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「スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン」(2012年作品)感想 [映画]

ポール・バーホーベン監督による「スターシップ・トゥルーパーズ」シリーズ第4段。

原作はロバート・A・ハインラインの「宇宙の戦士」。本作ではポール・バーホーベンは総指揮、監督は日本の荒牧伸志がやっている。スタッフもほぼ日本人である。荒牧伸志は代表作に「キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-」がある。日本より世界で戦っているイメージかな。

ポール・バーホーベン監督のファンにはおそらく物足りないと思われる。全体的に演出が弱くて筋を追うだけになってしまっているのが残念。なんというか・・・、いかにもアメリカの役者がしそうな演技をCGでやっており、淡々と物語だけが過ぎていく。荒牧伸志監督は、映像などは良いのだが、演出力に乏しくて監督としての個性がない。映像系の人なのだろう。

まさに演出家であったポール・バーホーベンのあとを任されるには荷が重い感じ。




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「万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-」(2014年作品)感想 [映画]

「この女優、こないだの女座頭市じゃん」

「綾瀬はるか?」

「誰それ?」

綾瀬はるかを知らないと言ったら呆れられたので、綾瀬はるか主演作を選んだ。

なんというか・・・、2時間ドラマだと思えばそんなに悪くはないが、映画でこれを見せられたら「金返せ」と文句を付けたくなるくらいの作品。鑑定士が探偵役で、出版社勤務の男が助手になって謎を解いていくスタイル。この助手の演技に文句を垂れると「松坂桃李?」「誰それ?」との会話を繰り返す羽目になった。アニメーターの名前を知っていてなぜ有名俳優の名を知らないのかと。

興味ないもん。

気になったのは、劇には関係ないけど出版社内部の様子。いつの時代の出版社なんだよって。角川っていまだにあんな感じなん? 遅れてるなー。

2時間ドラマ大好きな日本人にジャストフィットな感じのミステリで、個人的には悪くなかった。映画を観るときにハリウッドの大作で感動した水準で評価すると日本映画は総じてダメになるが、そこでスイッチを切り替えて日本映画基準にしてみればそんなには悪くない。

おそらくイマイチな感じがあるのは、推理が取って付けたようなトリックをすぐに見抜いてしまう作りになってるせいだと思う。あとはキャラが浅くてちゃっちい。流泉寺とかいう温泉みたいな名前の学芸員が出てきてからは「そりゃないだろ?」の連続だった。

でも2時間ドラマと思えば悪くはない。

綾瀬はるかはなんとなく顔を覚えた。

松坂桃李はちょっと印象が薄い。




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「センター・オブ・ジ・アース」(2008年作品)感想 [映画]

ちゃんとした子供向け映画を観たいとのリクエストがあったのでこれを選択。オレは2回目。嫁は初めてらしい。

フランスのSF作家ジュール・ヴェルヌの「地底旅行」を下敷きにした子供向け冒険映画で、兄を亡くした弟と兄の息子がアイスランドに設置した地震計の数値を頼りに兄が辿った道を探しあて、地底世界へと入っていく話。火山への道案内を頼んだ女性がヒロイン役になっている。

この映画はジュール・ヴェルヌの「地底旅行」を読んでいると数倍楽しくなる作品だ。読んでないとなぜ地底にもう一つの世界が存在して、恐竜などが生きているのかちょっとわかりづらいかもしれない。アメリカの白人中流家庭くらいだとジュール・ヴェルヌくらいは日本でいうところの小中学生で読まされる。おそらくいまもそんなに変わっていないはず。

これは地球の中心に太陽があって、地殻の反対側にもう一つの世界や生態系があるという古い説、もしくは認識を題材にしており、地球の中心は熱いか冷たいかというかつて行われた議論について「冷たい」説の側に立った小説だ。地球内部に空洞があると信じていた人たちは、地球の内部は冷たいと信じていたのだ。

だからといってジュール・ヴェルヌがそれを本当に信じていたということではなく、むしろ科学的にはあり得ないとされるものをフィクションで再現し冒険を紡いだところに価値がある。ジュール・ヴェルヌは非常に頭の柔らかい発想をする作家だった。

