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「300<スリー ハンドレッド>」(2007年作品)感想 [映画]

古代ギリシアのチェスト民スパルタを美化した物語。

神託で非戦と出たのに戦わずに占領されてよしとしない生粋のチェスト民300人を率いて、圧倒的な大軍のペルシア軍に挑むスパルタの王レオニダスが主人公。ナレーションに沿って進行しているので古代ギリシアのことがわからなくても全然大丈夫。

全体的にヴィジュアルが面白く、漫画とかアニメっぽい映像になっている。アニメといっても深夜アニメの絵柄とかを想像したらいかん。戦闘シーンなどの動きがアニメっぽいし、CGの使い方が独特。衣装などは完全に漫画やアニメ。それを重厚感のある映像で格好良く見せている。日本のコスプレ時代劇もこれくらい映像を作り込めればいいのに。

ペルシャ軍の仮面や装備、装飾などは想像で描いてあって、史実に基づいてはいない。映像としての格好良さ、男っぽさに全振りしてあり、その思いっきりの良さが素晴らしい。

前に4ちゃんねるでミームになっていたのを見て、興味はあったのだがようやく視聴することが出来た。4ちゃんねるではマッチョで男らしさを誇ったりからかったりする感じだったが、オレの所見では単純な構図の中で、槍が刺さるとか、剣で手足が吹っ飛ぶとか、血しぶきが格好良く飛散するとか、そうしたアメコミ的なこだわりしか感じなかった。

マッチョで男らしい映画、かなぁ?

もっとコミックっぽいところを狙っている気がしたが。

「ドリフターズ」もこれくらいの映像でやればイカしてたのに(死語)。




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「魔法使いの嫁」第21話 感想(いまのあなたの傍にはいられない) [アニメ/特撮]

エリアス、やってしまいましたなぁ。

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1クール目の終わりに少し出てきた「いまのあなたの傍にはいられない」はこういう流れでしたか。

ドラゴンの呪いを他の人に移すのに、自分が嫉妬していたチセの友人を選ぶ大失態でエリアスとチセの仲がピンチに陥った。チセがエリアスの傍にいると、エリアスはチセを失いたくないと良からぬことを考えてしまうから傍にはいられないってことでした。なるほど。

チセとしては以前のように死にたいと思っているわけではないので自死などは考えていないが、まさか他人に呪いを押し付けて自分だけ助かりたいとは考えていないのに、エリアスの傍にいると自分のために何をしでかすかわからないという状況。

これを打破するには、チセかエリアスのどちらかが誰にも迷惑を掛けない方法でチセが助かる道を探さなきゃいけないんですな。ドラゴンが自分の意思で呪いを解けばいいんじゃないですかね? それじゃいかんのか?

今週も楽しませていただいた。エリアス、あれはいかんでしょ。



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「ダーリン・イン・ザ・フランキス」第8話 感想(ジェンダーの描き方) [アニメ/特撮]

やっぱりこのアニメの「大人」は現代のヒステリックな性差論に固執する人々のことで、第13都市部隊の若い子たちはそうした「大人になれない大人」を守るために作られた人工生命体っぽいんだよなぁ。

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第13都市に限らずこの世界の「大人」にとって大人は・・・いうなれば性差論によるジェンダーフリーが行きついた先の、男女の性行為で繁殖しない人々のことで、「子供」は性差が未分別の時代のことなんじゃないかな。

もっと進んだ設定だと、この世界の本当の「子供」は最初から性差がない状態で生まれてくるデザインチャイルドとか。ところがそうしたジェンダーフリーの考え方に基づいたデザインチャイルドではフランクスは動かないから、ちゃんとジェンダーのある昔ながらの遺伝子形態の人間を、防衛任務のためにわざわざ作り出し、「思春期」が来るまで使い、そこを過ぎて性が目覚めると処分してる気がする。

