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Twitterまとめ投稿 2017/06/27 [日記]


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2017春アニメ最終ランキング [アニメ/特撮]

継続もの以外は終わったらしいという話を聞いたので、2017春アニメの最終ランキングをつけておく。いつもの個人的な覚書。

ルールは春アニメと特撮に加え、継続で春に終わったものを含む。自分が最後まで観た作品のみ対象とし、途中で切った作品は含まない。

第1位 「有頂天家族2」制作:P.A.WORKS

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画面密度、脚本密度共に最高レベルを保ったまま最終回を迎える。密度が高いだけでなく、過不足もない。満点の出来栄えだった。下鴨家の毛玉たちだけでなく、二代目も弁天も天満屋も、すべてのキャラクターが輝いていたよ。1クールの作品としては完璧に近い。

第2位 「リトルウィッチアカデミア TVシリーズ」制作:TRIGGER

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冬から始まった2クール作品。前半はカガリ・アツコと仲間たちの描写に費やし、後半はその仲間たちとの交流という構成だった。どのキャラクターも魅力的だったのに、30代を中心とした世代にはウケが悪かった。それもそのはず、彼らが観てきたアニメモドキの対極にある作品なのだから当然。最終回でアッコがちょっとだけ飛べた場面はほっこりしたわ。

第3位 「ID-0」制作:サンジゲン

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宇宙が舞台のSFロボットアニメを観たのは「シドニアの騎士」以来だ。実存の意味を探るテーマにはもっと詳しい感想を書きたかったのだが、月曜日に視聴していた作品が3つもあって叶わなかった。テーマ的には1番好きな作品だが、オリハルトとラジーブとオリリアンの関係を整理しきれていなかった気がしたので、中間1位から2つほど順位を落とした。ソーラン節は傑作演出。

第4位 「進撃の巨人 Season2」制作:WIT STUDIO

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原作未読で意味不明のまま感想を書き続けた。お猿の巨人が喋ったところと、ライナーとベルトルトが突拍子もないところで重要すぎる話を始めたところは意表を突かれまくった。1期から「は?」となることが多かった作品だが、相変わらずでしたなぁ。原作が意外と作り込まれていると知って評価は上がった。2期が実写待ちで遅れたのは返す返すも残念。

第5位 「夏目友人帳 陸」制作:朱夏

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6クール目にして名取が夏目が所持する友人帖のことを知ったことと、夏目貴志の祖父が妖と関係したことが明らかになる。箱崎氏の式であった2頭の龍が夏目の祖父と面識があったらしいのだが、祖父にも妖が見えていたのかどうかはまだ不明。レイ子と祖父のどちらも妖が見えていたのなら、隔世遺伝したであろう夏目貴志ってもしかしたらすごい能力を持っているのかも。

第6位 「ベルセルク 次篇」制作:ミルパンセ、GEMBA

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分割2クールで、初の蝕後を描いた「ベルセルク」が終わってしまった。3クール目が期待されているが、おそらく契約は2クールだったはず。製作委員会が3期のために動いているという情報はいまのところない。「ベルセルク」だから楽しんで感想なども書いたが、画面が本当に観づらくて、演出も単調だし、満足からは程遠い。感想でも書いたが、脚本もまとめ切れていない。でもやっぱり「ベルセルク」は面白いのよ。原作は冬まで休載。9mmさんは2期ではフルヴァージョンを出した模様。

第7位 「タイガーマスクW」制作:東映アニメーション

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まだオマケが1話残っているが、実質最終回だったのでランキングをつけておく。3クール作品で、尺に余裕がありまくったものだから、遊びの回も多々あったものの、重要な試合のシーンは作画も力が入っていて、なかなか楽しかった。いつも低めの順位にいたが、新日対GWMの対決が良かったので順位を上げておいた。何気に喪失感が大きい。

第8位 「カブキブ!」制作:スタジオディーン

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これも面白かった。特に目立って良い点があるわけではないが、高校生がちょっと変わった部活を始めるというシチュエーションの王道っぽい感じ。ちゃんと自分が好きなものがあって、全力でそれを楽しんでいる雰囲気だけで満足だ。部活といいながらダラダラしてるだけなのが一番腹立たしい。

