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「OVERMANキングゲイナー」(2002年作品)第18~26話・最終回 視聴 [アニメ/特撮]

引越し準備の合間を縫って、ようやく最後まで視聴した。オレは明るくても暗くても富野の作風や作劇のベースになってる文体が好きなので、この作品も大好きだ。

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ロボットアニメの定石をしっかりと押さえながら、各種OVERMANのヘンテコ能力を使って毎回面白いバトルが展開されている。これがとにかくアイデア豊富で、見ていて飽きない。

後半はシンシアの伸びやかな性格をドミネーターという名の変形能力を持つOVERMANで表していたかと思えば、シンシアの心の闇をオーバーデビルという名の「厄災」を撒き散らすOVERMANに乗り換えさせるところなど、上手いなぁと感心する。しまいには主人公のゲイナーまでがオーバーデビルに飲み込まれ、愛しているはずのサラに悪態をつく羽目に陥ってしまう。

オーバーデビルは何でも凍らせてしまう性質を持っているが、シンシア、ゲイナーに続き、ゲイナーに拒否されたサラやガウリまでもが心を凍らせてしまう。彼らの心の凍結を解凍する力は「愛」の力なのだが、この臭い展開を力技の演出で乗り切る辺りがなんとも富野らしい。脚本に魂を吹き込む演出は、富野に限らず有能なアニメ監督の大きな持ち味だ。

何せ力技で押してくるので、醒めてる奴にはわからない部分も多々あるだろうが、目的のために手段を選ばないアスハムに対して怒ったシンシアが、何もない空に両手を伸ばし執念でOVERMANのコクピットを引き寄せてしまうところなど、あれがやれるから日本アニメの隆盛があったといってもいいくらいだ。エモーショナルな演出力こそが日本アニメの生命線である。

すったもんだの挙句、海の向こうにヤーパン(日本のこと)が見える場所までやってくる土壇場まで、人は争い続けている。どいつもこいつも諦めが悪く、最期の瞬間までドタバタ足掻き続ける。これも「ザンボット3」以来、富野がやってることだ。負けられない理由があるから戦ってきたのに、そう簡単に諦めたりできないのだ。

ガンダム Gのレコンギスタ」も同様だった。最後は地球に降り立って終わるとわかっているのに、誰一人として諦めない。結果として、急に憑き物が落ちたように終わるのだが、最後まで諦めはしないが、終わるべき時が来たら潔く観念する人々の描き方は、人間不信だけではない富野の人間観がよく出ている。

例外は「聖戦士ダンバイン」と「機動戦士Zガンダム」だろう。あの頃は確かに病んでいたと思われても仕方ないくらい人間不信が極まっていた。「機動戦士Zガンダム」はかなり時間が経ってから雑な作りの劇場版が制作されるのだが、病んでいた時期の作品を否定したがっていたので、作風自体がオリジナルとかけ離れてしまった。病んでいた時期に作られたものも、それはそれとして受け入れていた人間としては、どっちつかずな複雑な気持ちになったものだ。

ガンダムは富野の手を離れてしまったのだから、もう作らない方がいいと思う。富野信者のオレもまたガンダムには興味が失せた。オレにとってのGレコは、ガンダムではない。ガンダムなどというおもちゃ屋の商品で、富野の創作はサポートされない。サンライズとも関係を切って欲しいくらいだ。

「OVERMANキングゲイナー」をこうして再視聴してみると、せめてもう1作品やって欲しいという気持ちがわいてくる。ガンダムであったがゆえにしきりに叩かれた「ガンダム Gのレコンギスタ」の欠点を踏まえて、もうひと頑張りしていただけるとありがたい。

宮崎駿ももう1作品作ると言ってるし、富野由悠季もまだまだイケる。

関係性を単純にして、説明に頼る部分を減らして、1話ごとの演出に全精力を注いだ、演出過剰なまさに富野作品といったものを、もう一度見たいと切実に願う。





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「タイガーマスクW」第38話・最終回 感想(絵柄からして違う) [アニメ/特撮]

予告通り仮面タイガースプリンガー登場。

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GWMが日本から全面撤退することに合わせ、ミスXが新団体GWM(ガウム)を旗揚げ。外部で経営の勉強をするためにレディもその団体に参加した。

運営団体は作ったものの所属レスラーのいないミスXは、スプリングタイガーとして実績のある高岡春奈をスカウト。さらにかつてイベントに参加した実績のあるミルクミントのキャンディ・ペアも加え、格闘技の聖地後楽園パレスで旗揚げ戦を行うこととなった。

その記者会見の席上、外部から招聘した日本女子最強レスラー、マザー・デビルは、対戦相手であるスプリンガーに実績がないことに不満を表明。せめてマスクを賭けて試合をしろと申し出たところ、怒った春奈が「マスクを脱ぐくらいならお尻を出す」と言ってしまったことで既成事実となってしまった。

かくしてスプリンガーのお尻を掛けた試合が始まる。


というお話で、最期がスプリンガーとマザー・デビルの試合。


この最終話はオマケみたいなもので、本編とさほど関係ないことから、作画がこれまでの雰囲気とまったく違う。好きに描いたって感じ。一部おもしろいアングルなどもあった。最終回なんだし、こういうのもいいと思いますね。個人的には好きでした。

スプリンガーとマザー・デビルの試合は、かなり激しく動かしてあった。枚数は節約しながらめっちゃ動いているように見えるやり方ですね。マザー・デビルがデビル・マザーチョップというモンゴリアンチョップみたいなのを繰り出すんだけど、そのシーンで春奈が壊れる演出が好きだった。股間をすり抜けるところも上手かったなぁ。

