した。それは人間の赤ん坊であった。

グレイはハイブに適さない不適合者の問題を解決するために、牛を使って人間の培養を始めたのだと分かった。

過程を欲しがり始めていたキムは、その子を引き取ろうと言い出した。だが臍のない子供を手元に置いておくわけにはいかないとジョンは反対した。牧場主は発狂して自宅に戻ると牛をすべて射殺していた。MJの追手が掛かり、キムは子供を連れて逃げた。

手術を請け負ってくれた准教授の手助けで赤ん坊を連れて逃げたふたりだったが、車の中で眠ったところ夜中に突然円盤が現れて赤ん坊を連れ去ってしまった。円盤は高速で上空へ消えていった。

という話。冒頭部分を編集してアラスカへ行った話を挿入してある。違和感はない。

ジョンとキムは同棲しながらMJから逃げ回っているのだが、結婚には至らず、そのあいまいな態度がのちに大どんでん返しに繋がってくる。放送当時はちょっと吃驚したものだ。

キャトル・ミューティレーションは宇宙人の仕業とされながら、なぜそんなことをしているのかわからなかった事件。のちに謎の生物チュパカブラが血を吸っているとされ、ごく最近血を吸っているのはアルマジロだと判明した。ではあの鋭利な切り口は何だったのだという話だが、それはまだわかっていない。手の込んだいたずらだったのだろうか?

この番組では不適合者問題を解決するためにエイリアンが牛を使ってハイブを培養していたとしており、これも当時なかなかのアイデアだと唸ったものだ。















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