第9位 「神撃のバハムート VIRGIN SOUL」制作:MAPPA

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映像も音楽も一級品だが、脚本がタルくて眠くなる。下手なわけじゃないが、せっかくの素材を全然生かし切れていない。2クールものなので後半に期待。

第10位 「信長の忍び~伊勢・金ヶ崎篇~」制作:トムス・エンタテインメント/V1Studio

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悪くないけども、秀吉と家康をほとんど描いていないのでちょっと順位を下げた。このまま本能寺の変までずっと続いてくれることを望む。

第11位 「ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE」制作:円谷プロ

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ミニコーナーの「ウルトラファイトオーブ」が最高だった。AKBは最低だった。そして、ベリアルにはそろそろ飽きてきている。

第12位 「アトム ザ・ビギニング」制作: OLM、Production I.G、SIGNAL.MD

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核の平和利用という課題からは逃げてしまったが、AIというタイムリーな題材とロボレスになってからのバトル展開で盛り返した。A10-6より、中割動画を自動で作成するAIが必要だな。

第13位 「サクラクエスト」制作:P.A.WORKS

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だんないよー。順位が低くたってだんないよー。いまのところ、ただのキャラアニメだ。

第14位 「正解するカド KADO:The Right Answer」制作:東映アニメーション

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これは久々の本来的な意味でのクソアニメじゃないのか? 壮大なOP、レベルの高いセルルックCG、作り込まれたカドの表現、世界史を変えるレベルの物語、登場人物は政治家と高級官僚。そんな作品がまさかこれほど稚拙になると誰が予想しただろうか。これほどまでに圧倒的な知識不足を露呈して、脚本家は死にたくなったりしないのだろうか? いや、死ねとは言わないけども。


という順位になりました。

見て分かるように、萌えアニメっぽいのはまったく排除してある。もうああいうのはどうでもいい。

付け加えたいのは、「月がきれい」という作品は、会社でそこそこ人気があったということだ。オレはもうああいうのはいいと思って切ったが、そのときに書いたけども、決して面白くないわけではなかった。

ただ中高生向けなので、観るのが恥ずかしかっただけだ。中高生は面白かったんじゃないの。会社でも若い子たちは喜んで観ていた。

2017春アニメは、全体的に高クオリティー作品が多かった。「サクラクエスト」「アトム ザ・ビギニング」はこれから面白くなるのを期待している。




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「リトルウィッチアカデミア」第25話・最終回 感想(感動の最終回) [アニメ/特撮]

最後の最後まで日本のアニメーションの楽しさに満ち溢れた作品でした。

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エモーショナルな演出が日本アニメの持ち味ですよね。TRIGGERらしい演出で感動しました。

人間の負の感情で作動する大陸弾道弾との攻防といい、それを唯一得意な変身魔法でぬいぐるみに変えていくアッコといい、自分の方が能力が高いのにシャイニィロッドに選ばれたアッコのサポートに徹するダイアナといい、ふたりをミサイルに追いつかせるために力を使い果たす仲間たちといい、感動しっぱなしでしたよ。

出版社主導で行われたことですが、視聴者のリビドーを軽く刺激することで金を際限なく使わせるという方向に進んでしまった昨今のアニメ界にあって、親が子供に与えても恥ずかしくない作品を志向してくれたことは本当にありがたい。ガイナックス初期の魂を感じる素晴らしい作品でした。

昭和の時代からアニメは商業的な方向性と教育的な方向性とに分裂していたのですが、当時は日本が成長期でスポンサー獲得に事欠かなかったこともあり、この分裂は目立たなかったんですね。作家性の有無も同様で、作家性のあるものもないものも同じように資金は集まり、製作することが出来た。

ところが日本の成長が止まり、詳しくは書きませんが政治力の分裂による停滞が不況に拍車をかけ、また娯楽の王様だったテレビが多チャンネル化や趣味の細分化によってスポンサーを獲得しづらい状況になると、背に腹はかえられないとばかりに商業的方向性の追求によって利益の最大化が出版業界にもアニメ業界にも求められるようになってしまった。

