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「機甲猟兵メロウリンク」(1988年作品)第7・8話 感想 [アニメ/特撮]

「装甲騎兵ボトムズ」の外伝「機甲猟兵メロウリンク」。機甲猟兵は生身でATを狩る人たちのこと。

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第7話・レイルウェイ

あらすじ

元プランバンドール機甲大隊のガナード少尉が山賊となり列車を襲うとの情報を得たメロウリンクは、当該列車に潜り込んで襲撃を待つことにした。列車はバンディット駅で臨時停車し、何故か軍に接収されてしまった。軍は装甲列車を連結して何者かに備えているようだった。噂通り山賊は出没した。その中にガナード少尉の赤いスコープドッグがあった。ガナード少尉はメロウリンクと格闘の挙句にパイルバンカーを食らう。死に際に彼は本当の敵はオスカー・フォン・ヘルメシオンであることを匂わせて絶命した。ヘルメシオンは連結させた民間車両を切り離して自分だけ逃げてしまった。

感想

オスカー・フォン・ヘルメシオン准将の名を語ったのはルルシー。ヘルメシオンはルルシーにとっても敵らしく、彼女は列車の食堂車でヘルメシオンと会話を交わしている。ここから最終話までオスカー・フォン・ヘルメシオンを巡る物語になるみたいだ。


第8話・ゴーストタウン

あらすじ

装甲列車だけ逃げ延びたあと残された民間車両は牽引列車の到着を待ってようやく現場を離れた。メロウリンクはルルシーとカップルを装い民間人に紛れて列車で移動していた。ヘルメシオン准将はかつての部下ガルボネール・J・ボイル少佐を使ってメロウリンク殺害と彼の姪であるルルシーの保護を命じた。ボイル少佐は第18メルキア方面軍第2師団特殊機甲部隊隊長の任にあり、そのような命令を受けるいわれはなかったがいまだヘルメシオン准将の傘下であったために断り切れず、ケラマで列車を止めて臨検を行った。ふたりはその場を逃げ出し、ゴーストタウンとなったケラマの街に逃げ込んだ。ボイル少佐はそこにヘリ輸送でATを投入。ふたりはたちまち地下へ追いやられたがそこにあったATの人工筋肉用の揮発性ガスを利用して敵の発砲を封じた。ボイル少佐に格闘戦を挑んだメロウリンクであったが簡単にあしらわれ、ルルシーを奪われた挙句とどめも刺せないまま敵ヘリの無謀な攻撃によって施設は大爆発を起こし、彼は独り取り残されたままになってしまった。

感想

なぜ少佐の命令を無視してヘリが火器を使ったのかよくわからなかった。しかし全体として緊張感に溢れて素晴らしい出来。正味20分くらいだがあっという間に終わってしまうのが残念。渡辺信一郎演出回はどれも迫力がある。エフェクト作画を誰がやっているのか、タワーの爆発シーンは凄かった。とにかくだね、プラモが欲しくなる。スコープドッグはヤバいよ。こんな格好いい機体はない。



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「銀河英雄伝説外伝・螺旋迷宮」第10話(顕微鏡サイズの反乱)感想 [アニメ/特撮]

惑星エコニア捕虜収容所所長バーナビー・コステアは、公金を横領していた。そしてヤン・ウェンリーを秘密の監察官だと勘違いし、暗殺を企てたのであった。

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ケーフェンフィラー大佐は退路を確保した上で捕虜のような扱いを受け入れていた。またヤンやパトリチェフが賭けていた手錠も細工がしてありすぐに外れる代物であった。反乱者たちはパトリチェフにすごまれ仕方なく武器を放棄して大佐が用意した脱出路の中へ入っていった。

地下通路を抜けてみると壁を隔てた向こう側からコステアの声が聞こえてきた。彼はヤンとケーフェンフィラーの死体を必ず見つけろと声を張り上げていた。そこに乗り込んみコステアに罪を認めさせたうえでヤンは事後処理の責任者となって事態の収拾を図ることになった。


