So-net無料ブログ作成
検索選択

「昭和元禄落語心中~助六再び篇~」第10話 感想(ようこそ冥土へ) [アニメ/特撮]

小夏の眉間のが取れて、ついに八雲師匠に弟子入りする希望が叶った幸せな瞬間、それはやってきたのでした。

640.jpg


アカン。師匠が死んでもーた。

小夏のお腹に三代目の子供がいると話が出たときに、「入れ替わりなのかなぁ」と嫌な予感はしておりましたがねぇ。唐突でした。

小夏が八雲師匠に甘えたあの感じといい、血がそうさせるという科白といい、信乃助の父親は八雲師匠でもおかしくはない雰囲気でした。おかしくはないけど、養子と里親が寝る話は漫画でもアニメでも断言はできませんな。一気に問題作になってしまう。わざわざ問題作にする必要もない内容なので、はぐらかすしかありません。

いい男といい女が繰り広げる因果話は面白いものです。人間を描くというのはこういうものですよね。男にとって都合のいい女や、女にとって都合のいい男を捏造してテンプレ化して軽くリビドーを刺激して換金する昨今のアニメにはないドラマが素晴らしかったです。

まさか菊比古さんが松田さんより先に逝くとは思わなかった。松田さん、しぶといですな。七代目が亡くなったときにもうかなり年配だと思っていたのに。若かったんだね。

OPで二代目助六の眼が赤くなかったんで、「まだ死なないな」って安心していたのにまんまと騙された。2期はバブル前後って設定のはずだったから、そういえばあの頃に戦争体験者がどんどん死んでしまったなぁと懐かしく思い出したりもしました。敗戦から45年から50年くらいですから、敗戦時に30歳前後だった人たちがどんどん亡くなっていて、どちらかといえば長命が多い落語の世界の人も、戦後期を支えた名人が亡くなって、テレビ黎明期時代に有名になった人たちとの世代交代がありました。「笑点」時代の人たちはそのすぐ後になります。

そういえば、「笑点」の名付け親は立川談志ですね。三浦綾子の「氷点」が当時テレビドラマになって人気を博していたことから、それをもじって番組タイトルにした。いまではもう「笑点」の方が有名でしょう。あの番組は子供のころによく見ていた。

「笑点」に「ずうとるび」って名前のアイドルモドキが出演していたのを覚えています。ビートルズより先にずうとるびを知ってしまった不幸な世代です。すみません。座布団運びの山田くんが在籍しておりました。記憶の中でフォーリーブスと被ってしまって困る。困ると言われても困るだろうが。

「笑点」はプロデューサーが大事に育ててきた素晴らしい番組ですが、その根底に立川談志の寄席文化をどうしても守りたいという熱い想いがあって、あの番組のお蔭で落語がいまも守られてる側面はあると思う。番組は漫才ブームとは距離を置いていたはずですが、漫才ブームに便乗して三遊亭圓丈や春風亭小朝が売れっ子になったのは子供心になんだか嬉しかったものだ。とくに落語に興味があったわけじゃないのに不思議だ。

やはり談志の功績は大きい。テレビ黎明期はそれまであったものをそのまま映像にして放送するだけだったが、テレビ文化が育ってくると、早口でまくし立てることが芸人に求められるようになった。そして、落語は危機に陥った。それを積極的にテレビに関わることで守ったんだからねぇ。そして寄席も守った。「笑点」なんて、寄席だからね。生意気で古い人からは疎まれもしただろうに。根っから落語を愛してないと出来ないことですわな。

いや、今週も良かった。

2期は本当に凄いよ。



コメント(0) 
共通テーマ:アニメ

「幼女戦記」第9話 感想(火薬より魔法だった) [アニメ/特撮]

V-1ロケットで突っ込んでいくだけだった。爆撃するには数が足らないから仕方ないが。

nYnpCwu4.jpg


日本の特別攻撃隊は、人間の頭脳という当時としては高性能のコンピューターを搭載した誘導ミサイルだと思えば理解は可能だが、劇中のロケットはなんだろう。音速空挺団みたいな解釈でいいのだろうか? 切り離されたものは質量分の破壊兵器でもあるし。

まぁ、やらされる方にしてみればどちらもご無体な話だ。

このアニメの戦争についてはあまり関心がないので、どっちが勝とうがどうでもいいが、帝国指導部の描写は多いものの、指導者が出てこないよな。やはり戦争の様相より戦争状況に放り込まれた個人の葛藤に重点が置かれている。

そんなアニメなので、ダラダラと戦争描写を続けるより、例の存在Xと主人公の中身のおっさんとの関係に終止符を打って、アニメはしっかりと完結させてほしいものだ。原作が完結しているのかどうかも知らないけどな。

今週も幼女設定一切関係なく、おっさん同士の戦争だった。おっさんでイケるよな。むしろそこそこちゃんと戦記物をやると、戦場に女がいることにものすごい違和感を覚える。

あと個人的な感想としては、第1次から第2次世界大戦の戦争は、大掛かりな戦争ごっこにしか見えない。航空機とミサイル主体の現代戦に慣れてしまってると、歩兵同士の押し合いへし合いの難しさすべてがなんだか嘘くさい。戦国時代や幕末ほど古い時代だとそういうものだったで納得できるのに、なまじ時代が近い(うちの死んだ爺さんの若いころだもんなぁ)と、変な違和感がある。第2次大戦末期からの進歩が急速すぎるせいだろうか。

人間よりコンピューターの方が性能が上になってきた昨今、特別攻撃隊のやったことも「先進的発想だな」って思ってしまう自分がいる。現代では誘導弾なんて当たり前で、そのうちファンネルさえ出来てしまいそうだもんな。やらされる方はたまったものじゃなくて、うちの歩兵だった爺さんも「特別攻撃の方々はみんなエリートったのに本当に悔しい」といつも孫のオレに言っていたくらいだし。

主人公の中身のおっさんの「こんなはずじゃなかった」が初めて身に染みた回だった。やっぱりせせこましいだけの似非エリートは戦場に放り込むくらいやらないと根性が治らないよな。

似非エリートをわけのわからん戦場に放り込んだ存在Xと、放り込まれたおっさんの心情についてやっと共感できたわ。

幼女設定がなければ第1話から面白く感じたかもしれない。

でも、「幼女戦記」というタイトルじゃなければ多くのアニオタは観てないのだろう。

こういうところがなんか厭だわ。

気色悪い。






コメント(0) 
共通テーマ:アニメ

Twitterまとめ投稿 2017/03/11 [日記]


コメント(0)