利益の最大化を追求する過程で辿り着いたのが、エロとまでいかない表現で、男女問わず性的情動を軽く刺激することにより視聴者の財布の紐を緩めるという手段でした。金を払う視聴者にターゲットを絞り、彼らが決して成長しないように彼らを全肯定した上で、抜かりなく金を巻き上げる。これが上手くできるところが良い出版社であり、良いアニメ関係者だった。

出世するのはオタクを成長させず、怒らせず、気持ちよく金を使わせる人間ばかりで、作品の質を見抜くとか、作家の可能性を発見する能力はあまり求められなくなってしまった。その結果が現在です。

旧ガイナックスの周辺にいた人々というのは、そんな流れになっていくのをいち早く察知して反発した人々で、彼らの「自分が見たい作品はこんなのじゃない」という強い想いが、なんとかアニメを出版社主導の金儲けの手段のひとつにすることを阻止してきたように思えます。

ジブリと旧ガイナックスは作風が随分と違いますが、児童文学をベースにした子供向けの作品を作ってきたジブリと、自分たちが子供のころに観たカッコいいアニメを追求した旧ガイナックスは、子供向けのアニメを作りたいという方向性は一緒でした。

今回の「リトルウィッチアカデミア TVシリーズ」は、そんな子供向け作品をもう一度作りたいという志向を、スポンサーをアテにせず、クラウドファンディングと配信事業者からの分配で達成した稀有な例で、このやり方がこれからのスタンダードになるかどうかはまだわかりません。

それに、配信事業者からの分配を資金回収の柱にすると、観てもらいたいはずの子供たちに作品が届けられないという欠点もあります。さらに、一般家庭で最も優れた映像機器はテレビのはずで、アテにならない地上波を介さずどうやってテレビに作品を映し、収益を得るかという課題はまだ克服されていないはず。配信事業者に払う金などNHKより安いのに、なかなか底辺家庭は踏み切ってくれませんなぁ。

本当はこういうことを政府に働きかけて規制緩和させないといけないのですが、アニメ業界というのがまた左翼というか左巻きの集まりで、政治運動や活動は好きなのに政治家を動かすノウハウを持っていない。アニメファンは右巻きが多いのに本当にズレている。

まだまだ課題は多いですが、子供の感性を自分たちの作品で刺激して、将来大きく羽ばたける子にしたいと願うアニメ関係者が、自分たちの利益のためには子供を決して成長させてはいけない、バカのままでおっぱいおっぱいと喚くだけの白痴にしておく必要があると悪だくみする連中に負けてはいけない。

負けたら何もかも終わりなんですよ。

そんなわけで、素晴らしい作品でした。スタッフの皆様ご苦労様でした。





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「ID-0」第12話・最終回 感想(ソーラン節に腰抜ける) [アニメ/特撮]

最終回になってようやく美しい宇宙の背景美術を認識した。物語にのめり込みすぎてそれどころじゃなかったからな。

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アリスだと思われていた少女の正体が、ケインらの共同研究者だったジェニファーだった。ジェニファーは娘のアリスがオリリアンとなったのちに、彼女を追って自らオリハルトにマインドトランスした。母のアリスへの強い想いが彼女の形となって実存することになったとのこと。

同じく共同研究者だったアダムスは、人類の救済者となるために移動天体ラジーブに接近し、ラジーブの中核にマインドトランスしてこれを制御するつもりが途中でラジーブにIマシンを破壊されてしまう。そのときにどうやら彼もオリハルトにマインドトランスしたようで、彼の自我はラジーブの中核に人格として存在していた。

イドもまたかつての自分であるケイン・アリスガワだったころの所業に罪を感じ、エスカベイト社の仲間たちの手を借りてラジーブの中核まで掘削していって、自分だけオリハルトにマインドトランスした。

こうしてかつての仲間たち3人はすべて移動天体ラジーブの中核へと肉体を捨てて辿り着き、実存人格としてお互いを認識することで自我を形成した。彼らにオリリアンであるアリスを加えた4人は、対立した意見を抱えたまま対話を行った。

アダムスは肉体を捨ててなおラジーブに命令することにこだわった。ケインは命令では上手くいかないとアダムスの説得を試みたが、アダムスは激高するばかりだった。そこにジェニファーが加わった。自分の意見が通らないことに苛立ちを募らせたアダムスがケインを撃った。ケインはそれを避けようともしなかった。その行為がアダムスのケインへの認識に変化を与えた。

