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「長靴をはいた猫」(1969年公開)視聴 [アニメ/特撮]

東映動画の代表的作品。大塚康生と宮崎駿が原画で参加。いや、宮崎駿がただのペーペーに思えるほどの素晴らしいメンバーが原画をやっている。

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その原画マンの面々。

大塚康生、奥山玲子、菊池貞雄、小田部羊一、大田朱美、宮崎駿、大工原章

泣く子も黙る奇跡のメンバーなんだよなぁ。大田朱美さんは宮崎駿の奥様。旦那より絵は上手い。いや、真面目な話。

小田部羊一氏と奥山玲子さんが夫妻。奥山さんは何かのイベントでお会いしたことがある。

・・・、完全に駿がペーペー。信じられん。他の人が上手すぎる。宮崎駿のキャラの絵とか動きとかキャラクターデザインとかはこのメンバーの中では凡庸な部類に入る。この中で駿が際立っていたのはやはり場面設定やレイアウト能力。あれだけは誰も真似できない。このアニメも、様々な場面が心に焼き付いている。

初見は幼稚園児のころ、園児仲間と映画館じゃないところで観た記憶がある。それがどこなのかいまとなってはさっぱり。可愛い女の子の隣に座らされて緊張しながら観ていた。

とにかく児童向けのアニメーションとして素晴らしく、なんでこういう作品がなくなっちゃったかなぁと嘆かわしくなる。50年近く前の作品なのに、まったく色褪せることない。児童を親からカネを引き出すための道具としてしか見ていない現状が恥ずかしくなるね。

このアニメには、のちの宮崎作品のエッセンスのようなものが詰まっている。「未来少年コナン」であったり「名探偵ホームズ」であったり「ルパン三世 カリオストロの城」であったり。東映動画と散々揉めて独立したパヤオであるが、上記のメンバーと児童向けの作品を制作できたことはかけがえのない財産であっただろう。

こんな凄いメンバーが勢揃いして子供たちのために知恵を絞って作ったアニメが退屈であるはずがない。

いまもって名作と語られる作品であるだけのことはある。

まさかこれを観てない人はいないと思う。

いやぁ、眼福眼福。





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「魔犬ライナー0011変身せよ!」(1972年公開)視聴 [アニメ/特撮]

これは酷い。もう1972年にはロクな人材が揃っていなかったのだろう。

おそらく「知ってる自慢」くらいにしか使えないクソアニメだが、配信のご時世となり、それも使えなくなってしまった。

テレビアニメの悪影響で東映の児童文学路線が完全に死に絶えている。

高畑勲、宮崎駿などは1971年に東映を退社しており、「パンダコパンダ」を作っていたころかな。

とにかく酷い。観るんじゃなかった。




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「海底3万マイル」(1970年公開)視聴 [アニメ/特撮]

せっかくアマゾンプライム会員になったのだから観ないともったいないと考えてしまうあたりとんだ貧乏性である。

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初見のつもりで視聴していたのだが、子供のころにアニメばっかり見ていたオレが観てないはずがなく、冒頭部分以外はほとんど記憶していた。火焔竜の意外にヌルヌルした動きがちょっと面白い。

海底国と地底国に分かれて棲んでいる種族同士が、人間のあずかり知らぬところで争い、火焔竜のロボット化に成功して再び地上の世界を征服しようとしていた地底国が、主人公のイサム少年の勇気によって滅ぼされるお話。

全体にアニメのレベルは低く、「サイボーグ009」シリーズほど紙芝居ではないものの、海底生物の動きくらいしか見どころがない。しかしよく思い起こしてみると、貝をモチーフにしたシースルー号や、最後にその貝の部分が開き、夕焼けをバックにしてイサム少年とエンジェル王女が別れるシーンなど、子供心に焼き付いている場面も多々ある。

