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「夏目友人帳 参」第3・4話 感想 [アニメ/特撮]

3期第3話は小学生のころ夏目をウソつき呼ばわりしていた同級生が突然尋ねてくる話。

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学校帰りのある日、小学生の同級生が夏目貴志を尋ねてきた。彼は人に見えないものが見えるという貴志を虐めていたが、そのことで話があるという。

同級生の男に促されるまま公園へ行ってみると、そこには美しい女子高生がいた。同級生はその女が人間か妖怪かわからず、夏目に相談したのだった。夏目は特段おかしな気配を感じなかったので、人間だと言って別れた。

その晩、夏目は女が同級生を喰っている場面を夢で見た。おかしいと思い翌日同じ公園へ出かけてみると、家の魚を捕まえて食べている女を発見した。女は妖怪だったのだ。彼女は同級生を喰うつもりだったが、夏目でもいいと言いながら正体を現した。しかしそこへニャンコ先生がやってきて夏目を救った。

女は妖怪で、はじめは同級生を喰うつもりで近づいたが、そのうち情が移り喰うに喰えなくなり、いつしか衰弱してしまっていたのだ。人を喰えば回復するかもしれないが、彼女はそうはしなかった。花の精である彼女は、同級生に正体を知られてしまったが、やはり食べることはできず、手を引かれ戯れるうちに静かに消えていった。


第3話は、妖が見えるという本当のことを言って虐められた記憶と、見えないとウソをついて気持ちが離れてしまう機敏に満ちたなかなか良い話だった。本当のことを言っていたころには友人が出来ず、見えないとウソをつくようになってから友人が増えた夏目貴志の複雑さが心に痛い作品だった。


第4話は、子供のころに出会った妖と再会する話。

夏目貴志が小学生のころ、見えないものが見えるせいで彼は気味悪がられ、いつも独りぼっちだった。

そんな彼をある木の精が退屈しのぎに脅かした。妖が見えてしまう貴志は驚いてひっくり返り、友人の服を汚してしまった。そのことに腹を立てた貴志は木の精を罵り、次の日からは別の道を通って帰るようになった。

木の精は自分が見える人間が気になって仕方なく、猫に化けて貴志に近づいてみた。すると貴志はとても優しく、しかしとても寂しい思いをしているのだと知り、自分の軽率ないたずらを後悔した。貴志はその翌日には別の親戚に引き取られて町からいなくなった。

木の精はそれから何年も何年も下を通り過ぎる人間の姿を観察して過ごした。誰ひとりとして自分が見えるものはなく、みんな浅ましく、醜い生き物に見えた。そう思えば思うほどに、貴志のことが恋しく、なぜ自分は軽率に彼を脅かしてしまったのかと悔やんだ。

高校生になった貴志は、友人と遠くの町にある美術館に出かけたが、そこにかつて住んでいたことと、木の精のことを思い出し、彼女を訪ねてきた。成長した貴志は、自分をちょっと脅かしただけの妖に向かって口汚く罵ったことを後悔していたのだった。

貴志はすぐに木の精を見つけ、あのときのことを赦して欲しいと声をかけた。木の精は自分をずっと覚えていてくれる人間がいることに嬉しさを隠せず、貴志に抱き着いて喜んだ。


誰からも認識されない寂しい思いをしている人にとって、ちょっとした出会いすら記憶していてくれる人というのはありがたいもので、優しさへの感謝に満ちたお話でした。


3期は触れ合いをテーマにした逸話が多い気がしますね。作品全体がレイコと貴志、貴志と藤原家のふたり、友人たち、ニャンコ先生らとの交流の話ですけど、自分を見てくれる、覚えていてくれる、話しかけてきてくれる、そういう人間交流が人格形成にとっていかに大切か思い出させてくれます。

世間は世知辛いですから、優しい物語ばかりで和みます。




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Twitterまとめ投稿 2017/02/28 [日記]


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「リトルウィッチアカデミア TVシリーズ」第8話 感想 [アニメ/特撮]

毎回アニメらしいアニメを見させてくれる「リトルウィッチアカデミア」だが、今回も素晴らしかったな。

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いつものように毒キノコの研究をしていたスーシィが、眠ったまま目覚めなくなる話なのだが、冒頭から昔のアメリカアニメのような、でもやっぱりTRIGGERでしかない映像に目を見張った。もうそのまま一気に畳みかけてくる。息つく暇もない展開。アイデアが詰まり放題。

第1話からずっと信じられないほど動かしてあるアニメだが、リスペクトに満ちているのも特徴。多くのアニメで培われてきた技術がたくさん込められている。アニメは漫画的な省略やごまかしを排除していく方向が多いが、TRIGGERは逆に漫画的な面白みを追及している。色彩設計も素晴らしい。

スーシィがまたしても変な実験を行い、眠ったまま起きなくなって、3人の部屋いっぱいに毒キノコが生えてきてしまったことから、カガリ・アツコがスーシィの夢の中に入っていって彼女を目覚めさせるためにドタバタするいつもの展開。スーシィが好きな人には堪らない回だったはず。

お話の重厚さで「昭和元禄落語心中」、アニメの完成度で「リトルウィッチアカデミア」、今期はこの2強。アニメなんて好きなものを楽しめばいいが、自分が好きというのとアニメの完成度の高さは別。アニメを女の子のイラストを眺めるだけのものと捉えているここ10年くらいのアニメファンはベースになる評価基準を持っていないだけ。あれはアニメファンじゃない。アニメ史の中での位置付けが出来ない人間は個の基準しかないからね。