という話。

ヤンが事態を報告した先から派遣されてくるのがムライだ。

とりあえずコステアの犯罪はわかったが、彼の個人的犯行であってアッシュビー謀殺説は上手くリンクしない。ただアッシュビー謀殺説は帝国と同盟の間の壮大な陰謀とされている。

その謎の迫ったのはただひとりケーフェンフィラーだけのようである。


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「銀河英雄伝説外伝・螺旋迷宮」第9話(捕虜と人質)感想 [アニメ/特撮]

惑星エコニア捕虜収容所副所長ジェニングスが夜間警備中に暴動の捕虜になったという知らせによってヤン・ウェンリーは真夜中に叩き起こされる羽目に陥った。

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ヤンとパトリチェフは偵察に行かされることになり、その際に反乱者の仲間割れの隙を突いてふたりを捕らえた。彼らから少将の情報を聞き出したあと管制室へ戻ってみると反乱者から所長と副所長の人質交換の要求があった。所長に人質になる気はさらさらなくその役目はヤンとパトリチェフに押しつけられた。

人質となったふたりの元にケーフェンフィラーがやってきて、裏の事情というものを教えた。それによると所長のバーナビー・コステアは横領を行っているとのことだった。どうやらパトリチェフがその罪を着せられる役割で、ヤンはまた別の理由で殺され英雄になる筋書きだという。

ケーフェンフィラーはジークマイスターとミヒャールゼン両提督がブルース・アッシュビー謀殺説と関係があると断言した。謀殺説の投書は彼が行っていたのだ。


という話。

徐々に核心に迫ってくる。

最後はヤンたちが捕まっている部屋の壁が吹き飛ばされたところで終わっている。どうもバーナビー・コステアが後ろ黒い奴だったようだ。

好漢パトリチェフの民主国家擁護が彼らしくて好ましい。最後の死に方を知ってるだけにちょっと寂しいけども。



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「銀河英雄伝説外伝・螺旋迷宮」第8話(収容所惑星)感想 [アニメ/特撮]

惑星エコニア捕虜収容所に赴任したヤン・ウェンリーを出迎えたのはパトリチェフ大尉だった。

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惑星エコニアは人口10万人。そのうち半分以上が捕虜で、彼らは街で自由にアルバイトなどをして経済を支えていた。

捕虜収容所のバーナビー・コステア大佐は偉ぶらない人物で好感が持てた。彼の部屋にはフレデリック・ジャスパーの肖像が掲げられていた。大佐は第2次ティアマト会戦に参戦した人物であったのだ。

55000人の捕虜に対して同盟軍は3600名。捕虜が団結して決起すればひとたまりもない陣容であった。そこで捕虜の自治組織と上手くやる必要があった。自治組織の長はケーフェン・フィラー大佐といい帝国では男爵家の当主だった人物だ。彼は第2次ティアマト会戦で捕虜になって以来ずっとこの収容所で暮らしていた。すでに高齢であり、故に一目置かれる存在になっていた。何度も帰国のチャンスがありながら何故かこの収容所に居座り続けているという。

ケーフェン・フィラーは何か不足はないかと尋ねるヤンに対し、知的好奇心を満たすためにジークマイスター亡命事件の真相とミヒャールゼン暗殺事件について知りたいと要望した。

ヤンの身の回りの世話を任された男はウォリス・ウォーリックにも仕えていた老人であった。

その夜、副所長が人質になった脱走事件が起こりヤンは叩き起こされることになった。


という話で、最後の人質事件はヤンを狙ったものだと明言されて終わっている。ヤンが命を狙われるのはブルース・アッシュビー謀殺説が絡んでいそうだが、なにがどう絡んでいるのか手掛かりがない。ケーフェン・フィラー大佐がヤンに話したジークマイスター、ミヒャールゼンという人物がアッシュビーに情報を流していた犯人だとして、彼らの亡命まではわかるがなぜアッシュビーを殺す必要があったのか、はたまた謀殺は流言なのか、上手く隠されている。



