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「ボールルームへようこそ」第9話 感想(多々良、変な額縁になる) [アニメ/特撮]

天平杯決勝戦はフロアでのソロ勝負。富士田多々良はむろん初めての体験。

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準決勝の後、赤城真子にどうなりたいか尋ね、花になりたいとの言葉を引き出した多々良は、予選のように自分がライバルたちと張り合うための演技はすべて捨て、真子を引き立てることに全力を注ぐ決心をする。

決勝の種目がワルツになったことで用意していたヴァリエーションが使えなくなり、多々良と真子のペアは基本ステップに他のカップルのヴァリエーションを即興で付け加えていく構成で挑んだ。全体的に構成されていないことから審査員や観客に違和感を与える演技であったが、多々良の献身的な動きで次第に真子の美しさが認知され出して、やがて観客はふたりの演技にのめり込んでいくようになった。

というお話でした。

今週も演出が冴えわたり、グイグイ作品に引き込んでいく力強さを見せてくれました。

とにかく伝えたいことが明確。真子を花のように美しく魅せる。多々良はそのために献身する。審査員や観客を演技に引き込む。しかしやりすぎて多々良の気配がまったく消えてしまっている。これだけのことを本当にしっかり伝えている。

確かにダンスシーンなのにアニメーションとしてダンスしている時間は短いのですが、先週の感想でも書いたように、ふたりが踊ることでフロアで何が起こっているのかを伝えているので、ダンスそのもののシーンが少なくてもやんと踊ってるように見せているんですよね。演出アニメとしてわかりやすい。

初めての決勝でガチガチに緊張した多々良を観客が失笑するような場面から、ダンスが進むにつれて多々良の気配が消えていき、逆に真子の美しさが花開いていく構成で、最後の方は花びらと光彩が吹き荒れるアニメならではの演出でした。決勝の音楽が流れると同時に徐々に何をやろうとしているか見せながら、後半はガンガン盛り上げていく。ダンスアニメだからダンスシーンの作画に力を入れなきゃおかしいというのはやっぱり間違ってますよね。ふたりのダンスでフロアに大きな変化が起こったことを伝えなきゃいけない。

「花と額縁」の意味を初心者の多々良が間違って解釈したことが、思いがけない効果を生み出して、それまで兄に隠れて目立たなかった真子を一気に注目の選手にしていくところなど、興奮しっぱなしでした。いや、素晴らしい。美しい。

この作品もアニメは途中で終わってしまうわけですが、「ハイキュー!!」同様、原作のストックが溜まったら即座にアニメ化する方向になってくれるとありがたい。BDとかはもう売れなくなっていく一方ですから、金は配信で稼いでください。引っ越しして分かったんですけどね、アニメのBDなんて資産価値ゼロだし、場所は取るし、邪魔なだけ。BtoB でどうやったら制作会社が儲かるか考えてください。交渉能力がないなら潰れてどうぞ。

ということで、第9話もめちゃくちゃ面白かった。

来週まで待ちきれないな。





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Twitterまとめ投稿 2017/09/03 [日記]


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