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「銀河英雄伝説外伝・決闘者」感想 [アニメ/特撮]

ハーメルンツヴァイクにおいて立てた武勲により、ラインハルトは大尉に昇進した。

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彼は軍務省の内勤に転勤させられ、首都オーディンで日々書類の山と格闘させられることになった。退屈していた折、彼はイゼルローン要塞において物資供給に不正があることを発見した。ところが上司はこれを取り上げず、必要悪だと言って取り合わなかった。

オーディンにいればアンネローゼと面会する機会があるが、ある日のことアンネローゼの友人シャフハウゼン子爵夫人より夫が鉱山の権利をめぐってヘルクスハイマー伯爵に決闘を申し込まれた話を聞いた。鉱山の権利はシャフハウゼン子爵にあったが、裁判になると勝てないことを知っているヘルクスハイマー伯爵は決闘によってことを果たそうとしているのだ。しかも自分は決闘に立たず専門家を雇い、シャフハウゼン子爵には専門家を雇えないように裏工作をしていた。

シャフハウゼン子爵夫人はヴェストパーレ男爵夫人と並んでアンネローゼの数少ない友人であったので、ラインハルトはその決闘の代理を自ら申し出た。ヴェストパーレ男爵夫人の計らいによってこれは認められたが、ことは皇帝の世継ぎの問題も絡んで複雑になってきた。

ヘルクスハイマー伯爵の代理人ゴルト・シュミットが何者かに暗殺されたの報はすぐに伯爵に伝えられた。シュミットの暗殺者は自分を売り込んで決闘の代理人となった。

決闘はキルヒアイスの作戦と事前に拳銃の扱いを教えたルッツ(のちの提督)の助言のお蔭でラインハルトが勝った。ところが相手は納得せず剣による立会を申し込んできた。剣による戦いは相手の有利に運んでいたが、そこに近衛兵が乗り込んできて決闘の中止と採掘権を折半する旨を伝えてきた。ヘルクスハイマー伯爵は納得しなかったが、陛下の裁断とあっては逆らうわけにはいかなかった。

暗殺者はベーネミュンデ侯爵夫人が放った刺客であった。彼は目的を完遂するために再びラインハルトに果たし状を送り付けた。


という話で結局暗殺者はラインハルトに件で負けた挙句に自殺する。

この逸話はちょっといくら何でも・・・という感じ。剣の戦いで真剣白刃取り演出はさすがにどうなんですかねぇ。それに紅茶の道具でコーヒーを淹れていたり、なんか変な雰囲気だったよ。

見どころはルッツが唐突に紹介されるところくらいだった。







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「銀河英雄伝説外伝・叛乱者」感想 [アニメ/特撮]

ラインハルトとキルヒアイスは念願の宇宙艦隊勤務となった。

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老朽艦ハーメルンツヴァイクに着任したラインハルトは航海長を任じられたが、若くして重要なポストに抜擢された彼には多くの敵がいるようだった。

アンネローゼのことで高い地位を約束されていると疑われることが多いラインハルトは、ハーメルンツヴァイクにおいても下士官からその実力を試される出来事に遭遇した。しかし彼の貴族平民を問わず接する態度は人々を感嘆させ仲間を増やしていくのだった。

イゼルローン要塞を越え自由惑星同盟に近い星系まで移動したハーメルンツヴァイクは同盟艦隊と遭遇し大きな損傷を負った。この爆破に巻き込まれた艦長が負傷したことで指揮権は一時的にラインハルトに委ねられた。ハーメルンツヴァイクは老朽艦ゆえか出力は40%まで落ち、味方の速度についていけないとみたラインハルトは同じ方向に向かわず敵が隠れていた小惑星帯へと進路を取った。

副官がやってきてこの決断を否定したがラインハルトは味方が逃げた方向はわざと手薄にしてあるのだと主張し意見は対立、ラインハルトは副官に指揮権を返上するのを拒否して自分の作戦を押し通した。

状況が落ち着いたのを見て副官は改めて指揮権を委ねるよう命令した。ラインハルトはそれに従った。指揮権を得た副官はただちにラインハルトを解任し、軍法会議にかける旨を申し付けた。

ところが艦の状態が思っていたより酷く、敵に空母がいると分かった途端に副官は自爆すると言い出した。これには副官に従ってきた者らも呆れ、ラインハルトの手腕に託さねば生き延びることも出来ないとキルヒアイスに泣きついた。彼は仲間を集め、ラインハルトを救出した。すると彼は少数でブリッジを制圧する暴挙に打って出た。

いったんは制圧したラインハルトだったが副官は再び反逆し、両者の間で深刻な対立が起こった。問答の中で平民出身だと思われた副官の本心が明らかとなり、艦の乗員のほとんどがラインハルトに味方し、怪我を圧してブリッジに上がってきた艦長のとりなしによってラインハルトが正式に艦長代理となった。