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「銀河英雄伝説外伝・螺旋迷宮」第7話(喪服と軍服の間)感想 [アニメ/特撮]

アルフレッド・ローザスの死は睡眠薬の誤服用による事故死もしくは自殺であった。

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その真相は誰にもわからず、ただ孫娘はブルース・アッシュビーに運気を吸い取られると評していた。

葬儀に訪れていたキャゼルヌとアッテンボローを加え、ヤン・ウェンリーはアッシュビー謀殺説について意見を求めた。アッシュビーを謀殺することは同盟にとって大きな損失であり自殺行為のようなものである一方で、英雄の謀殺は歴史上多く存在する。とくにアッシュビーは政界進出を匂わせていたのでそれを阻止するための行為という見方をすれば、退役軍人に艦隊の指揮は取れないわけだから軍事的損失にはならない。

ブルース・アッシュビーの死後、730年マフィアは無力化した。第2次ティアマト会戦以後彼らは分裂し、いずれも派閥の中核とはならなかった。

ウォリス・ウォーリックは艦隊司令官を務め続けた後に除隊し、私学の学長、地方知事、中央政界進出、宇宙艦隊司令長官、元帥昇進など順風万端の人生を歩んだがスキャンダルで権威は失墜し、わずかな資産をもってハイネセンの小さな町で56歳で死んだ。

フレデリック・ジャスパーは最も長く軍隊にとどまり宇宙艦隊司令長官を最も長く勤めあげ元帥に昇進、退役後に妻と旅行中に事故に遭い61歳で死亡した。

ジョン・ドリンカー・コープは大将に昇進後宇宙艦隊副長官に就任するがパランティア星域会戦で惨敗し41歳で死亡する。

ファン・チューリンは大将に昇進後宇宙艦隊総参謀長に就任。統合作戦本部長を歴任する。ジャスパー宇宙艦隊司令長官とのコンビは長かったが私的な交流は途絶えていた。63歳で死亡。ファン・チューリンの死去によって最後の生き残りとなったアルフレッド・ローザスは以後15年間、孤塁を守り続けることになる。

調査を続けるヤンの元へやってきたキャゼルヌは、ヤンの新しい赴任地に惑星エコニアの捕虜収容所が決まったと知らせてきた。この突然の辞令にどんな意味があるのか、憶測せずにはいられなった。


という話。

一体裏で何が起こっているのかまるっきり掴めない。ブルース・アッシュビー謀殺説を投書してきている人物もわからないし、キャゼルヌとヤンを陥れようと画策している人物がいるのかいないのかも不明。なかなか手ごわい。

手掛かりは帝国軍内にアッシュビーに情報提供していた人物がいるということと、第2次ティアマト会戦に参戦していたビュコック(当時准将)が辺境の惑星に赴任させられていること。ビュコックは当時砲撃手で、弾を打ち尽くしてボーっとしていた少年兵(19歳)だと少しだけ出てきた。しかしビュコックはただの紹介じゃないかな。



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「蒼天の拳 REGENESIS」第7話 感想(やさしい) [アニメ/特撮]

「蒼天の拳」の霞拳志郎って優しいのな。もっと殺しまくるのかと思ってた。

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拳志郎の弟が登場。1期で出てきたのかどうかは知らない。1期は余りの酷さに挫折した。2期はCGになって作画の面では問題ないが1期を観ていないと話がわかりづらいという難点あり。

ヤサカとの因縁に一応の決着をつけた拳志郎が彼の頼みを聞いてエリカに会うことを許す。ヤサカはエリカの義理の、というか便宜上の父親である流飛燕を殺してしまっているので謝罪がしたいようだ。

最後になんか変なのが出てきて終わった。

出来れば物語の背景にある日本軍ドイツ軍オランダ軍の確執など説明してくれると親切かなぁという気がしなくもないが、原作か1期を観ていればわかることなのでなくても悪いわけじゃないから・・・困ったもので。何がどう絡んできているのかわからないままの視聴。