大人になってみるといろいろ理屈っぽくもなり、作品の質に関してあれこれ言いたくなるが、子供の精神にいったい何がどう作用してどうなるかなど誰にも分らない以上、低クオリティーでもやはり作品が作られる状況が好ましい。ヨーロッパのように大人が子供の世界にでしゃばりすぎるのも問題があると思う。

本作も石森章太郎原作。このころのアニメや特撮のほとんどは石森章太郎か永井豪だ。一方で手塚治虫は若干低迷期であった(低迷していてもかなりの作品を世に送り出している)。

東映まんがまつりとか、東宝チャンピオンまつりとか、思えば贅沢な時代に育ったものだ。

バブル世代だと名乗るとバブル時代を羨ましがられるが、あんなもの就職したてのこちらには関係なく、残業残業でそれこそテレビを観る時間などなかったし、家では寝るか女とセックスするかどちらかしかなかった。平日は食うセックス寝る。週末はスーパータイガージム、そんな生活で慌ただしいだけだった。バブル時代に投資で儲けていたのは当時40代の団塊の世代だからな。

あんな時代より、幼少期の方がずっと贅沢だった。母ちゃんは家にいたし、テレビは楽しかったし、お出かけすればおもちゃを買ってもらえたし、外に出れば友達がいっぱいいて陽が沈むまで遊べたし、長期休暇には子供用の映画がたくさん観られた。いまの子も「クレヨンしんちゃん」とか「名探偵コナン」とか「ドラえもん」「ポケットモンスター」があるのだから、日本の子供はやはり恵まれているよ。貧乏が苦しい奴は親を怨め。

少年主人公の冒険アニメ映画って最近はあまりないけど、ゴジラも復活しつつあるし、東映も子供向けに冒険アニメを作ってくれたらいいのに。

「ポッピンQ」みたいな、ハゲのおやじ向けのアニメなんかに金を使うなよと。




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「太陽の王子 ホルスの大冒険」(1968年公開)視聴 [アニメ/特撮]

「太陽の王子 ホルスの大冒険」はガチの名作。鑑賞後の感慨がハンパない。

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演出となっているが実質の監督は高畑勲。宮崎駿は場面設定と原画に名前を連ねている。だが宮崎駿は企画の段階からニコニコ笑いながら参加していたそうだ。制作開始は1965年ごろで、すでに宮崎駿は頭角を現していたという。

大塚康生の「作画汗まみれ」に詳しいが、この作品には宮崎のアイデアが随所に詰まっており、ブタの鞴(ふいご)などは多くの子供の記憶にあり、「月間アニメージュ」が創刊されアニメファン同士の交流が始まるとすぐに口の端に登るようになった。あれは誰が描いたの? あの場面は誰が作ったの? といった情報交換から次第に宮崎駿の名前が浮かんできて、インタビュー掲載に繋がったはずだ。

作り手受け手双方にとって重要な作品だった「太陽の王子 ホルスの大冒険」も、公開当時は不人気で、かなりの赤字を出した。東映はすでにテレビアニメ的な低予算のキャラアニメで儲けたいと考えており、B班を作って石森章太郎原作作品を次々にアニメ化していた。

一方、東映アニメの本流であったA班は予算削減で思うような作品が作れない状況に陥っており、これに業を煮やした高畑勲、宮崎駿らがすでにトップアニメーターだった大塚康生を巻き込んで「白蛇伝」のようなものを作ろうとして経営陣と激しく対立した。質アニメとキャラアニメの対立は1965年当時にはすでに始まっていたのだ。

経営陣はキャラアニメの方が楽に稼げるのでそちらにシフトしていきたいと考える。現在はこれが製作委員会や出版社、企画会社が担っており、目的は利益の最大化なので、当時の経営者と考えは同じだ。カネを出す側は作品のクオリティーや完成度などはどうでもよく、少ない資金でたくさん稼げればそれでいい。カネを出す側が費用対効果を考えるのは当然だとしても、観る側がそれに乗っかってるのは本当におかしい。より良いものが観たい、それが売れるに越したことはないが、売れなかったからといって観る側には関係ないだろうと思うのだが。