本作は原作ほど地下世界を魅力的には描けていない。しかし、限られた時間で地下への冒険や叔父と甥の絆を描いた児童映画としては最高の価値を持っている。

映像がちょっと古くなっているのが残念だが、子供にジュール・ヴェルヌを読ませようかなと考えている親御さんなどは入門としてこの映画を与えてみるのもいいと思う。小さな子は食いつく内容じゃないかな。

ジュール・ヴェルヌは創元SF文庫でたくさん出版されている。

ラノベを読み始めてせんずり以外何もできない人間になる前にちゃんとした小説を与えた方がいいよね。

この映画もすごく楽しくてお勧め。あ、でも児童映画だから大人にはちょっと退屈かも。



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「Kick-Ass キック・アス」(2010年作品)感想 [映画]

アメコミのヒーローに憧れる普通の高校生がヒーローごっこをしていたらある家族の復讐物語に巻き込まれてしまう話。

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アメリカンコミックスに登場するスーパーヒーローのように強くはないが、正義のために戦うことは出来ると安易に考えた高校生デイヴ・リズースキーは、ネット通販で買ったヒーロースーツに身を包んで街のチンピラと戦った。

結果ナイフで刺されて死にかけることになり、そのときの手術によって末端神経が少々麻痺して痛みに強い身体になった。そこでやめておけばいいものをさらにヒーローごっこを続けていると、彼が戦っている姿がネットにアップされてしまって瞬く間にヒーローとして有名になってしまった。

そんな活動の中で、気になっていた女の子と口を利く機会が出来てすったもんだの挙句彼はその子と付き合うことになった。だがひょんなことで知り合った本物の武器を使って麻薬組織と戦う父娘と知り合ったことがきっかけとなり、父娘と麻薬組織との抗争に巻き込まれてしまった。

みたいな流れで、非現実的なアメコミの世界を現実的に成り立たせる工夫と、あり得ないシチュエーションがごっちゃ混ぜになって独特の世界観を作り出している。

映画としては素晴らしい出来栄えで、キック・アスと知り合ったヒット・ガールという名の紫色のかつらをかぶった女の子は可愛いし、ガンアクションやナイフアクションなどよく考えられている。

ヒット・ガールちゃんは11歳くらいの女の子で身体は小さいものの、麻薬組織に嵌め込まれ無実の罪で刑務所暮らしを余儀なくされた父ビッグ・ダディに仕込まれた戦闘術でバッタバッタと大男を薙ぎ倒していく姿は実に痛快。逆にキック・アスは可愛い女の子をゲットするだけであまり活躍はしない。

フィクションとして本当に面白い作品だ。

一方で、この小さな白人の少女が親に仕込まれた戦闘術で悪の大男を薙ぎ倒していくというフィクションを絶対に真に受けて自分の娘に銃を持たせる親がいるのがアメリカという国だ。嫁とふたりでこの映画を楽しみながら最後は「この映画を観て子供に拳銃を持たせたから学校での銃乱射事件が起こってるんじゃないの?」って話には必ずなるよな。

フィクションとして面白いのは分かるし表現の自由も分かるが、日本ならまだしも、アメリカでこれをやるとやはり問題じゃないんですかねぇ。

2010年はオバマ政権のころのはずで、銃規制なども話題になっていたのかいないのか知らないが、年間何万人も銃で犠牲になってるのに呑気なもんだよな。

まぁ日本人的にはアメリカ人が何人死のうが知ったこっちゃなく、こうした尊い犠牲の上に面白いアクション映画が出来ているのならどんどん死んでくれて構わないんだけど。

と書くと、冷たすぎるかな。

この映画、絶対に真似して子供に銃を持たせたり、格闘術を仕込んでMMAルールでボコり合いさせてる親はいるはずだ。

白人ってバカだなぁ。



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「宇宙よりも遠い場所」10話切り [アニメ/特撮]

この内容なら南極が熱海でもたいして変わらんな。

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美術もなんか普通だった。



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