アダムスによってケインではなくエスカベイト社のイドだと認識されたケイン=イドは、ラジーブの中でふたつの自我を形成した。イドの中にあったケインは独立した自我となって、かつての仲間たちとともにアリスを通じたラジーブとの対話を行うために消えていき、残されたイドは再びマインドトランスをして元のIマシンに戻った。


という最終回でした。まとまり良く終わったのですが、ちょっと尺が足らない感じでした。

例えば、なぜオリハルトはお互いに引き付け合うのか。なぜそれを使って人類は瞬間移動できるのか。時空転移を促す物質だが謎が多く解明されていない、という説明でも良かったけども、オリリアンとなったアリス(本当はジェニファーだった)を求めて引き寄せるだけでなく自らの意思があるように分子レベルまで小さくなってストゥルティー号内部に侵入してきた描写があったのに、そこには一切触れないまま終わってしまったのはちょっと残念かなぁ。

移動天体ラジーブがアリスを追いかけているという説明は何か変だ。ラジーブは別にアリスでなくてもオリハルトなら何でも追いかけて吸収するはず。それに、アリスを追いかけて船内に侵入してきたのはオリハルトのはずだ。オリハルトは鉱石、ラジーブはその回収装置という設定がちょっとした違和感を生んでいる。カチッと納得できないのはSFとしては残念になるな。

最後にケイン、アダムス、ジェニファーの3人がラジーブの中核である結晶体との対話を行い、ラジーブにいまそこに別の文明があることを理解させるのだが、彼ら自身がオリハルトにミゲルジャンプしてオリリアンになっているのに、アリスの存在はそこまで必要だったのかも疑問だ。

オレが考察したオリハルト=宇宙粘菌の方が、ラジーブとオリハルトを同じものに出来てスッキリする。もしくは、そもそもオリハルトは別の知的生命体が作った空間転移を促す情報を記録できる結晶だったが、失敗作だったためにラジーブで回収させているとか。ラジーブにだけ自我があるということにすると、全体に違和感が出てきてしまう。

謎が多い、という設定に頼りすぎたし、説明する尺も足らなかった。でもちゃんとまとまっているのが凄いところだ。

最終回は何といっても掘削時のソーラン節が出色だった。誰がやろうと言い出したのか知らないが、思い切った演出だった。たしかにあそこでエスカベイト社の土方っぽさを出しておきたいところだが、船でニシン漁をする雰囲気にしてあったのだな。というより、気分の問題か。あれは見事だった。

この作品がどれほど世間に受け入れられているのか分からないが、そこそこ人気があれば劇場版とか2期とかあるかもしれない。

あれば必ず観るよ。スタッフの皆様ご苦労様でした。





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「有頂天家族2」第12話・最終回 感想(完璧アニメ) [アニメ/特撮]

終わっちゃった。振り返れば1秒の無駄もなく面白かった。全部良かった。2期はマジ凄い。

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この内容の濃さはオリジナルの2期ではなかなかない。原作がしっかりしていると2期でもこれだけ密度が濃いアニメになるのだと驚いている。これは間違いなく3期がある。原作は3部作とのことなので、原作完結の2年後くらいにアニメ3期かなぁ。

早く観たいところだが、原作発表の1部と2部の間が8年も空いてるんだよな。都合10年後? 原作者に期待するしかないですな。3部はもっと早く書き上げてください。10年後だと、キャラクター原案の久米田康治氏は60歳になってる。P.A.WORKSの堀川憲司氏は62歳。・・・先生、巻きでお願いします。

作者の森見登美彦氏はまだ若くて、自分の作品がバンバンアニメになってるから気づかないかもしれないけど、この作風の原作をしっかりアニメに出来るのは同世代じゃないんだよね。2世代上が作ってる。作者がこのアニメのことをどう思っているのか知りませんが、自分の作品に感応しているのが2世代上で、読者の年齢層がちょっと高めということは意識して欲しいところ。

作者と同世代で有望なアニメクリエーターは、演出家の松本理恵くらい。いま「血界戦線」でやらかして干されてる。彼女は若いんだわ。彼女が若すぎて、同世代の子たちはまだ名前が売れてないだけかもしれないが。松本理恵、フリーになっていたら、P.A.WORKSで作らないかなぁ。いま何をやってるんだろ? あの演出家として飛び抜けた能力をいつまで放置させておくつもりなんだ?