アイヌの風俗などを盛り込んだ素晴らしい脚本を宮崎駿らの多くのアイデアで舞台設定し、そこに超絶作画を乗せていこうという現場サイドの目論見は、結局は予算の都合ですべて実現することはなかった。前半の大カマスとの戦いの作画は大塚康生氏らしいが、ヒルダによるオオカミの襲来、ネズミの襲来の場面は止め絵になっている。現場は必死に資金を出させようと頑張ったものの、当時の東映の限界をはるかに超えてしまったのだ。

資金難で思ったほどは作ることができなかった本作だが、キャラアニメへの抵抗は作品の質の面で充分に成し遂げられた。もし経営陣の説得に高畑らが屈して、低予算のキャラアニメで妥協していたなら、のちにアニメファンが宮崎駿に気づくことはなかったし、彼も東映動画を辞めたかどうかわからない。決して妥協せず「太陽の王子 ホルスの大冒険」を作り上げた自信が、のちにスタジオジブリ結成に繋がっている。

本作は悪魔の使いである銀色狼に追われたホルスが、岩男のモーグと出会い、彼の右肩に刺さった「太陽の剣」を抜くところから始まる。モーグの頭の部分は森になっており、彼が頭を掻くと森のカラスが一斉に飛び立つところなど、劇場やテレビでこの作品に接した人なら必ず覚えている。そんな名シーンがたくさんある作品だ。

テレビで何度も再放送のかかった作品で、記憶している人も多いが、同時に放送時にカットされた場面を知らない人も多くいるらしい。劇場やレンタルなどで完全版を見た記憶のない人は、アマプラに置いてあるので是非ご覧になってみたらいかがだろう。

力強さを持った素直な少年の一途な想いが、死の恐怖に取りつかれ悪魔の手先となった少女の心を救済するまっすぐな作風が本当に気持ち良い。

久しぶりに観たけど、やっぱり傑作でした。



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「空飛ぶゆうれい船」(1969年公開)視聴 [アニメ/特撮]

宮崎駿が原画マンとして参加しているのはともかく、こういう冒険ものがいまの時代に作られなくなったのはなぜなんだろう?

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1969年公開という古い作品ながら、少年を主人公にした冒険アニメとして、いまでも十分見ごたえのある作品だ。

1時間という尺でダレるところがまったくなく、自動車事故との遭遇、救助、幽霊船長との出会い、ゴーレムによる街の襲撃と破壊、育ての親の死、黒潮会長による救済、地下秘密基地への侵入、黒潮会長の正体の発覚、テレビ出演での告発、命を狙われ幽霊船長による救出、ボアジュースによる発作、幽霊船の破壊、敵基地への特攻と畳みかけてくる。

子供のころはとにかくよく再放送されていて、夏休みのたびにテレビで観ていた記憶がある。ボアジュースのCMの完成度の高さは驚くほどだ。炭酸飲料を飲んで身体が解けてしまう場面は子供には鮮烈だった。

石森章太郎原作だが、全体に東映色が強く、ボロボロの幽霊船の絵といい、水中の美術といい、巨大蟹が街を襲うシーンといい、最後にボアの正体が巨大な貝であるところといい、石森章太郎のヘタクソな絵ではこの映像は成り立っていない。

子供心を刺激するシーンが多くあって、オレの冒険アニメ好きの原点はこの作品かもしれないと思うくらいだ。少年主人公の、ワクワクするスリリングな冒険アニメ、いま熱烈に待ち望んでいるのはこういうものだ。宮崎駿でいえば「天空の城ラピュタ」だろうか。

古いがとても面白い作品であり、アマゾンプライムで無料で視聴できるから、ぜひ若い子にも見ておいてもらいたい。

なんでこういう作品が作られないかなぁ。

いやもう懐かしくて嬉しかったよ。



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「Infini-T Force(インフィニティーフォース)」第3話 感想(テッカマンうおお) [アニメ/特撮]

