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「信長の忍び」第23話 感想(信長の酒) [アニメ/特撮]

今回は上洛に向けた地ならしの回で、大きな進展はなかったのだが、信長って下戸なのか?

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昔っから疑問に思ってるのだが、信長は下戸だったのだろうか? そういう記述とか残ってるのか? オレは眼にしたことなくて、不思議でしょうがないんだわ。

彼が甘い菓子などを喰うのが好きだってのも、金平糖を喰っていたとか、果物が好きだったらしいとか、その程度の記録しかないはず。食の好みについては、京風の薄味のものは嫌いで、尾張のおっさんらしく八丁味噌などで味付けした濃い味のものを好み、京の料理人に「田舎風の味を好まれ云々」と思いっきりバカにされているのは確かだ。

「甘いものを好んだから下戸」「酒を嗜んだ記録がないから下戸」って推測だけなんだと思う。一方で、根拠はわからないが清酒を飲んでいたと、ドラマで描写されたことがあった。酒といえばどぶろくの時代に、清酒を好んだのが本当なら、辛口の酒の方が好きだったんじゃないの? とも思う。辛口が好きなら下戸ってことはないはず。

どっちが本当なのか、信長関連の本を読むたびにそこだけはチェックするようにしている。だが、いまだにわからん。呑ん兵衛は酒にまつわる逸話なり、大酒呑み自慢の記録などが残りやすいが、そういうものが残っていないわけだから、下戸というより酩酊するまで酔うのを嫌った可能性もあるのではないかと思うのだ。

お市の婿である浅井長政はいずれ髑髏の杯となって酒を注がれる運命にあるが、興を催し、仲間と楽しげな席を設けるのは好きでも、相手を酔わせて楽しませ、いやいや楽しい席でしたと喜ばせるのが好きで、自分の酒は食事の後でちょっと暖かくなる程度しか飲もうとしなかった、そんな気がしている。

軍師を置かなかった信長がやってのけた多くの作戦の数々、方面軍の指揮、全体戦略の構想などはかなり膨大で、細かいところまで指示するのが好きだったことを勘案すると、酔いつぶれて頭脳の明晰さを失うことを嫌ったのではないかと推測してもおかしくないはずだ。下戸で酒に弱かったのではなく、脳が酒を必要としていなかったのではないか。

甘いものを好んだのも、舌がそれを望んだのではなく、脳が欲していたと考えれば納得がいかないか? 無論、脳の糖分補給などの知識があったわけではないだろうが、そもそもそんな発想のない時代から「おめざ」といって、朝一番に甘いものを食べながらお茶(カフェイン)を摂取する習慣は武家の家系にはあったのだ。

織田信長を描くとき、酒の扱いに注目してみると、意外にその脚本家がどのように信長という人物を捉えているのかわかる、というお話。

酒席を催すのが好きだったという部分も、酒の席を持つことが政治的に重要だったと理解していたからと言えなくもない。

信長は、本当に興味深い人物なんだよね。





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Twitterまとめ投稿 2017/03/09 [日記]


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