とくにあの鉄のかつらをかぶってるおっさんとカバの部下は何者なんだと。何を企んでいるのかただ生き延びたいだけなのかまるでわからない。なんやねんあのおっさん。

まぁでも楽しい。ヒトラーのコレクションがヒトラー自身の絵だったら笑うけどな。ヒトラーの絵ってパースが狂っていて、光源が曖昧で、観ていて不安になるだけの普通の背景画が多いんだよね。

ヘタじゃないけどプロレベルでもないという微妙なライン。



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「お前はまだグンマを知らない」第8話 感想(シャンゴ?) [アニメ/特撮]

海なし県のグンマ県民が北陸で海難事故に遭う話。いや違う。

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え、でも何で北陸に来よるん? 太平洋側の方が穏やかで泳ぎやすいのに。泳げるのなんて若狭くらいじゃないの?

あの海なし県のくせに旅館に泊まると刺身が出てくる話は山梨、長野などもそう。牡丹鍋でも用意してくれればいいのにと思うのに刺身の盛り合わせが出てくよね。岐阜は刺身を出すのをやめて飛騨牛の朴葉味噌にして観光客の支持を得たのよ。昔は岐阜も刺身を出しよった。あれは本当に不評で名古屋人がクドクド文句を垂れるので郷土料理だった朴葉味噌にした経緯がある。

刺身を出すところは刺身を断ると代わりにトンカツを出すから本当に旅館業やる気ないだろといいたくなるわね。海がないから刺身が逆にご馳走という言い訳はそろそろ通用しなくなる。岐阜の成功に倣ってくれないと。

というアニメの内容よりシャンゴの方が気になったわ。旨いん?



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「ゴールデンカムイ」第7話 感想(オオカミ、家族がいた) [アニメ/特撮]

第7師団と土方グループがあそこで初遭遇なのか。

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どうなっていくのかまるっきり想像がつかんな。漫画はこうでないと。

日露戦争の後、各地にはまだアイヌの集落があって独自の生活を続けていた。穀物はそれほど取れないし、開拓団のグループの生活は貧しい。ただ交易と金融は盛んで主に魚介類とその加工は上手くいっていたころの話だろう。

何度も書いているがアシㇼパさんがウチの曾祖父と同世代で、そのころはすでにアイヌと和人は互いに結婚する間柄だった。結婚すると新しい知識がアイヌ側にもたらされて、明治政府の教導もあり刺青などの習慣はやめさせる方向で指導が行われた。

現在の価値観でアイヌの風習をやめさせたのはけしからんなどという奴はよほどのバカで、文明開化の理想に燃えた当時の日本の教育者は現在の教師などという連中とは比べ物にならないほど立派な人たちであった。

新渡戸稲造ら教育指導者の功績を棄損しているアイヌ団体があるようだが、まさに新渡戸稲造の指導を受けた教師がウチの祖父を小さい頃に引き取って自腹を切って進学させ、さらに満鉄の職員にまでした。アイヌという土地に縛られた人間を教育によって解放し世界に送り出す、明治から大正の教育者というのはそうやって台湾や南方でも多くの生徒たちに慕われていたのだ。

アイヌ文化を税金にたかる道具として利用しているのは朝鮮人だ。アイヌと朝鮮人は何の関係もないのに、部落解放同盟に入り込み好きかってやった朝鮮人はアイヌにまでたかるようになっている。現在アイヌ団体の構成員の多くは朝鮮人だ。

アイヌはその文化において日本の文明圏であることは明らかだが、さらに和人との混交によって自然に生活を文明化したのであって征服などされていない。いまアイヌで飯を食ってる連中は裏で朝鮮人に暴力を使わせ北海道の政治家や役人を脅し、歴史をウソで塗り固めている。その手伝いをしているのが北海道新聞などの地方紙と朝日新聞ら全国紙だ。

アイヌの血を引く人間は全国に大勢いる。ウチのように話が伝わっている家もあるし、伝わらなかった家もある。そもそも明治政府が派遣してきた教育者らが立派な人間であったからアイヌと和人は何の差別もなく混淆していったのに、朝鮮人と組んで新渡戸稲造を貶め好き勝手やってるいまの自称アイヌのやつらはいつか必ずアイヌの歴史最大の汚辱となるだろう。

