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「高い城の男」第1話 感想 [ドラマ]

アマゾンオリジナルドラマ「高い城の男」の視聴を開始。

実は前からタイトルをチラッと見てはいて、そのたびにフィリップ・K・ディックの「高い城の男」について嫁に対して熱く語っていたのだが、その嫁が「原作P・K・ディックってなってるよ」と言うのでよく見たらディック原作だった。恥ずかしい。

この作品、ディックの作風を知っていたら政治的思惑があって第2次世界大戦の勝者を入れ替えているわけではないと分かるのだが、知らない人はアメリカがこういうことをやってまた日本をディスっていると思ってしまうかもしれない。しかしディックはこうした入れ替えを好んで行う作家である。長編には時間が巻き戻っている世界で過去と未来を入れ替えているものがあるくらいだ。さようならとこんにちわの意味が逆になっている。

立場の逆転、既知と未知、夢と現実、既視と未視、シリアスとジョーク、何でも入れ替えるのだ。見えているものが実は見えていなかったり、妹なのか恋人なのかわからなくなったり、そもそも自分が誰なのかわからなくなったり読んでると頭がおかしくなりそうなところがジャンキーっぽくて良い。「高い城の男」は、第2次世界大戦で日本とドイツが連合軍に勝利した世界のアメリカを舞台にしている。冒頭のアメリカ国旗がナチスの鍵十字と日章旗を組み合わせたデザインに変更されている場面で爆笑である。

ところがドラマの方はディックの思惑とはかなり違っていて、通底するユーモアというものに乏しく、たしかにこれでは日本をディスるために製作されたと思われても仕方ないかなという気もする。原作は主人公以外のアメリカ人がバカでクズっぽくなっているのだが、白人様はどうもそこまでは思い切れなかったようで、クズ日本人と虐げられる白人様という様相で描かれていた。設定だけで彼らの許容量をはるかに超えてしまっているからあとはジャップ連呼である。「だったらこんなドラマ作るなや」という意見は分からないでもない。

しかし本当の歴史と偽物の歴史が何かのきっかけで入れ替わっているのだと謎が提示されてからはさほど気にはならなくなるはずだ。しばらくの我慢である。

オリジナル要素も強くてかなり良く出来たドラマに思えたのだが、嫁には大不評で、継続できるかどうかわからない。

ディックの原作に近ければ嫁も納得できたはずだが・・・。



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「タイタンの戦い」(2010年作品)感想 [映画]

フランス人ルイ・レテリエ監督によるギリシア神話をモチーフにした冒険スペクタクル映画。1981年の「タイタンの戦い」のリメイク版。

ギリシア神話のペルセウスが主人公で、彼がメデューサの首を取るまでの流れが神話を改変しながら再構築されている。

タイタンの神クロノスを討ち果たすためにゼウスが長兄ハデスに頼んでクラーケンを作り、その力によってタイタンの神々を葬りオリンポスの神々が世界を支配するようになった。オリンポスの神々は人間からの愛情で不老不死を保っていたが、やがて人間は傲慢となり祈りを忘れてやがて神を冒涜するようになる。

それに腹を立てたゼウスは人間の王の寝室に王の姿となって忍び込み、王妃を犯してその腹に子供を宿した。腹を立てた王は王妃とその子を棺に入れたまま海に投げ入れ、やがて自分も冥府に堕ちた。ところがその棺を漁師のディクテュスが引き上げてしまい、ゼウスの子ペルセウスは生き延びてしまう。

ディクテュスの家に引き取られ青年となったペルセウスだったが、漁に出たある日アルゴスの兵士達がゼウスの像を破壊しているのを目撃する。この冒涜に激怒した神々は邪神を遣わし兵らを討取るが、この際にディクテュス一家は巻き添えを食って死んでしまった。生き残ったのはペルセウスだけだった。ペルセウスはアルゴスの兵士の生き残りに助けられ、そのままアルゴスへと連行された。

傲慢が極まったアルゴスの王妃は、口汚く神を罵り、やがて自らの子王女アンドロメダは美の神アフロディーテより美しいと言い放ってしまう。これを聞いたゼウスは怒り、自らの策略で冥府の王へと幽閉していたハデスを呼び戻して人間を討つよう命令する。冥界の王ハデスはゼウスに頭を垂れ、クラーケンを使って人間たちを討ち果たすと約束をしたが、ハデスは人間の愛によって不老不死を得ている地の神海の神に復讐する機会を狙っていた。