ラインハルトは一等兵として乗艦している天文学が専門のシュミットが発案した恒星表面の爆発によって生じる恒星風に乗って加速する案を採用し、敵艦が迫る中を恒星に向けて自由落下を開始した。機関は直っておらず、余裕は1時間しかなかった。


という話で最後は勝ち組平民の副官がハーメルンツヴァイクを船外活動で修理して船は無事に脱出する。副官は船外活動で命を落とす。

この逸話は同じ外伝の「汚名」の前の話になる。「汚名」でラインハルトはミューゼルからローエングラムになる。ラインハルトとキルヒアイスは陸戦隊、憲兵隊、宇宙艦隊とかなりいろんなところに配属されているのだとわかる。

いままでのOVAよりかなり面白い。ラインハルトが指揮権を奪うところなどが見どころだ。







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「エレクトリック・ドリームズ」(2018年作品)第5話 感想 [ドラマ]

人の心を読む超能力者は社会で異端者であったが、それに利用する価値を見出す者と反発する者を生み出していた。警察はもちろん前者であった。

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テレパシーを持つ超能力者たちはティープと呼ばれていた。権力者はティープの能力を恐れながらも自分たちの立場を有利にするために利用したがっていた。一方で権力を持たない市民たちはただひたすら彼らを怖れ憎しみを抱くか畏れ敬っていた。警察は法改正を行ってティープの捜査利用を開始した。

ティープの女性オナーは警察から協力を頼まれた。オナーはノーマルの警官であるロス捜査官と相棒になって過激派組織の取り締まりを行うことになった。ある日、過激派のデモに奇妙なマスクをした男が現れ、不審に思った相棒がこの男を逮捕した。彼の尋問はテレパシーのあるオナーが行い、アジトのことや仲間のことを心を読んで知った。

ガサ入れしてみるとオナーの透視は正しいと分かった。しかし彼らが隠していたのはあの奇妙なマスクだった。フードメーカーなる人物は過激派たちに謎のマスクを配っているようだった。そのマスク状のフードは、被っているとティープに心を読まれないのだった。

社会から嫌われているティープはまとまってゲットーで暮らしていた。彼女は相棒のことを気に入っていたが、それがアダとなってティープからは裏切り者、スパイと罵られていた。彼女はティープたちの感情を読んでいたが、相棒には黙っていた。

オナーはロスといると周囲の雑音を遮断できると感じていた。彼女は相棒の心は読まないという規定に従って彼の心を頑なに読もうとはしなかったが、心穏やかになれる彼にそれは必要ないと感じていた。

フードメーカーは各地にフードをバラまき続けていた。ロスとオナーは製造元の調査を始めた。捜査の過程で彼らは資源調査局のフランクリン局長がいかがわしい場所でティープ相手に遊んでいるのを見つけた。彼は手錠を掛けられたが、フードに使用されているリネンの大量発注者の名前を教える代わりに逮捕を免れた。

ロスとオナーは理念の大量発注者が政府であることを突き止めた。政府はティープを利用しながら防御方法も研究していた。研究者の中にサディアス・カッターという博士がいた。彼は13年前に精神を病んで退職していた。本当の理由は彼の心を読んでいないのでわからなかった。

釈放されたフランクリンはティープのゲットーに舞い戻り、お気に入りのメアリーを車に招き寄せた。しかしメアリーは彼に服従するかのように見せて仲間とともに彼を襲った。ゲットーではそこかしこで暴動が起こった。ティープたちは抑圧に耐えかねて反乱を起こそうとしていた。メアリーはオナーにも参加を呼び掛けていたがオナーはそれに答えず「行く場所がない」とロスに答えた。

ロスはオナーを自宅に招き入れ、表裏のなかった父親を尊敬していたことなど話した。ティープと寝た警官はクビになる決まりだったがふたりには関係がなかった。

ロスを信頼するオナーは彼への協力を続けることにした。彼女は書籍にリネンが使用されていることを手掛かりにして倒産した製本所を割り出した。ロスはオナーを残し自分ひとりで捜査に出たがオナーは彼のあとをつけていった。

製本所はフードの制作場所であった。それを行っているのはサディアス・カッターだった。彼のデスクにはロスの写真があった。カッターはロスの秘密を知っていた。オナーの姿を見つけたカッターは彼女にロスの心を読んでみろと勧めた。オナーは初めて彼の心を読もうとしたが出てくるのは少年時代に父親と釣りをした場面ばかりでその先が読めなかった。ロスは心をブロックできるのだった。

オナーは裏切られたと思い、仲間を呼び寄せた。ティープたちは製本所に殺到してサディアス・カッターに精神攻撃を仕掛けた。カッターの精神は幼児にまで逆行して崩壊した。オナーはロスを逃げられないように閉じ込めた。ティープたちは製本所に火を点けた。オナーが鍵を開けなければロスは焼き殺されてしまう。ロスは心を開いてオナーに読ませた。

