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「ウルトラQ」(1966年作品)第5話 感想 [アニメ/特撮]

第5話「ペギラが来た!」脚本:山田正弘

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<あらすじ>

星川航空の万城目淳は昭和基地で行方不明になった野村隊員の失踪事件を調査するために南極へやってきていた。彼を待ち構えていたのは-100度Cの寒波と風速300mの猛烈なブリザードだった。横殴りの風は雪上車さえも上空に巻き上げてしまった。

例年より早く冬が来た南極では物資運搬船が思うように荷物を運べず、越冬が無理な状況になっていた。万城目は越冬隊の隊長から野村のノートを預かった。そこにはペギラの文字があった。彼が行方不明になった日も強烈な寒波が基地を襲っていた。そのときに彼は生物学者として見過ごせない何かを観た可能性があった。

万城目と同じく野村のことを気に掛ける久原羊子が、ひとり基地を抜け出していった。隊員たちが後を追うと、3年前に野村と一緒に行方不明になっていた犬のサブローと、その横で倒れている久原の姿を発見した。彼女の傍らには、氷の底で冷たくなっている野村隊員の姿があった。

野村の死体を持ち帰ろうと氷を砕いていた隊員たちの元に、巨大な生物が姿を現した。それこそが野村が書きこのしていたペギラであった。だがペギラはサブローの泣き声にひるんで近づこうとしなかった。

サブローが3年も生き抜いた理由とペギラが怖れる理由を探っていた久原が、サブローの口の周りにコケがついているのを見つけた。これこそがペギラが嫌う物質であった。彼女はコケからペギミHという物質を取り出していた。

再びペギラの襲撃を受けた昭和基地は、気象観測用のロケットにペギミHを詰め込んで撃ち込んだ。ペギラはのたうち回って逃げていった。

<感想>

SF設定などにかなり無理があるものの、人気怪獣ペギラ登場回として有名。

ペギラの冷凍光線の中心温度は-200度C。そして反重力作用を持つという特徴がある。その反重力作用によって雪上車などが浮き上がっていたという説明になっているが、昭和基地内部の雪上車が浮き上がっていた説明にはなっていない。

「マンモスフラワー」に怪獣が登場しなかったモヤモヤを吹き飛ばしてくれたことがペギラが人気怪獣になった理由である。ちびっこたちは1週間堪えてペギラと出会ったのだ。

ちなみに南極にも苔類は生えています。ウィルスは死滅するようですが、南極の環境に適応した苔がいるらしい。苔なら火星の環境にも適応しそうです。逞しい。

南極探検隊が越冬に失敗して南極基地に残してきたタロとジロは、ペンギンを食べたとかアザラシを食べたとか、それらの糞を食べたとかロシア人が世話していたとか多くの説がありますが、オレは南極観測継続のために似た犬を連れて行って放しただけだと思っております。



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「次郎長三国志 第三部」(1964年作品)感想 [映画]

徐々に内容が薄くなってきたけど面白い。残念なことに第4部はプライム特典に置いてなかった。

監督はマキノ雅弘。清水の次郎長役は鶴田浩二。キャストが一部変更されている。小政(里見浩太郎)、三保の豚松(佐藤晟也)、保下田の久六(遠藤辰雄)などが登場。

屋敷を構えた次郎長がついに一家を旗揚げ。賭場をめぐる抗争や、豚松の日参、黒駒の勝蔵との確執と話は続いていく。

次郎長の妻であるお蝶を演じている佐久間良子が本当にいい女で、ヤクザといいながら次郎長一家と他のヤクザ者との違いを存在感だけで醸し出しているのがすごい。鶴田浩二と佐久間良子の夫婦だから若い衆がついてくることに説得力が生まれている。顔って大事ね。

明るく楽しい時代劇シリーズでございました。



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「続・次郎長三国志」(1963年作品)感想 [映画]

「次郎長三国志」の続編。監督は同じくマキノ雅弘。第2作から森の石松(長門裕之)が登場。ガッツ石松の元ネタになった人物だ。こういうことを知らない若い子もいるらしい。

喧嘩の仲裁、仇討の仲裁、賭場開設の身代わり、ケツ叩きなど人と人との間に入っては揉め事を収めていく清水の次郎長。そのたびに格が上がって次第に有名人になっていく。人間関係のトラブルが起こるたびに困った人が駆け込んでくる清水の大親分になるまであと少しといったところだ。

マキノ雅弘の時代劇は流れるような科白と軽快な音楽、それに歌で成り立っている。歌は特に重要で、インド映画のダンスくらいの位置づけだ。テレビのなかった時代の邦画は娯楽のためならどんな構成もありだった。

