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「アントボーイ」(2013年作品)感想 [映画]

アスク・ハッセルバルク監督のデンマーク映画。児童向け。

ある日12歳の少年がDNAをいじられた蟻に噛まれて蟻の特殊能力を身に着けてしまう。彼はアメコミオタクの同級生とコンビを組んで悪と戦う。

まぁこんだけなんだけど、デンマークの映画だけあってのどかな雰囲気。こうしてみるとアメリカの映画って本当に殺伐としている。「キック・アス」などこれに近い映画だけど、やってることはめちゃくちゃだったからな。ああいうものに比べるとほのぼのしている。

主人公の少年も友人たちもみんな可愛い。マッチョな感じがまったくないところがいい。ヒーローが必要なのは少年であって海兵隊崩れのおっさんじゃないからね。

残虐なシーンがまったくないので子供に見せても大丈夫だが、子供がこれを面白がるかどうかは難しいところ。「仮面ライダー」とか「ウルトラマン」はそういう点でも大成功しているシリーズってことになる。あくまで子供向けでありながら子供が楽しんでるからね。親が子供に与えたいものと子供の要求を同時に満たすって日本では当たり前でも他の国ではなかなかないのかもね。

とにかく可愛い映画でした。



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「エレクトリック・ドリームズ」(2018年作品)第10話・最終回 感想 [ドラマ]

北米がひとつになった巨大国家のただひとりの大統領候補者が、テレビ番組で「よそ者を殺す」と発言した。しかし誰もその事実に気づかなかった。

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フィルの同僚が同じ番組を観ていたが、彼は気にしていなかった。政治家の発言は聞き流すためのものであって意味はないという。それでもフィルは許せなかった。彼は政治家の発言について執拗に情報を求めた。帰りの電車内で彼はようやくその情報に触れたが、その電車は止まってしまい、外には「よそ者を殺せ」という立て看板が見えた。

思わず非常停止ボタンを押してしまったフィルは列車事故を引き起こした。彼は精神鑑定にかけられ列車の利用を拒否されてしまった。翌日、彼は見知らぬ女性がよそ者だという理由で大勢の人間に追われているのを見て逆上した。

2日続けて警察の厄介になったフィルは危険人物として監視されることになった。何度も同じことを繰り返すとその人物は多くの人々から「よそ者」に見えてくるものだと警告を受けた。会社では健康のモニタリングを受けさせられ、政治の話はするなと命令された。

昼食のとき、フィルは会社から見える位置に「よそ者を殺せ」の看板があるのを見つけた。そのわきには人間が吊るされている。その晩彼はテレビの視聴者参加番組に身分を偽って出演し不快な看板についてたったひとりの大統領候補者に質問しようとした。ところがウソはすぐさまバレてテレビには本名と居住地が映し出された。候補者はあなた自身がよそ者でないなら心配は無用だと答えた。

すっかり危険人物となったフィルは会社で無視されるようになった。帰宅してみると妻が警察に事情聴取を受けていた。裏窓から自宅に侵入したフィルは妻に逃げようと言ったが彼女が話を聞かないのでカッとなって殴ってしまった。

自分がすべてを暴くんだと意気込んで家を飛び出した彼は「よそ者を殺せ」の看板に登っていった。そして彼は看板に吊るされた新しい見せしめとなった。たったひとりの大統領候補者が「よそ者を殺せ」と発言したのはその言葉に反応するよそ者を炙り出すためのキャンペーンの一環で、画一化に馴染まず反対意見を表明する人間を排除するための政策であった。


短編「吊るされたよそ者」の映像化。スリリングで素晴らしい。デブのフィルがいい味出している。

「エレクトリック・ドリームズ」はディックファンにはたまらないドラマだったと思う。アメリカドラマが好きな人には物足らないところがあったのかもしれないが、オレにとっては最高のドラマだった。

どの話も素晴らしいが個人的に好きなのは第1話「真生活」第4話「クレイジー・ダイアモンド」第10話「よそ者を殺せ」などがお気に入り。まぁどれも面白いので好きな作品は人それぞれだろう。

むかし筒井康隆が日本SFの年度別短編傑作選を選んで書籍化していたことがあったが、あれには小説のみならず漫画も選出されていた。日本もああいうものをドラマ化する機会があればいいのにと思わなくはないけども・・・きっと金が掛かるというだけで敬遠されるんだろうなぁ。もうテレビにドラマは期待できない。配信業者に作ってもらうしかないんだよね。残念ですが。

古い作品をよく現代的にしてあって、脚本のレベルの高さを実感しました。



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「エレクトリック・ドリームズ」(2018年作品)第9話 感想 [ドラマ]

駅員のエドはメイコン・ハイツという存在しない駅への切符を求める女性と出会った。

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エドがメイコン・ハイツという駅が地図にないことを説明しようとするとその女性リンダは消えたように姿が見えなくなった。彼女が乗りたがっていた列車は存在するが、駅はない。彼女はメイコン・ハイツに行くために毎日同じ時間の列車に乗るという。