戦闘シーンのカッコ良さは他の追随を許さない出来。とにかくカッコいい。

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CGのレベルが高いとかそういうことではなく、この方向性の映像がヒーロー作品ととてもマッチしている。ここからCGのレベルをさらに上げてより実写に近づけていくことはおそらく望まれておらず、エフェクトを駆使してより派手な演出を追求した方が良さそうだ。

手描きの2Dアニメの工数低減に有効なセルルックCGとは違う方向で、こうしたアニメが作られるようになったのは大きい。問題になるのは背景だろう。3DCGの人物にマッチした背景を作るのは容易だし動かすのもたやすいが、様々なシチュエーションに応じて異なる背景を用意するとなると、たった1シーンのために手間暇かけて背景を用意することはできない。勢い同じ空間で演技させることが増え、それが脚本などの縛りになってしまう。

このことからも作品ごとにCGをレベルアップさせることは好ましくない。同一シリーズをより多く作成し、背景のストックを増やして、数年のシリーズで1話当たりの単価を下げることを考えなければいけない。CGはバンクシステムを使わなくて済むが、背景のコスト低減のためにはバンクが必要だ。

ヒーローが登場する作品は、戦闘シーンのあざといまでのカッコ良さの追求が大切で、そこに心に残るエピソードが加わるだけでいい。こんなこと言っちゃぁなんだが、女の子はあくまで彩りのためにいるだけでいい。そもそもヒーロー作品は男の子のナイト願望を刺激し満たすことによって成り立っているので、ナイトが守りたいと願う理想の少女(架空)がいればいいのだ。

自我の強い女の子はタツノコプロに多く登場するけども、それは女性の活躍が限られていたころに、ヒーローとともに進める芯の強い女の子が設定されていただけである。いまは60年代70年代と状況が違い、自我の強い女の子はナイトが守るべき存在ではないし、ヒーローとともにある強い女の子が何を守ろうとして強くあるのか設定できない。ほとんどの場合、欲求の追及のための強さの獲得になっており、それはヒーロー=ナイトの自己犠牲の精神とは相性が悪いのだ。

現代において男の子のナイト願望を満たす理想の女の子がどんなものなのか、そこまでこの作品は考えられていない。世界マーケットを意識すると界堂笑のような女の子が造形されるかもしれないが、ナイトとプリンセスという物語原型から遠ざかるとどちらの存在意義も薄れ、作品は王道から外れていってしまう。

こんなことを書くのも、このアニメが好きだからで、ぜひともこの方向性で作品を作り続けていってほしいのだ。タツノコプロも生き残りのために様々なことをやっているが、タツノコプロはヒーローがよく似合う。タツノコ版アベンジャーズの方向性でもいいし、その中から新しいヒーローを生み出してもいい。とにかく期待している。

どうにかならんのかとイライラするのが、アニソンだ。

ナヨナヨしすぎだろうと。全然ヒーローっぽくない。男の子のナイト願望をくすぐらない。なんか最近の楽曲っぽいだけで、おしゃれといえばおしゃれかもしれないが、なんでガッチャマンやテッカマンにおしゃれが必要なんだと。

まぁ、男の子向けのアニソンは80年代からすでに迷走してはいたけども、富野由悠季や谷口吾郎はそんななかでも自分なりの答えを出しているのだし、もうちょっと何とかなりませんかねぇ。

あとは人間形態のキャラデザ。

正直、キモいです。




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「クジラの子らは砂上に歌う」第2話 感想 [アニメ/特撮]

美術がいいなぁ。線がいい感じだ。漫画版の「風の谷のナウシカ」みたい。

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美術監督は水谷利春氏。「ユーリ!!! on ICE」の美監もやってた人ですね。

リコスが乗っていた泥の船には、人間の感情を奪うヌースというものがある。なぜそんなものがあるのかはまだわからない。ヌースに感情を奪われて、そこにいる人々は兵士として戦い続けるらしい。戦いには目的があるので、誰かが自分の目的のために多くの人間の感情を奪い、操ってるはずだ。