アルゴスの王の前に姿を現したハデスは、10日後の日蝕の日にクラーケンを解き放って人間を滅ぼすと宣告する。もし死にたくないのならば、王女アンドロメダをクラーケンの生贄として捧げよと人間たちに命じた。

アルゴスの王はこれを拒否して兵士たちに神々を討つよう命令を下す。ペルセウスもまた神々にディクテュス一家を殺された恨みを果たすためにその列に加わった。


という流れから、クラーケンを殺すにはメデューサの首が必要だと魔女に聞かされ、メデューサを討取ってクラーケンを倒すところで終わっている。


全体に神話からの改変が多いのでこれがギリシア神話だとは思わない方がいい。ゼウスが王妃の寝室に忍び込んで寝取る場面も、神話は黄金の雨に化けて忍び込むはずだが、この映画では鳥になって忍び込んでいる。

またゼウスたちが何故か甲冑を身にまとっている。何ぜ神が武装してんねんって話だが、どうやら監督が「聖闘士星矢」のファンらしい。そんな理由でかよ・・・と一瞬思ったが、壮大なスケールで描いている割にどことなく平成仮面ライダーの雰囲気もあったり、円陣を組んで戦闘ポーズをとるところなども日本の特撮やアニメっぽい。フランス人監督だし、日本の映像作品の影響が強いのだろう。最近そういう監督さんが増えてるよね。

お金もかかってるし見応えのある作品だった。ただエンターテインメントだからこれで神話の勉強とかしない方がいいとは重ねていっておく。



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「銀河英雄伝説(旧作)」第9話 感想(クロプシュトック事件) [アニメ/特撮]

オトフリート5世の皇位継承を巡る不祥事に巻き込まれ没落の憂き目にあっていたウィルヘルム・フォン・クロプシュトック侯爵が起こしたある事件を巡る回。

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オトフリート5世の長兄リヒャルトと弟のクレメンツは帝位を巡って争っていた。皇太子であったリヒャルトが父の弑逆を謀った罪で死罪となり、のちにそれが弟の陰謀であると知れ、そのクレメンツも逃亡中に死亡したことで三男のフリードリヒ4世が帝位に就くことになった。

クレメンツ大公に与していたクロプシュトック侯爵は、大公亡きあと社交界から遠ざかり隠棲していたが、34年を経たのちもその恨みは衰えず、社交界復帰の足掛かりとして所有していたルドルフ1世の名画を手放し、ある夜の晩餐会に出席した。

ところがクロプシュトック侯爵はフリードリヒ4世の到着を待たず早々に晩餐会を引き上げてしまった。老人の手に杖がないことに気づいたキルヒアイスは、不審の報告を取り次ぐよう命じるものの杖に仕込まれた爆薬は時間通りに起爆してしまい、晩餐会は惨憺たる有様となってしまった。そんな中で晩餐会に嫌々出席していたラインハルトもまた九死に一生を得る。


クロプシュトック侯爵は帝位に就く前のフリードリヒ4世が放蕩三昧で政治に対して全く興味を示さなかったことをもって不忠と見做し、皇統の浄化を名目として皇帝の暗殺を謀った。彼の邸宅には巨大なルドルフ1世の銅像が建てられており、暗殺失敗の報を聴いた後はピストル自殺を図って死んでいる。

このあたりの帝国内部の政治闘争の描写は、ラインハルトの静謐との対比にのちのち効いてきて、ヤンの心の中に複雑な感情を巻き起こすことに役立っている。

新作でこうした政治闘争の描写があるかどうかは不明。なくても話としては成り立つが、物語に深みがなくなるかもしれない。

クロプシュトック侯爵討伐隊が門前のルドルフ1世の銅像に恐れをなして砲撃できないところなど秀逸であるのに。



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「立花館To Lieあんぐる」1話切り [アニメ/特撮]

白痴の子かな?


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「多田くんは恋をしない」1話切り [アニメ/特撮]

これはクッソ恥ずかしい。実写ドラマであんな冒頭やったらくそみそに貶されるだろ。


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「3D彼女 リアルガール」1話切り [アニメ/特撮]

これは恥ずかしい。こういうのを観るのはどんな層なんだろ?


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「東京喰種トーキョーグール:re」1話切り [アニメ/特撮]

一瞬観ようかなと思ったんだけど、続編だというので断念。冒頭のいかにも説明っぽいところはいただけないっすなぁ。

でも1期を観ていれば面白いのかも。


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