あの写真の、以前の第13都市部隊の子供たちは、叫竜に殺されたんじゃなくて、都市の「大人」たちに、自分たちの考え方を否定する存在として処分されたんじゃないかと。なかなか情報開示が遅いので何とも言えないですが。

叫竜が何なのかはまだ不明な点が多いけど、都市の「大人」の批判者だから、推測に近い設定だとあれが本来の人間で、ゼロツーは本来の人間(昔の人間)が都市に住むデザインチャイルドとSEXして生まれた存在なのかも。

やはりテーマは90年代的な「母性の喪失」から「母性と守護者の復権」に移ってる気がする。いつまでも「新世紀エヴァンゲリヲン」じゃいかんもんな。前も書いたけど、あれはシンジがアスカとSEXすれば終わるのに、せんずりオタクの在り様を見てると全然そこに辿り着けないから終わらないんだよね。シンジなんか結局はおっさんになっちゃって、あれ、アスカがおばさんになって子供を産めなくなったらどうすんだよみたいになってる。

だからあれを捨てて、次の世代に託してるんじゃないかな。「新世紀エヴァンゲリヲン」時代のオタクどもはもうアカンと。

なかなか面白い作品だけど、結局こうやってアニメに女の裸を出すとオタクはそれでせんずりするんだから意味ないんだよな。

アニメを作るのを止めたらいいんだよ。




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「3月のライオン 第2シリーズ」第17話(39話) 感想(老棋士) [アニメ/特撮]

オリンピックで1か月休止していた「3月のライオン」が無事再開。しかもすさまじく面白い話。

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休んでいた間にリアル桐山零の藤井聡太に段位を抜かれてしまったね。5段でもう少しもたもたするかと思ったんだけど、あっという間だったなぁ。むかしとは昇段の仕組みも違うけども。でも驚いたわ。

第39話は棋匠戦に挑む島田8段の意気込みと、防衛する側の柳原棋匠の心象を描いていた。

地方紙が主催する棋匠戦は名人戦と時期が被って地味な大会であるが、柳原棋匠にとっては重要な大会であり、また長く付き合ってきた新聞記者たちと交流を暖め合う重要なタイトルだった。

そこに完全アウェーで乗り込む島田8段は、大盤解説を任され、研究会の仲間でもある桐山零と二海堂晴信のふたりを頼りに初タイトルへの意気込みを見せる。

一方で宴会のようなリラックスした前夜祭で仲間たちに気さくに声をかける柳原棋匠にとってもこの大会はどうしても勝っておきたい重要なタイトルであった。劇中はこの66歳にして現役A級棋士柳原棋匠の心象を中心に描いていたのだが、長い棋士生活でかつての仲間たちがどんどん将棋界を離れていき、そのたびに自分に託されていく願いが増え、それは棋士だけでなく将棋に携わる多くの人々の想いとなり彼に重圧としてのしかかっていた。しかしそれを全て受け止めてきたからこそのいまの自分であり、引退した後は焼け野原にいるような気分だという元新聞記者に対し、自分はまだ身体中を焼かれている最中なのだと言ったところの鬼気迫る表情が素晴らしい。

実に印象的な回だった。最後に打った手によって勝敗がどう決したのかわからないまま終わったのだが、実はまだ前半が終わったばかりだと思っていたのでEDが流れて来たときは驚いた。やっぱりねー、こういっちゃなんだが女の絡んだイジメだとか性欲だとかそんなのより棋士の覚悟の方が面白いんだよね。人間を描けているというかね。

今期は将棋のアニメが2本あって、「3月のライオン」の原作者の羽海野チカさんは将棋の素人らしいけど、人間を描くことに長けているでしょ。やっぱりこれが表現するものの強みだと思うよ。将棋に詳しくとも人が描けずに登場人物は全部テンプレなんてのはね、創作物として面白いのかと。まぁいいんだけどね。どうでも。

「3月のライオン」は本当に面白い。島田さんは勝ったのか負けたのかどっちなんだ?



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Twitterまとめ投稿 2018/03/04 [日記]


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