スプリンガーがロープを使って蹴りを出したり、ロープ上を走ってコーナーポストに登ったりするんだけど、ロープの上を走ってる感じになってるからやっぱアニメーターってすごいよな。最終回が入ってるDVDだけ買おうかと思ったくらい良かった。

やたらと春奈のケツが強調されていたのだが、アレは絶対にアレだよ。声優の三森すずこのケツだよ。アニメと一緒に新日の試合を観てた人はわかると思うが、三森すずこがゲストでタイガーマスクW(飯伏がやったやつ)と一緒に入場したことがあって、そのとき彼女は春奈のイメージでジャージ姿だったんだね。そのジャージのケツの揺れ具合がメッチャ印象に残っていて、声優に詳しくないオレの中で三森すずこは「ケツの人」になったくらいプリップリしてたんだよ。

脚本家もあれを見て書いたに違いない。

最終回も素晴らしい出来だった。本当に最後の最後まで面白かったなぁ。

せっかくだから、何かプロレスを題材にした新しいアニメなども企画してくれれば絶対に観るけどね。梶原一騎の「プロレススーパースター列伝」みたいに嘘八百でいいんだけど、梶原一騎ってある意味天才で、エンターテインメントとして面白いウソを書ける人だったから、ウソでも怒られないんだよな。ああいう奇特な体質の脚本家がいまいるとも思えないが、何か機会があればぜひ新しいプロレスアニメにも挑戦してみて欲しい。

終わりかぁ。なんか寂しいなぁ。もっとオカダとか棚橋とか内藤が活躍するアニメが見たい気がするよ。制作は東映アニメーションでさ。新日の選手が架空の悪役と戦うアニメでもいいかも。

終わっちゃうのかよーーーーーーーー。

スタッフの皆様ご苦労様でした、だけど、なんか続きやってよ。





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「アトム ザ・ビギニング」第11話 感想(のんびりペース) [アニメ/特撮]

バトル中に相手に通信してそれぞれの存在を確認しようとする辺りが、「アトム ザ・ビギニング」のテーマになってるのだな。

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発達した人工知能が自我を形成するまでの過程を描いているのだろう。

「鉄腕アトム」も元はといえばディズニー映画の「ピノキオ」をベースにした物語で、自立して動く人形が人間になるまでの過程を描くはずだった。アニメ化によって予想外の大人気となったために、視聴者/読者である子供たちの期待に応えてバトル漫画っぽくなったのだが、構想の段階ではアトムがロボット市民第1号になって終わるとか、そんな感じだったはずだ。

だから、今回の個と個の断絶とコミュニケーションを求め自分の存在と相手の存在を確認しようとするところなどは、オリジナルで出来なかったことをやろうとしている。自我が形成されそうなほど発達した人工知能は、A10-6とマルスだけだったわけだ。

ところが軍需兵器であるマルスは、目的上自己を認識する方法を他者に求めない。AIは優れているが自己完結型で、目的遂行のために情報を取得して分析することに特化しており、コミュニケーション能力はおそらく乏しい。戦争兵器なのだから、相手のことを慮るはずがない。せいぜい国際法上問題ないかどうかを判断するだけだろう。

目的を果たすために特化されたAIと、万能型で最終的に人間と同等の思慮を得ようとするAIの差が良く描けていた。

また、天馬とお茶の水の方向性の違いも良く描けていた。お茶の水博志はあくまでA10-6を人間のように扱い、天馬午太郎はロボットとしてスペックだけを気にしている。この差異が後のアトム誕生に大きく関わってくる。交通事故で亡くなった最愛の息子に似せてアトムを生み出した天馬だったが、彼は自分の作ったロボットに納得がいかずに見世物小屋に捨ててしまう。それを拾って育てたのがお茶の水博士だ。

アトムのことをよく理解した上で、原子力の平和利用からは距離を置いて成立している作品である。

原案はよく考えられてはいるが、アニメとしては展開がかなり遅くてタルい。

視聴を打ち切るほどには酷くないので、これからも観させていただきますよ。




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Twitterまとめ投稿 2017/07/02 [日記]


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都議選関係ないけど [政治]

東京都議選がいつ投票なのかも知らない名古屋市民だが、東京新聞がいつもご迷惑をかけているようなので、ネットの拾い物で拡散しておく。

安倍総理が選挙の応援演説をやったのだが、案の定バカ左翼の動員が掛かっていて、バカのマスゴミがいかにして偏向報道しているのかがよく分かる画像があったので、ここに永久に晒し者にする次第である。

実際の現場の様子は、自民の演説なのだから自民の支持者と興味のある一般人ばかりなのだが、そこに動員されたバカ左翼の老人と日本国籍を持たない面々が一部に陣取っていた。

その隣がマスゴミの指定席になっている。

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そしてこういう映像を撮って、テレビや新聞で印象操作を行う。

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テレビは高価なカメラの性能を活かし、こんな感じでアングルを決めて映像を撮る。

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そして、周囲にいる多くの支持者や普通に演説を聞いている聴衆を無視して、捏造報道を垂れ流すわけだ。

そもそもマスゴミが陣取っている場所からは全体像が見えていないのだから、安倍の演説にどのような一般人の反応があるかなど、彼らの位置からでは全く取材できない。そもそも最初から欲しい映像と報道したい内容が決まっているので、何かを取材してありのままを伝えるという体制になっていない。

最初から報道機関がやるべきことは何も出来ていないわけだ。

これはもう習い性になっていて、自分たちで改善するのは不可能。

マスゴミは、あの位置でしか取材をしない時点で存在価値すらない。





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