重厚な作品を撮る巨匠監督たちとは違うが、マキノ雅弘もまた良い時代の映画監督のひとり。この楽しい雰囲気はのちに植木等の映画などに引き継がれる。



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「次郎長三国志」(1963年作品)感想 [映画]

マキノ雅弘監督の軽快時代劇。実に軽い。主演:鶴田浩二。

吃驚するのは出てくる俳優がすべてのちの大物俳優だということ。男性も女性も名優ばかり。溜息が出るほどの豪華キャストである。悲しいのはほとんどすべての人が鬼籍に入られていること。あとは津川雅彦さんと丘さとみ、藤純子さんくらい。山城新伍も松方弘樹もみんな死んでしまった。

博打で身代を傾けたバカ野郎の役で藤山寛美さんが出演している。達者な人の中に入ってさらに異彩を放つ名優ぶり。女優陣も綺麗なだけでなくみんな芝居が上手い。時代劇って俳優を育てるのかなぁ。

1963年の作品なのでこのあと間もなく東映は時代劇を止めてしまうが、それを境に名優が減っていった気がするなぁ。女優さんもアイドルデビューから映画出演という人が増えて、それはそれで美しいにしてもヤクザな男どもの間に入っていなせなたたずまいを出せる人は減ってしまった。時代劇をやると一目瞭然なんだよね。

男も女も色っぽい人ばっかり。

元号も新しくなるけども、次に時代は映画黄金期に戻ってもらいたいものだ。



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「終戦のエンペラー」(2013年作品)感想 [映画]

ピーター・ウェーバー監督のクソ戦争映画。

昨夜この映画を視聴したのだが、もう内容があまりにも悲惨というか史実無視で激怒しました。

映画を観終わったとき、もし自分が核兵器を持っていたら躊躇なくアメリカに落としましたね。それくらい酷い内容。

映像も最悪です。ハリウッドのゴミどもにこんなクソ映画を作らせるなら一億玉砕の方がマシだったと思わせるほど酷い。最悪です。

殺意で一杯になりました。



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「血のお茶と紅い鎖」(2006年作品)感想 [映画]

Christiane Cegavske監督によるストップモーションアニメを使ったアート系前衛映画。アマゾンのジャンル分けで「キッズ」になっているが大ウソなので要注意。ところどころグロテスクな表現があります。

あくまでアート系前衛映画で、古典的題材と手法を使ったアヴァンギャルド作品です。

全体の雰囲気はきわめて60年代から70年代初頭の作品に酷似しており、いまの時代を反映した時代と寄り添う作品というより、古い時代のアングラ作品を換骨奪胎して女性要素を入れたといったところ。ビートルズの時代ですね。サブカルチャー好きの女性、いわゆるサブカルクソ女さんがイメージする「前衛」とは何かがよくわかります。

劇中に科白はなく、映像と音楽のみで進行。ストーリーはおとぎ話風になっています。

ある日、人間の女性が描かれた1枚の絵画を元に、そっくり同じものを作れるかとネズミが相談にやってきた。森のカラスは一応姿を似せて人形を作ったが、手放すのが惜しくなってカネは返すからこれは売れないとネズミを追い返した。

カラスはその人形の腹の中に卵を入れて木の上に吊るしておいた。その晩、ネズミがやってきてこっそり人形を奪っていった。

人形を取り戻すためにカラスは旅に出た。途中で幻覚を見る木の実を食べて食人植物に食われそうになった。彼らを助けたのはカエルの導師だった。導師は怪しげな人物であったが食事を用意してくれ、カラスは遠慮なしに食べて眠った。

人形を奪ったネズミたちは、トランプに興じながら人形に血の紅茶を飲ませていた。すると人形の腹の中から肖像画と同じ顔を持った青い鳥が生まれて、すぐさまネズミの家を逃げ出してしまった。

青い鳥は、鳥を食う自分と同じ顔をしたクモに捕まった。カラスは幻覚を見ることが出来る木の実とその鳥を交換した。カラスたちは気を失った青い鳥をカエルの導師のところへ連れていった。カエルは鳥をくるんでいたクモの糸を取り除き、この子を食虫植物の葉でくるんだ。カラスたちは葉でくるまれたその子を連れてもと来た道を戻っていった。

人形のことを諦めきれないネズミの中の1匹が、血でハートを描いたトランプを人形の中に入れてクモのところへ持っていった。そしてカメと交換で、青い鳥の羽を貰った。ネズミはその羽根を人形の腕に縛りつけていった。しかし人形は目覚めるわけでもなく、羽ばたくわけでもなく、困ったネズミはカエルの導師にお願いしてみることにした。するとカエルの導師はその人形に心臓を入れて再び縫い合わせてくれた。

眠っていた他のネズミたちがそのことに気づいてクモのところに押しかけ、無理矢理カメを奪い返してクモを殺してしまった。彼らは臭いを辿って抜け駆けしたネズミを追いかけた。