とにかく作者が早く3部を書き上げてくれないと、アニメの続編も観られない。期待してますぜ。

内容に関しては、やはり二代目と弁天は、お互いに惹かれ合いながら、絶望的に相性が悪くて触れ合うとすぐに喧嘩になるということだったじゃない。なぜ前の会社の連中はこのふたりがくっつかないと思っていたのか、会社を離れたいまとなっては知るすべはない。

そもそも超絶能力を持つ弁天が二代目だけにはどうしても勝てないのは、惚れてるからだろ。能力的には弁天の方が上。だけど弁天は二代目の潜在能力の高さを知っていて、彼が本物の天狗になる覚悟をすれば、所詮人間の自分には太刀打ちできないとわかっている。そして、彼が天狗となったとき、自分はただの人間に戻るともわかってるし、心の底でそれを望んでもいる。彼女が狸を喰うのは、自分は人間であって天狗じゃない、いつかは人間に戻りたいと心の奥で願っているから。それを叶えてくれるのは、自分を攫って天狗モドキにした赤玉先生ではなく、二代目なんだよね。

そもそも赤玉先生が後に弁天となる少女を誘拐したのも、天狗を毛嫌いして人間に憧れる二代目を覚醒させるための親心かもしれないし。立派な天狗になって欲しいと願う親心が、天狗的傲慢さでひとりの人間の少女の人生を狂わせてしまった。

この惹かれ合いながらも相性が悪いふたりと対になって描かれているのが、矢三郎と海星のカップル。こちらも惹かれ合いながらも相性が悪いのだが、一足早く仲直りした。海星は弁天ほどひねくれておらず、矢三郎は二代目より人物が大きい。狸より天狗の方が小さいというのは、3部の物語のベースになりそうだ。

大きい小さいでいうと、無事に偽右衛門となった矢一朗は矢三郎より器が小さい。金曜倶楽部の寿老人は、菖蒲池画伯より器が小さい。弁天は本物の天狗の血を引く二代目より小さい。金閣銀閣は、謎能力を秘めた矢四朗より小さい。ところが2部までだと小さい方が大きく偉ぶって立場も上なんだよな。3部は立場の逆転が起こりそうになるものの、本当は大きい者たちは偉ぶることを望んでおらず、立場の逆転を望んでいないみたいな流れもあるかもね。

大狸だった下鴨総一郎があえて喰われたこととか、二代目が覚醒してくれないと願いが成就しない弁天の立場なども絡んでくるから、いくらでも話の伏線はあるね。

いやもう本当に面白かった。最高だったよ。

スタッフの皆様ご苦労様でした。「有頂天家族3」にも期待しております。





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Twitterまとめ投稿 2017/06/26 [日記]


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「アトム ザ・ビギニング」第10話 感想(2クール?) [アニメ/特撮]

A10-6が通信を求めている理由がよく分からないまま視聴しております。

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全体にNHKアニメっぽい雰囲気は変わらず。

でもロボレスになってからはかなり面白い。

CGのロボットも画面から浮いてる感じがしないのがいい。

そこそこいい感じだが、2クールなのかな?




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「タイガーマスクW」第37話 感想(激熱作画に痺れる) [アニメ/特撮]

望んでいた通りの激熱作画で大興奮だったよ。

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新日とGWMの最終決戦は第5試合にもつれ込み、負け越していた新日はオカダ・カズチカに命運を託し、アドヴァンテージのあるGWMはタイガー・ザ・グレート・ザ・サードを温存、ミラクルワンを試合に送り込んだ。

噛ませ犬とみられていたミラクルワンはいきなり毒霧を吐いてオカダの機先を制すると、ラフファイトでオカダを痛めつけていく。彼を第5試合に送り込んだミスターXの思惑は、オカダを延長戦第6試合に出られなくすることだった。ミスターXは、GWMの日本マット制圧と同時に、虎の穴の宿敵タイガーマスクを潰しておきたかったのだ。