ヌースが生物なのか記録媒体なのかはまだわからない。記録媒体の方が面白そうだが。

全体の設定が見えてこないので、どこかに陸地があるのかどうかわからないが、農業が行われているのだから、農地を奪う戦争は絶えないはずだ。戦わせ続け、無人の島を作り出し、最後にそれを回収して農地専用の船として船団を形成すれば、いくらでも裕福になれる。リコスの船を奪わなかった長老会は無能すぎる。

自分たちの秘密や外部の世界のことを知っているなら、ちゃんと武装して、石高を上げ、人口を増やし、戦いに備えておかないと。

かなり良い。来週も楽しみだ。




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2017年秋アニメ第1話ランキング [アニメ/特撮]

やっと秋アニメの第1話がすべて放送されたので、いつものランキングをつけておく。第1印象がどんな感じだったか記録しておくためのものなので悪しからず。

ルールは秋に始まったアニメ・特撮の第1話のみを対象とする。夏からの継続ものは含まない。0話切りと30分見ていないものは除外。1話切りしたものも30分観たものは含む。分割2期作品は含める。ラノベっぽいのは全部0話切りしてる。


第1位 「宝石の国」制作:オレンジ

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印象深い設定、印象深い展開、印象深い映像。突き抜けたインパクトはないが、すべてが独特で、他に似た作品がない。鉱物の特徴が登場人物の性格に反映され、その感性が心に引っ掛かって重く印象に残る。非常に独特な作品。オレンジのCGも作品にとても合っている。

第2位 「クジラの子らは砂上に歌う」制作:J.C.STAFF

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こちらは砂の惑星を舞台にした冒険ファンタジー。日本のアニメっぽい表現が多いが、最近珍しく真面目に作ってある。でも J.C.STAFFなのでいつか萌え萌えしい展開になりそう。このまま少年と少女の冒険譚になったら最終的に1位になってもおかしくはない。

第3位 「魔法使いの嫁」制作:WIT STUDIO

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親に捨てられ自暴自棄になった少女が、自分を競売にかけ、とあるイギリスの魔法使いに買われるというお話。彼女には他の人に見えない世界が見えるという能力がある。自分にとって厄介なだけだったその能力を、魔法使いは買い取った。それが何に利用されるのかはまだわからない。丁寧な作品。

第4位 「3月のライオン 第2シリーズ」制作:シャフト

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ただいま追い風が吹いている将棋界。このタイミングで「3月のライオン 第2シリーズ」が始まったのは喜ばしい。第1話は桐山零の高校生活に変化が訪れたところから始まった。とても安定して、将棋の解説もわかりやすくなっていた。

第5位 「いぬやしき」制作:MAPPA

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じいちゃんの声優さんがじいさんとは思えない高い声を出していて不思議だったんだけど、俳優さんがやってたんだね。声優さんではやらない演技だったので驚いた。映像のレベルが高くてその点では安心。音楽も良い。「神劇のバハムート」のスタッフが作ってます。

第6位 「キノの旅 -the Beautiful World- 」制作:Lerche

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キャラデザや声優の変更などは許容範囲だったんだけど、演出が最近のラノベアニメっぽいやり方で、うんざりしている。あまり雰囲気を壊すようなことはやめていただきたいものだ。1期の落ち着きがなくなっている。1期より悪くなるのならリメイクの意味がなくなるよね。

第7位 「結城友奈は勇者である 第2期」制作:Studio五組

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映像もいいし、内容もいい。でもこれ、ゲームで儲ける系のアニメなので、物語の完成度を初めから求めていないし、ヘタに完結させるつもりもない。「ストライクウィッチーズ」がそうであるように、この作品もまたお金のための物語なのだ。1期はそうと知らず、真面目に観てしまった。失敗だったよ。

第8位 「Infini-T Force(インフィニティーフォース)」制作:タツノコプロ

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みんな大好きタツノコヒーローがキモいホストになって現代に蘇る! みたいな眼をそむけたくなるようなキャラデザで大減点。さらにヒロインがバックブローで頭蓋骨を叩き割りたいほどのクソガキでゲンナリ。ドラマシーンは飛ばしながら観てる。

第9位 「つうかあ」制作:SILVER LINK.