精神病の息子のことで気が滅入っていたエドはある日リンダが乗っていると主張していた同じ時刻の列車に駅員の仕事を放り出して飛び乗ってしまった。リンダがメイコン・ハイツまで28分だと言っていたのを思い出して時計のタイマーをセットしたエドは駅のない場所で乗客が次々に飛び降りるのを目にして驚き、自分も列車から飛び降りて後を追った。

彼らの後をついていくとそこには地図にない町があった。メイコン・ハイツは人々が幸せに暮らすエドにとっては好ましい町だった。リンダはベンチの隣に腰かけて「あなたにはこの町が必要だ」といって去っていった。エドが自宅に戻ってみると精神病の息子は生まれてないことになっていた。

翌日、エドは存在しないはずの息子の姿を駅で見つけた。彼はメイコン・ハイツに向かう列車に乗ったかの思えたが姿は見失った。気になった彼はメイコン・ハイツについて調べ、それが計画されかかったものの頓挫した町の名前だと分かった。メイコン・ハイツの計画が挫折したいきさつを新聞記事にまとめた記者を訪ねたエドはこの不思議な街について質問した。

リンダは、メイコン・ハイツという夢の町を計画した建築家の娘だった。建築家は町の計画を実現しかけたが不正経理を疑われて落札した権利を手放し、自殺してしまっていた。世界が違うものに変わってしまっていると気づいたエドは仕事を放り出して列車に飛び乗った。メイコン・ハイツは素晴らしい町だったが、何もかも前と一緒で、リンダには会えなかった。

自宅に戻ったエドは妻が別の人生について想いを馳せていることに驚いた。夜になって物音に気づいた彼は屋根裏部屋へ上がっていった。そこには古ぼけたビデオテープが置いてあり、息子との楽しい思い出が録画されていた。急に後悔を感じ始めたエドはもう一度メイコン・ハイツへ出かけてリンダを探したが町は何かが変わってしまっていた。

エドの元通りにして欲しいという願いを聞いたリンダは彼の息子がこの先の人生で関わる人間すべてを不幸にしていくと告げた。それでも息子を取り戻したいエドはすべてを受け入れると宣言した。


短編「地図にない町」の映像化。

随分思い切った改変で、家族の話になってた。でもこれは改変しすぎて凡庸になってないかな? ディックらしさを殺している気がする。

ドラマとしては面白いだろうが・・・。



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「エレクトリック・ドリームズ」(2018年作品)第8話 感想 [ドラマ]

格安恒星ツアーを請け負うアストラル・ドリームス社に地球へ行きたいという老婆が訪ねて来た。

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彼女はイルマ・ゴードンと名乗った。342歳になり聴覚を失った彼女は従者にロボットを連れていて、地球へ行きたいとツアーを申し込んできた。予約の受付時間はとっくに過ぎていたが、彼女は2000ポジティブという大金を支払うと申し出た。

アストラル・ドリームス社の9番艦を預かるノートンとアンドリュースがふたりで分け合っても1000ポジティブ、5年分の給料と同額だった。しかもノートンは首都惑星への転勤を却下され恋人に振られそうになっている。金が必要だった。

地球はすでに消滅していた。そこでふたりは条件がよく似た星を見つけ出しそこを地球と偽ってイルマを案内することにした。ノートンは接客係を担った。イルマと会話する機会も多かったが、彼は女史と会話すると奇妙な感覚に襲われることがあった。

ロボットはノートンらがウソをついていると知った。しかし彼はイルマが余命3か月であることを考えウソをつくことにした。ノートンはイルマの祖父にそっくりで、イルマが彼を気に入っていたためだ。ノートンとイルマは補助用のスーツを着て偽の地球へ降り立った。補助用の宇宙服は酸素がわずかしかなく、それはすぐに尽きた。

ノートンとイルマは夢の中の地球で、祖父と祖母たちと同じように裸で泳ぐ夢を見た。


短編「ありえざる星」の映像化。この短編のことは知らないが、おそらくかなり改変してあるはず。元ネタがわからないとどこがディックっぽいのか判然としないほど改変してある。

観客は観たいと欲するものを観るのであって決して真実をありのまま観察できるわけではない。とくに余命いくばくもない老人が見たい夢を見たからといって誰に咎められるものではない、くらいのテーマだと思うが、ディックの短編はちょっと違った書き方になっているはず。

ノートンが徐々にイルマの夢に浸食されて現実を捨てて彼女とともに死ぬのだが、ディックらしさはその辺にあるのかも。



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「STEINS;GATE ZERO(シュタインズ・ゲート ゼロ)」第6話 感想 [アニメ/特撮]

なかなか本題に入らない。

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と思ったらまた同じ展開やってるし。こういうものなのか。

家の外は暑いがアニメは寒いな。


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