ミスターXの指示を受けたミラクルワンはオカダにトペ・コンヒーロを決め、彼の左腕を利かなくした。ところが自らも頭部を強打してダウン寸前となる。

負けるわけにはいかないオカダは執念のレインメーカーでミラクルワンをKOし、勝利を収めるものの第6試合に出場できる状態ではなかった。

控室でその様子を見守っていたタイガーマスクは、自分を第6試合に出場させてくれるよう直訴する決意を固める。だが、マスクが破られており、このままでは素顔で出場しなければならなかった。そこで高岡春奈がタイガーマスクとタイガー・ザ・グレートのマスクを繋ぎ合わせ、新たにタイガーマスクWというリングネームを考え出した。

所属選手ではないタイガーマスクの直訴を受けて困惑する新日サイドであったが、そこに飛行機が遅れて試合に間に合わなかった内藤がようやくやってきた。タイガー・ザ・グレートとの対戦経験のある内藤は、いまのオカダの状態ではタイガー・ザ・グレートに勝てないと判断して、タイガーマスクの出場を進言する。日本での試合でGWMに負けるわけにはいかない新日は、タイガーマスクに命運を託す決断を下した。


と、ここまでが前振りで、本番は第6試合のタイガーマスク対タイガー・ザ・グレート。かつてイエローデビルとして来日し、ナオトらの古巣であるジパングプロレスを壊滅に追いやった男への復讐の機会はついにやってきた。


というお話。第6試合の内容は書かないが、とにかくこの試合の作画が凄い。ずっとヌルヌル動かしているわけではないんだけど、止め絵の格好良さ、カメラアングルとメリハリの利いた動き、見やすいレイアウトでとにかく熱く盛り上げてくれる。実際のプロレス並みの熱さだ。レスラーの重さが伝わってくる絵だから、技のひとつひとつが痛そうに感じられる。演出作画共に見事だった。

タイガーファングを2回繰り出しているのだが、1回目は横からかましてのサブミッションという流れで、ここでザ・サードの左腕を破壊していたのがのちにグリップ力の低下となって危うくフォールを逃れるといったところもよく考えてあって好きだったな。男の子向けのアニメはこうでないと。

最終的にタイガーマスクが勝利して、新日本プロレスはGWMの日本プロレス界乗っ取りを阻止することに成功した。震災復興イベントを観戦してプロレスラーに憧れレスラーとなった東ナオトは、最初に所属した思い出の団体ジパングプロレスを壊滅させられた恨みをとうとう晴らすことに成功した。

GWMの日本マット制圧の夢は潰え、四天王すべてを倒された虎の穴は、再びタイガーマスクによって潰されてしまった。


ここから先の脚本も良かった。

まず、アニメと連動してタイガーマスクWをやっていた飯伏幸太とオカダ・カズチカとの試合をアニメ内で描くことで、タイガーマスクWと飯伏幸太が別人だとしっかり分けていた。もちろんアニメの設定上では最初から違うわけだが、原作付きのアニメでオリジナル展開をやったとき、アニメ内でオリジナルキャラの始末を完全に付けて、以後の原作に影響を及ぼさないよう配慮するのと同じだ。こういうところは本当にしっかりしている。飯伏は才能と可能性の塊だから、アニメで色を付けるのは良くないしね。声優も本人がやっていた。

試合後、東ナオトはメキシコへ、藤井タクマはアメリカのローカル団体に参戦するためにそれぞれ旅立って行った。それを追いかけてやってくる高岡春奈と山科ルリコが会えずじまいで置いていかれてしまうところもいいねー。プロレスアニメなんだから恋愛はあくまでおまけで彩り。

その彩りを飾った高岡春奈、山科ルリコ、来間ヒカリ、ミスXは空港でばったりと顔を合わせ、ミスXは高岡春奈に何かを頼むのだが、次週予告でなんとスプリングタイガー復活が分かって個人的に嬉しかった。新日は余裕があるんだから、女子プロレスの盛り上がりにも協力して欲しいし、アニメーターはむさくるしいおっさんばかり描かされてストレスもあろうから、実質最終回の後におまけとしてこういうのをやるのもありなんじゃないかな。現実の女子プロレスの方はスター不在で苦しいらしいし。

空港には女子ともども置いてけぼりを喰らったケビンがおり、ちょっと笑った。ケビンを置いていったタクマは、アメリカでオーディンと合流していた。脚は治ったんだな。

ナオトがメキシコ遠征に旅立ったことから、富士山麓の練習場はふくわらマスクが使わせてもらうことになったのだが、ふくわらマスクは高岡拳太郎の後輩と打ち明ける。高岡拳太郎は初代のイエローデビルだから、虎の穴の後輩ってことだろう。

最後の最後まで隙なく面白かった。満足満足。


3クールに渡って楽しませてくれた「タイガーマスクW」も来週でいよいよ最終回。

スプリングタイガーではなく、タイガーマスクスプリンガーという名前になるのか?