しかもあの一族は本当にブサイクで醜い。アイヌはあんなに醜い人間ばかりじゃないぞ。



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「銀河英雄伝説外伝・螺旋迷宮」第6話( 英雄の死 ・第2次ティアマト会戦記②)感想 [アニメ/特撮]

ブルース・アッシュビー率いる同盟艦隊は深刻な内部分裂を抱えていた。

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ジョン・ドリンカー・コープは口をきこうとせず、危うく艦隊を壊滅させられそうになったウォリス・ウォーリックは激怒していた。730年マフィアはアッシュビーがなぜ敵の内部情報に異様に通じているのか、なぜそのことを他の艦隊司令官に話さないのかと訝しみ、不信は頂点に達していた。

補給を終えた両陣営は再び砲火を交えた。抑えに回されていたフレデリック・ジャスパーは先鋒を任されまず突出した。彼は快進撃を見せ帝国を圧倒した。帝国の紡錘陣形が崩れたところでウォーリックが右舷から強襲をかけた。

彼らの活躍は際立っていたが、全体の戦局は一進一退でありやがて硬直してしまった。そこでアッシュビーはまた帝国の作戦について断定的に繞回進撃だと決めつけ、今度は自分が自ら艦隊を率いてこれを要撃するから第8ファン・チューリン艦隊に3000隻を供出するよう要求した。これをファン・チューリンは断ったが激しい口論の末に仕方なく従うことにした。

アッシュビーが断言した通り、帝国軍は当初の予定通り繞回運動に戦局の活路を託した。しかしこれは極度の緊張を全軍にもたらした。この緊張に耐えきれず帝国軍カルテンボルンが繞回運動を離れて敵に向かって突貫した。シュタイエルマルク艦隊が彼らの救援に向かったが行動の限界点に達したカルテンボルン艦隊は宙域の制圧から動けなくなってしまった。

その空白の時間をジャスパーは見逃さず、カルテンボルン艦隊を全滅に追い込んだ。シュタイエルマルクは残存兵力を救出するために見事な艦隊運動で味方を逃がす鮮やかさを見せたが、そこへファン・チューリンが側面攻撃を仕掛けてきた。これによって帝国艦隊は2000隻以上を失い、730年マフィアは各司令官の能力の高さを証明した。ところが形成は一気に逆転する。

帝国軍の主力が不完全ながら繞回運動を果たし同盟軍ウォーリック艦隊、ファン艦隊の後背に出現して攻撃を仕掛けてきたのだ。同盟は総崩れになる寸前まで追い込まれた。しかしブルース・アッシュビーの艦隊が姿を現して形勢はまたしても逆転した。同盟は帝国艦隊を完全に分断して蹂躙していった。同盟側で唯一悲しい知らせになったのは第9艦隊の好漢ベルティーニが戦死したとの報告がもたらされたのだ。

帝国の前線は完全に瓦解し、シュタイエルマルク艦隊のみ味方の敗走のために奮闘したがやがて撤退した。この僅か40分の間に帝国軍は60名以上の将官を失い、軍を立て直すのに10年かかったと言われる。

完全に勝敗が決した後のこと、アッシュビーの旗艦はわずかな巡航艦を連れて掃討を行っていた。そのとき散発的に抵抗していた敵の掃討に巡航艦が離れた一瞬、流れ弾がアッシュビーのいる艦橋を直撃した。彼は爆発の際に跳んできた破片が腹部に刺さって死亡した。アッシュビーは2階級特進をもって同盟国史上最年少の元帥となった。同盟政府は彼の死を最大限に利用するために、ベルティーニの元帥昇進を6年遅らせるなどした。

ヤンは第2次ティアマト会戦の生き証人であるアルフレッド・ローザスの邸宅を辞した。帰り際、彼の孫の少女と話した際に「アッシュビーは祖父の功績を横取りした」と聞かされることになった。