カエルに心臓を入れてもらった人形をもってネズミはカラスの家へと向かった。そして前と同じように木に吊るしてみた。翌朝その人形を発見したカラスと追いついてきた2匹のネズミたちは人形を奪い合い、しまいには手足をもぎ取ってしまった。

2匹のネズミは自分の取り分ができたことに満足して戻っていった。1匹残されたネズミがあまりに哀れそうな顔をするのでカラスたちは自分たちが奪った手足1本ずつをネズミにくれてやった。ネズミは喜んで帰っていった。

カラスたちは人形を奪い合うことに疲れて、葉にくるんだ青い鳥を川に流してしまった。

あらすじとしてはこんな感じだ。特に一貫したストーリーがあるわけではないが、アングラ映画としてはイメージや比喩に乏しく,演出も弱いので物語に頼っている感じがする。60年代のこうした作品は暗喩に満ちていたものだが、この作品ではカラスやネズミが奪い合う「女性」の人形にメタファーが集中している。

どうとでも解釈できるストーリーに依拠して70分のストップモーションアニメを作るのは、根気は評価するけどもそれ以上のものはない。作品の受け手が、カメの馬車や人のような姿をしたカラス、貴族的生活をするネズミ、自然主義的神秘性を秘めたカエルなどを独自に解釈するしかない。60年代と比較して現代はパブリック・イメージに共通性がないのがこうした作りになった原因かと思う。

プライム特典でアングラ映画を1本見ておきたい人や、アングラ映画が大好きな人にはお勧め。

個人的にはそこそこ楽しめた。ビートルズやデビット・ボウイの時代にはこうした作品が多くあり、その当時からサブカルチャーに理解を示す女性などに人気があったものだ。

当時は「サブカルクソ女」などと呼ぶ人間がいなかったので、ちょっと頭のいい子と思われてみんなモテていたものだ。



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「ウルトラQ」(1966年作品)第4話 感想 [アニメ/特撮]

第4話「マンモスフラワー」脚本:金城哲夫、梶田興治

昭和40年代前半の日本の風景が楽しめるのもこの作品の魅力。

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<あらすじ>

東京の一角で地震が起きた。ビル1棟だけに被害を出した不思議な地震を取材していた江戸川由利子は、万城目淳からお堀に不思議なものが浮いているとの情報を聞いて彼らに同行した。それは水の中でのたうち回ってやがて沈んでいった。

一の谷研究所で意見を求めると巨大な植物の根との判断であった。一の谷博士の予想通り、その植物は半径100m以内に再度出現して人を襲撃した。正体は古代の巨大吸血植物であった。地震があったビルの地下にあった球根が数億年の時を経て突如発芽し、その根は東京中に張り巡らされようとしていた。

球根は成長し、ビルを破壊した。ビルの中には戸川一平とガールフレンドの道子が取り残されていた。自衛隊の必死の救助により助けられたふたりは、二酸化炭素固定薬を散布し、火炎放射器で根を焼かれ枯れ果てていくマンモスフラワーの姿を見守った。

<感想>

第4話「マンモスフラワー」の見どころは何といっても特撮。ミニチュアと合成によってこれだけリアルな映像を作っているのは驚異的ですらある。

ひび割れる地面、マンモスフラワーによって断裂する煉瓦造りのビル。東京の空に花開く巨大な花。これだけで充分見応えがある。

一方で怪獣が出ないこともあって当時のちびっこたちには不人気であった。おそらく地味な印象しかないはずで、第6話の特撮が評価されるのは後年になってからだ。



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「STEINS;GATE ZERO(シュタインズ・ゲート ゼロ)」第10話 感想(モロにアマデウス) [アニメ/特撮]

比屋定真帆はサリエリなのか。犯人はコイツじゃないか。

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「アマデウス」は懐かしいね。あれは傑作映画でした。サリエリは嫉妬に狂ってモーツァルトを滅ぼしたが、彼の最大の理解者でもあったという話だったね。劇中では生活力のないモーツァルトを何度も援助して助けている。生前はサリエリの方が有名だった。

牧瀬紅莉栖の家が火事になったのは何かの証拠隠滅なんでしょ。ノートパソコン目当てなら火は点けないと思うけど。

ある信頼できる場所に解析に出した。そこから情報が洩れてタイムマシンが開発されていくとなると、次は(仮)の出番? たしか牧瀬紅莉栖の研究だけではタイムマシンには辿り着かなかったはず。どこ時点で死んで世界線が変わったのか忘れてしまっているのでいろいろ曖昧ですが。

女性キャラがはしゃぐところに興味ないので早く話を進めてくれないものかとつい思ってしまうね。



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Twitterまとめ投稿 2018/06/14 [日記]


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