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「タイガーマスクW」第22話 感想(地方興行と町おこし回?) [アニメ/特撮]

東映アニメーション創立60周年記念企画のひとつである「タイガーマスクW」。

正直、こんなに面白くなるとは思ってなかった。

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今回は番組準レギュラーと言っていいふくわらマスクが衰退する地方の商店街(埼玉らしい)の活性化のためにプロレスの自主興行を行う話であった。

同じ地方の独立系団体である浜名湖プロレスの支援を受け、自主興行を行うはずが、機材を乗せたトラックが渋滞に捕まり会場に到着できないとわかった。そこで急遽新日本プロレスが機材を貸し出すことになり、ついでに内藤哲也とEVILが参戦するというもの。

プロレスで町おこしは無理にしても、なーーーんにもない田舎の人にとってプロレス興行は結構な楽しみなのだ。プロレスは愛知県体育館などで観戦することが多かったが、何度か知多半島の真ん中あたりにある半田という街まで友人と観戦に出かけたことがあって、この半田という街のさほど大きくない体育館で観たアンドレ・ザ・ジャイアントの迫力はいまでもまざまざと思い出せる。

爺さん婆さん父ちゃんおこちゃまみんな大喜びだったよ。やっぱりプロレスラーの身体の分厚さってのは、強さの説得力が違う。試合に勝ったから強いとかではなく、強さはこうでなきゃいけないという論理を超えた説得力があるのだ。相撲取りの巨大さとプロレスラーの分厚さは、田舎で生活する人間にとってはまさに異次元。レスラーはああでなくちゃな。

格闘家というのは逆にいつもピリピリしてて、階級制だからさほど大きくもないし、実際に試合をすれば強いのだが、その神経質な雰囲気が人としても強さの説得力に欠ける。戦場で槍を存分に振るい、敵の首をいくつも切り落とす強者も強さだが、華がない。やはり戦場の華は本田忠勝のように大きくて颯爽としていないといけない。プロレスラーにはそれがあるんだよな。

入場曲に乗っていくつもの華がリングに上がってはもの凄い音を立てて叩き合う。大きくて分厚い人間が空を飛ぶ。技を食らって空中で一回転する。ああいうものを人は観たがってる。タイガーマスク(佐山聡)に憧れて練習していたころには、あの子供のころに感じていた素直な感覚を見失っていたよ。

昔、初代の貴乃花が、地方巡業などで見せる花相撲を指して「相撲は格闘技と言えるのか?」と問われ、「相撲は芸能です」と答えていた(記憶が曖昧だが意味はこんな感じ)のはまさに卓見である。地方の客は真剣勝負が観たくて相撲やプロレスの地方興行に脚を運ぶのではない。勝負の行方に興味などない。強さそのものが観たいのだ。真剣勝負ならどこかの道場でひっそりとやっていればいい。

格闘技もスポーツとして観戦対象となったいま、格闘技の興行が盛り上がるのは元格闘技経験者として好ましいとは思うものの、やはり相撲やプロレスもないといけない。笹の才蔵こと可児吉長もいいが、本田忠勝、前田利家といった戦場の華もまた必要なのだ。可児吉長にしても、現代のヒクソン・グレイシーにしても、あんなちっこいのではパッと見の説得力がない。ヒクソンなんて強いという情報が頭になければ、大木金太郎に頭突きで額を割られそうな小ささだもんな。

強さを見せる芸能、相撲やプロレスとはそういうものだ。


とはいうものの・・・、人口が都市部に集中して地方都市が寂れ放題になってきた00年代、都市部の大会場で興行を打つ方が圧倒的に有利だったのは確かなのだ。そして都市部の人間は人間の本能的な渇望が希薄になる傾向があるので、強さを実際に勝つことに求めてしまいがち。強さの説得力が通じない都市部において、格闘技と競合し、名声を削がれた状態で地方興行を打つプロレスは、昔とは違った形で地方で活動するようになっている。それが地域密着型というやつだ。

地方興行のみで団体を運営するのは、詳しくはないがいろいろ難しいはずだ。そもそも密着している地方都市が年々人口が減っている。新しい仕組みが絶対に必要なんだよなぁ。オレが90年代にリングスをプロレスと見做して観戦していたのは、前田日明が相撲の仕組みを模して月1回興行とテレビ放映権で団体を運営しようと知恵を出していたからであった。あれはよく考えられていた、新しいプロレスの仕組みであったものの、ヒクソン・グレイシーに代表される格闘技ブームのようなものに潰されてしまった。

ちっこい可児吉長とでっかい本田忠勝と、実際に会ってみたいのはどっちかって話だ。新日のオカダ・カズチカがいいのは、デカイってことに尽きる。棚橋も内藤も分厚い。デカイのがバシバシやり合うからいい。

可児吉長が試合をするのならテレビでなら観たい。だが、実際に出くわしてみたいのは本田忠勝だよな。

なんかとてつもないものに実際に出くわせてしまう会場、それが地方の小さな体育館であり、聖地後楽園ホールなんだよな。




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「3月のライオン」第21話 感想(山形県天童市) [アニメ/特撮]

島田八段の回想シーンが田舎すぎて忘れていたが、山形県天童市の人間将棋は有名っしょ。

忘れていたけど。ああ、それで山形だったわけね。

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天童市の人間将棋大会の今年の開催は、4月22日(土)と23日(日)。23日には実写版「3月のライオン」に出演した神木隆之介くんと監督の大友啓史氏のトークショーもあるみたいで、かなり盛り上がりそうですね。

俳優さんには詳しくないけど、神木隆之介くんはアニメとも関係が深いので知ってるわ。宮崎駿、細田守、新海誠とコンプしてるんだから持ってる子だよね。原作が良いし、邦画の悪い面が出にくい作品だから実写版も当たりそうだ。

当日はニコニコ動画の公式放送があります。

アニメの方は宗谷名人に4連敗を喫した島田八段が故郷山形の人間将棋に参加するも、本人が雨男だったせいで室内開催となってしまう。それを気に病んでまた胃がキリキリ痛みだすが、故郷の人たちに触れて元気になる話でした。島田さんが故郷の村から孤独になる老人をなくすためにやってる取り組みが素敵でした。

後半は桐山が川本家に久しぶりに顔を出す話で、零がやってくるまで新作和菓子を考えている様子が面白かったですね。甘味処なんて彼女と一緒じゃないと入らないところですが、女性のあんみつ好きだけは本当にわからん。オレも甘党だから付き合いであんみつも食べるけども、女性はたしかに盛りますな。注文のときに「あと、あと」って言いながらどんどん巨大化させていってる。「もうそれあんみつじゃねーじゃん。別の食い物じゃん」ってくらい盛って、代金はオレ持ちですわ。

今日もモモちゃんの可愛さが別格でした。あの着ぶくれした感じが、わかるわー。

3月いっぱいで終わってしまうのがちょっと残念。

もっと桐山零の戦いを観ていたいが、続きは漫画でどうぞってことですね。





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Twitterまとめ投稿 2017/03/12 [日記]


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