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まさかのニーラーレース題材でピックアップしていなかったのに視聴を決めた。でもこれ個人的にモータースポーツが好きなだけで、アニメとして良くできてるわけじゃない。脚本はかなり酷い。音響が良くて、バイクの轟音が好きな人には楽しいアニメなのだ。轟音&尻が売り。

第10位 「少女終末旅行」制作:WHITE FOX

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悪くはないんだけど、金髪の女がリアルにウザくて、あの女が何かやるたびに切りたくなる。終末のイメージも凡庸。21世紀の侵略者は移民だよ。弱者を装う者が偽善者の手引きで侵略してくる。銃で殺し合いしていたことがバカらしくなるような形で、新たな侵略は始まっているのだ。

第11位 「血界戦線 & BEYOND 」制作:ボンズ

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1期のセンス溢れる編集は影を潜め、ごく平凡な漫画を、ごく平凡にアニメ化した作品になってしまっていた。特に続きも気にならないので1話切りした。1期の監督をやった松本理恵は消息不明。完全に干されてしまったようだ。もったいない。才能あったのに。

第12位 「URAHARA」制作:白組×EMTスクエアード

第1話はレイアウトとかが面白くて、ちょっと「おッ?」ってなったんだけど、2話以降はごく普通の女の子が何かやるアニメになっていたので、2話で切った。2話が面白かったら画像を用意しようと思っていたが、手間が省けてよかった。

第13位 「牙狼 VANISING LINE」制作:MAPPA

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男らしい主人公で継続するつもりでいたのに、2話で口元を隠した、袖の長い服を着ている男が登場して、恥ずかしくなって2話切りした。アニメのこういうところが嫌だ。

第14位 「十二大戦」制作:グラフィニカ

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映像はとても良かった。特にアクションの場面。上手いなぁと感心したが、結局物語に一切興味を覚えなかったので2話切りした。お金をかけて映像化するような内容なのかね。

第15位 「Just Because!」制作:PINE JAM

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特に観るべき点がなく、苦痛だったので1話切りした。

第16位 「王様ゲーム The Animation」制作:セブン

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まるっきりどうでもいい内容だったので1話切りした。

第17位 「アニメガタリズ」制作:ワオワールド

5分アニメなら観てたかもしれない。「バーナード嬢曰く。」みたいなものならワンチャンあった。アニメを語るなら、だれが語るのかハッキリさせないと面白くない。

第18位 「Dies irae」制作:ACGT

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内容自体が恥ずかしくて1話切りした。0話があったので、実質2話観たことになる。



という結果でした。これに加えて夏からの継続ものを3作品視聴している。いま13作品かな。



以下、15分以内に切った作品。

「干物妹!うまるちゃんR」「UQ HOLDER!~魔法先生ネギま!2」「おそ松さん 第2期」「TSUKIPRO THE ANIMATION」「Code:Realize ~創世の姫君~」「ROBOMASTERS THE ANIMATED SERIES」

この中で一番長く視聴したのは「干物妹!うまるちゃんR」。不作の期だったら最後まで観てもいいかなぁというくらいには面白かった。最後まで観ていれば14位くらいかな。1期も途中で切ったけど、観るものが多すぎて投げたはず。幼児退行すると縮まっていく感じはなんとなくわかる気がする。

あとどれか忘れたけど、中国アニメがやっていて、取り上げている題材が日本のアニメよりよさげに思った。もう東京の脚本家のレベルでは対抗できないほどしっかりと映像化したいものを持っている。彼らはまるで日本の80年代だね。