そして自宅に戻った彼が聞かされたのは、アルフレッド・ローザスの死であった。


という話。

第2次ティアマト会戦の話は思っていた以上に面白かった。アッシュビーの他730年マフィアのキャラが立っていてたったこれだけのために創作されたとは思えないほどの完成度。戦死した好漢ベルティーニが元気がなかった原因が「熱帯魚を死なせたことで結婚後初めて妻を怒鳴ったから」という。こういうところが何とも良い。

おそらく帝国側にアッシュビーに情報を流していた裏切り者がいるので、今後の展開にも期待できる。



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「銀河英雄伝説外伝・螺旋迷宮」第5話(時の女神に愛された男 ・第2次ティアマト会戦記①)感想 [アニメ/特撮]

自由惑星同盟軍は第2次ティアマト会戦に臨み6個艦隊を投入する作戦を立案した。

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ところがこの作戦は730年マフィアの中に深刻な対立を生んでいた。この作戦に対しブルース・アッシュビーは作戦内容の説明を嫌い高圧的に部下に接していた。いつも陽気な730年マフィアはこの戦いの前には意見が対立して険悪な雰囲気が漂っていた。

ブルース・アッシュビーは第9ヴィットリオ・ディ・ベルティーニ艦隊、第11ジョン・ドリンカー・コープ艦隊を先行させ帝国艦隊の中央を突破させようと試みたが、互いの連携が悪くこれは失敗してしまう。突出したコープ艦隊は敵に包囲されて半壊状態になってしまった。アッシュビーはすぐさま第5ウォリス・ウォーリック艦隊を増援に向けた。

さらにアッシュビーは第4フレデリック・ジャスパー艦隊を狭い回廊入口に展開して敵の迂回を阻止するよう指示した。ここに投入されてくると予測された帝国艦艇の数は3倍。それでも小惑星帯に阻まれた狭い宙域でなら互角に渡り合えるはずという理由であった。ジャスパーが不審に思ったのはなぜそのようなことがわかるのかということだった。これについてアッシュビーは納得できる説明をせず、ただ指示に従えと命令しただけだった。

先行した挙句に頭を押さえられ半包囲状態で孤立していたコープ艦隊に援軍が到着したことで事態は逆転した。ベルティーニ、コープ両艦隊の間に挟まっていた帝国艦隊は、旗艦を失って恐慌状態に陥り四散し壊滅した。その勢いをかってウォーリック艦隊は総司令部の許可なしに前方に突出したものの帝国の艦隊運動の方が素早く包囲されてしまった。ウォリス・ウォーリックはここでようやく総司令部に指示を仰いだ。

ウォーリックが増援を要請してこなかったことでアッシュビーはこの通信を無視した。

ウォーリック艦隊への増援がないことを不審に思った帝国艦隊ハウザー・フォン・シュタイエルマルクはアッシュビーが本隊を温存しているのは帝国側の迂回戦術を見抜いているからだと判断して総司令部にシャトルを飛ばして情報を伝えた。ところがそのシャトルが撃墜してしまい、情報傍受を怖れたシュタイエルマルクは本体との合流を諮った。

シュタイエルマルク艦隊がウォーリック艦隊を引き裂いただけで離れていくのを見てウォーリックには疑念が芽生えた。

シュタイエルマルク艦隊の動きを見たアッシュビーは、敵が迂回作戦を断念し戦力の再結集をすると告げた。そこでジャスパー艦隊を呼び戻したが、彼があまりにも敵の作戦に精通しすぎていることにアルフレッド・ローザスは驚いた。


という話。

ブルース・アッシュビーがあまりにも冴えわたり過ぎている様子から、どうやら第2次ティアマト会戦には帝国側に内通者がいて彼に情報を流していたのだとようやく理解する。いまのところそれらしき人物は帝国側に出てきていないはずだ。

これはなかなか面白くなってきた。帝国の裏切り者はどんな奴なのか。またいつからブルース・アッシュビーに情報を流していたのか。結局、アッシュビーの戦果は内通者頼りだったのか・・・。


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