オマケ回なんだけど、なかなか楽しそうだ。





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Twitterまとめ投稿 2017/06/25 [日記]


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「OVERMANキングゲイナー」(2002年作品)第6~17話 視聴 [アニメ/特撮]

第17話の「ウソのない世界」は本当に傑作。いつ観ても大笑いできる。

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当時WOWOWで放送されたので観ていた人は限られるようだが、15年も前の作品とはとても思えないほど出来がいい。

WOWOWなので2002年の作品ながら画面が横長で、デジタル着色ということもあって古びた感じがせず、いま観てもかなり面白い。というより、いまはこういう作品がなくなってしまって悲しいよ。吉田健一氏の絵はどれも好きだが、「OVERMANキングゲイナー」と「ガンダム Gのレコンギスタ」「交響詩篇エウレカセブン」は吉田健一氏の絵がなければ成立していない。

富野由悠季と何度かコンビを組んだので贔屓にしているが、ジブリの同期には「君の名は。」の安藤雅司氏がいる。安藤は神がかり的に上手い。上手いだけでなく持ってる。売れるんだよなぁ。新海誠までヒットさせて、どうなってるんだか。オレが好きなのは「思い出のマーニー」だけどな。

オレが「同年代のアニメーターが」と書くときは、大体このふたりのことが念頭にある。このふたりは化け物だ。上手すぎる。でも、富野と組んだ吉田健一氏の方はそんなに売れていない。「交響詩篇エウレカセブン」はそこそこだったかもしれないが、同期が安藤ではな。比較されると可哀想なくらいだ。

アニメファンがまだ牧歌的だった時代にアニメに憧れ業界に入り、いま第一線で活躍している人間は多い。このふたりと年齢が近い世代がアニメの地位を引き上げてきたが、これがリタイアして、深夜アニメで育った世代に代わってくる頃が最大のピンチになるはず。

P.A.WORKSの堀川憲司社長とかこのふたりとか谷口悟朗とか、1960年代生まれというのは本当に恵まれていて、質の良い読書体験とアニメ体験がバッティングしていないのが特徴。子供のころに良い本をたくさん読めて、良いアニメもたくさん観られた。90年代から00年代はまさに彼らが第一線で活躍していた時期。

そこまでは順調だったのだが、出版社主導で出版の質が大幅に落ち、不況もあって、マーケット至上主義が跋扈するようになってからはもうボロボロ。皆さんご存知の「リビドーを軽く刺激して購買意欲を高める」という方向に進んでしまった。いま世間でアニメファンといえば、80年代生まれのこうした連中のことを指す。だから気味悪がられている。

一般層がアニメをバカにしながらジブリや細田や新海は平気で観るという矛盾は、良い読書をして育った60年代生まれのクリエーターの作品は許容できるが、80年代生まれのクリエーターが作ったものになると虫唾が走るような気持ち悪さを感じてしまって無理ということだ。完全に拒否られているのに、アニメはそこの層ばかりをターゲットにしている。

これはかなりヤバいはず。20代後半から30代前半の、ハルヒだのけいおんだのの世代におんぶにだっこでこれから先、何を作るつもりなのか本当に不思議だ。ああいうのは発展性がないだろ。クリエーターが刺激を受ける作品ではない。出版社がバカに合わせて作ったテンプレの上に、性刺激が乗っかってるだけだ。作る方もこの世代になってくると、そもそもまともにアニメを作れるのかさえ不安になる。

「OVERMANキングゲイナー」は、良い時代に良いアニメーターを使い、富野の爺さんが張り切って作った作品で、とにかく楽しい。

アイデア満載なのだ。




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