日本の偽善に満ちた言論状況では、軽く抜かれていきそうな感じだった。先進国を衰退させるのはいつも自縛だ。東京という心が死んだ街からはもう何も生まれてこないのかもしれないね。突破力が全然ない。

「楽しいこと」すら素直に表現できないでしょ? 「世の中の人は何を楽しいと感じているのだろう?」とキョロキョロしてからじゃないと「楽しい」ことが何なのか発言できない。発信したいことを持ってないのに大学だけ出て物事を発信する職場に就職したから何か発信しなきゃと焦ってる。でもキョロキョロしてる姿を観察されてしまってるので、「楽しいことすら持ってないのだな」と侮られる。

でもカネの流れだけは彼らが抑えている。命令する立場も手に入れている。だから指示を出すのは彼らだが、伝わってくるのは彼らの自信のなさだけだ。マーケティングなんてものは、最後には慢心と疑心暗鬼だけを人の心に残して機能しなくなるのだ。

本当にくだらないなと感じる。

東京の景色にはすっかり飽きたし、そろそろ地方から表現物を発信していってもいいと思う。恋愛ものの作品でも、地方に住んでる子供の心の裡や地方の風景から何かを創造していった方がよほど素直な作品が作れそうな気がする。精神的なインディーズ化が必要なのだろう。

偽善に打ち勝つのは素直さだけだ。素直さを失うと、真善美すべてが偽物となって、言葉が偽物の価値観を維持するために使われるようになる。

そうなったら東京の二の舞だ。

ああなってはいけない。



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「魔法使いの嫁」第2話 感想(ドラゴンまで出るのか) [アニメ/特撮]

魔法という存在がゆっくりと眠るように消え去りつつある世界。そこから弾き出された少女が消えゆく存在に身を預けられ、その少女の視点から魔法が語られる。そんな感じ?

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1話を視聴して、心折れた少女が魔法使いの下で精神を立て直す話かと思ったら、ちょっと違う雰囲気だったな。それもあるんだろうけど、思っていたより魔法が属する世界が広かった。ドラゴンまで出るのかぁって。

手探りで視聴しているところですけど、エインズワースが最終的に何をしたいのかよくわからない。弟子にしたい、嫁にしたいってことらしいけど、何か自分の大きな目的を引き継がせたいようにも見える。チセという子は、エインズワースの下で病んだ精神を立て直し、社会に復帰するというよりは完全に魔法使い側に捕らわれてしまっている。しかも彼女には特別な才能がある。

これは何かを託そうとしているパターンなんだけどなぁ。

とにかく雰囲気が落ち着いていていい。

不快にならない。



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「宝石の国」第2話 感想(作者頭おかしい) [アニメ/特撮]

いや凄い。なるほど原作が有名だというだけあるな。これは面白い。

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1話で菩薩に見えたのはシヴァ神だった。師匠が鉱物なのかまだわからないが、なぜ仏教とかヒンドゥー教がモチーフとして使われているのかさっぱりわからん。月からやってくる連中に地球の宗教が関係あるのだろう。

おそらくこれは何となくイメージだけの設定で、理詰めで組み立てられてはいないと判断して保留してあるが、その月からやってきたヒンドゥー教がカタツムリを落としていくのかとか、もう全然わからん。いまはただイメージの奔流を楽しんでるだけだ。

宝石の特徴で個性付けしてあるところなども、宝石の知識がないので何とも・・・。こっちもただ唖然と見ているだけ。それでもこれだけ楽しませるんだから凄いね。

水銀ちゃんの出番がない代わりに、ダイヤモンドの黒いのが出てきた。黒いダイヤなのかカーボンなのかこれもわからん。楽しみ方が定まらないまま楽しんでるという。

これは面白いね。来週が楽しみになる。これが今季のダークホースだった。

説明なくガンガンイメージをぶつけてくるところがいい。それに、それぞれのキャラクターも本当に個性的で会話も面白い。

オレンジの映像も素晴らしい。これはCGじゃなかったらできなかった映像だよなぁ。



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