オナーが聞いたのは手酷い裏切りの言葉だった。ロスはティープを化け物だと思っていた。しかし言葉の上では彼は焼き死ぬ寸前までオナーに耳障りの言いウソを言い続け、オナーもそれを聞き続けた。


短編「フード・メイカー」の映像化。ディックとは思えないほど綺麗な映像にしてあった。

ディックは理由は分からないが男が女を手酷く裏切り、最後に復讐される話が多い。特にこのシリーズの映像化はそういうものを選んであるようだ。彼自身は何度も結婚と離婚を繰り返している(5回)からモテないわけじゃなさそうだ。結婚しても結婚してもみんな家を出ていくからそのことを書いたのかも。いや、知らんけど。本人に訊いてくれ(故人)。

第5話「フードメーカー」も信頼が崩壊する話で、その崩壊過程が面白い作品だ。姿の見えない謎の男が最後に全部ばらして台無しにしてしまうところもディックっぽい。ディックとしては真実と虚実の境界線が面白いのだと思う。彼の麻薬依存なども、麻薬で気持ち良くなることより、クスリが虚実を作り出し、真実との境界線を作り出すところに興味があったのだろう。その境界線が大きく振れてどっちつかずになる感じが彼が求めていたものではないだろうか。

その面白さが、シリアスなものでコミカルなものでどちらでもよくて、シリアスとコミカルの境界があいまいになったものならもっと好んでいたはずだ。

文学者として非常に優れた人物だと思う。人間性は最悪といっていいが。



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「ダーリン・イン・ザ・フランキス」第17話 感想(デブ、見苦しい) [アニメ/特撮]

ようやくココロの話になった。母性が喪失した世界に再誕した母性という役どころだ。

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彼女は産婦人科医院跡地で母子手帳のようなものを拾い、それを読むことで生殖と出産に興味を持つに至った。その感情も高くなっている。

ところがそれは人口調節の必要性の中で禁止された「思春期」という感情で忌むべきものと位置づけられている。「思春期」が来ると何らかの教育を受けて感情を抑制させられる。9'sはそれらの監視役。

「パパ」と呼ばれる指令するだけの存在は父性ではなく、統治者くらいの意味のよう。対して「ママ」は完全にいなくなっている。母性が喪失した世界ということだ。ココロへの風当たりの強さや、ナナに対する冷たい扱いを見ていると、女性性が忌むべきものになったせいだと分かる。子供が欲しいという欲情が性行為に及ぶことを徹底管理で潰している。

大体予想通りの展開で、「思春期」にちゃんと男女が出会って交わり子をなす世界の肯定が最終的な到達点だろう。そこはもうわかっているのだが、叫竜の役割をまだハッキリと理解していない。

今回、叫竜の姫というのが登場して、降伏勧告に来た人間に偽装している者たちをあっさり殺してしまったが、叫竜の役どころがどうにも判然としない。もうちょっとすればわかることだから別に構わないけども、なんか予想できないと悔しい。

「叫竜」と聞いて、最初にイメージするのは赤ん坊。赤ちゃんなら叫ぶ竜の叫竜で腑に落ちる。でもその叫竜の血を引いているゼロツーが生殖機能がなく、また単独でフランクスに乗れる意味となると寝ぼけ頭ではこれ以上想像できない。

もっと下世話に、上流家庭の少子化をよそ目に子供を作りまくっている底辺家庭を叫竜とすると、底辺家庭なんてただのクレーマーだから叫竜っちゃ叫竜だ。でもそれだとなんで生殖機能がないんだって話になる。かつて管理社会に対抗してしまい遺伝的に去勢され、それでとにかく反抗的で暴れることしかできず檻に閉じ込められた存在とか。

まさかとは思うが、叫竜は実は社会的抹殺された「ママ」かもしれない。人工的に出産が可能となって不必要となった女性性もしくは母性が社会的に悪とされ、抹殺され喪失してしまった。管理者である「パパ」はフェミニズムの理想にも叶う両性が平等な社会を作り上げたが、それは「ママ」を人工物(人口卵子など)で補うことで達成され、不必要となった「ママ」は捨てられ単独生殖が可能となり、鬼の姿になって「パパ」が作った管理社会に戦いを挑んでいる。

とか?

「ママ」の血を引くと角が生えてきて鬼になる。鬼になれば単独生殖が可能で男性性が司る世界と戦う運命を受け入れなきゃいけない。

とか?

母性の喪失がテーマなのは確認されたが、それをどのような形で描いているのかは、叫竜の意味を理解するまで全貌は把握できない。

もうそろそろ出てくると思うけどねぇ。



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