「けものフレンズ」も楽しみに視聴しているが、あれはメディアミックスがほぼ失敗確定した製作が、アニメは声優を売り込むだけと半ば投げたことで、監督であるたつきという人物の自由度が増して、監督性が発揮されたのがおもしろさに繋がっただけ。低予算ながらよく考えてあって高く評価しているが、完成度で上のふたつに敵うわけもない。それは監督も分かってるはず。「もっと予算くれればオレにだって」って内心思ってるよ。次回作に期待している。

カラーとTRIGGERは、本当にアニメっぽいアニメを追求してくれてどの作品も楽しいのばかり。萌え主流のご時世にありがたいスタジオだ。製作より制作が主体になってアニメを作ってくれているところは作品の質が高い。富山のP.Aワークスも実力的にはまだまだかもしれないが、そういう会社だよね。ただやはり旧ガイナックス系は人材が豊富。「龍の歯医者」も凄かったもんな。本家のガイナックスはズタボロなんだけど。

有能なクリエーターが面白いアニメを作る、こんな当たり前のことを再確認するシーズンだって気もするよ。核になるのが漫画原作者だったり、スタジオの企画部だったり、監督だったり、形は様々だけど。

「リトルウィッチアカデミア」は本当に飽きないアニメらしいアニメ。時代が時代なら夕方に何度も再放送されて、多くの世代が目にしたはずの作品。

作りすぎで、コンテンツ使い捨ての時代ってなんだかね。これも地上波だけの人はあまり観てないんだよな。

本当にもったいない。






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「夏目友人帳 参」第1・2話 感想 [アニメ/特撮]

3期第1話は、夏目レイコに鏡を借りた老婆の妖の話。

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夏目貴志が住む町に、タチの悪い妖が出現した。その妖は友人帖を持つ夏目貴志を探して喰おうとしていた。

そうとは知らない夏目貴志は、藤原家に茶碗の妖怪が棲みついたことを知った。その妖は名工に作られ、割れたのちに放棄された茶碗が、人恋しさに妖になったもので、害を及ぼすようなものではなかった。

そんな折、彼はある老婆に絡まれることになった。老婆は力の強い妖怪にかつて鏡を借りたことがあるという。街に出現したタチの悪い妖怪のことだと思った夏目貴志は、老婆を守ろうと彼女の願いを聴くことにした。老婆は鏡をその妖怪に返したいと願っていた。

しかし、目の悪い老婆はある勘違いをしていた。力が強く、災いをもたらすと耳にしていた妖怪とは人間の夏目レイコのことであり、鏡を貸したのは彼女だった。その勘違いからタチの悪い妖怪に襲われた貴志だったが、腕を噛まれたのに大した傷を受けていなかった。茶碗の妖が彼に変わって傷を引き受けてくれたからだった。

鏡の持ち主がすでに死んでいると知った老婆は悲しんだ。彼女の森の奥の隠れ家のような場所から立ち去るとき、貴志は老婆が鏡を用いて治癒しようとしていた老木が、完治して咲き誇るのを見た。それは夏目レイコが治癒したのだった。


というお話で、レイコの孤独と彼女のように孤独ではない貴志の立場の違いが強調された逸話。基本的な設定がすべて盛り込まれている。


第2話は、夏目貴志の住む町に瘴気を放つ妖が出現する話。

夏目貴志とニャンコ先生が歩いていると、妖たちが飲めや歌えやと大騒ぎしているのが聴こえてきた。話によると、貴志の友人である田沼の家から読経の声がしなくなり、それが妖たちにとってはとても良いのだという。

心配になった夏目は、さっそく田沼の家を訪ねてみた。すると、女の妖が現れ、名を返してくれという。用事がある夏目はそれをまたの機会にと断り、田沼の家に行くと、彼の父は別に病気などではなく、会合のために留守にしているだけとわかった。

その他沼の家に、夜な夜な妖が現れた。何かを探しているようで、声をかけてみると錆びを撒き散らして逃げていった。

夏目貴志の元を女の妖が訪れ、名前を返してくれと頼んだ。彼が名を返そうと友人帖を取り出すと、女はそれを奪おうと手を伸ばすが、ニャンコ先生が現れると逃げていった。翌日もその妖は現れ、貴志が友人帖に名はないと告げると実は兄の名を返して欲しいと願いを変えた。名を奪ったのは祖母のレイコで、自分はその兄の顔を知らないからなは返せないというと顔を知ってる者ならいいのかと問い返し、力づくで友人帖を奪おうとした。

田沼の寺に出るという妖怪は、かつて浮春の里という場所からやってきた者だった。彼は浮春の里に戻ろうと旅を続けていたが、幽世への扉が見つからず、妹も死に、疲れ果てていたところでレイコに出会い、名を奪われたのだという。レイコが名を呼ぶのを待っていたがそれもなく、寺の住職の読経が聴こえなくなったので寺にかつてあったという神楽座に行けば浮春の里への扉が見つかるのではないかと境内を彷徨い歩いていたのだった。

貴志はその男に名を返したが、妹だとウソをついていた女の妖が男の胸を貫き、血を撒き散らした。浮春の里への入り口は、浮春の住人の血に反応して現れるが、女の妖怪はかつて里の木の枝を折って追放された罪人であり、罪人の血では扉は開かないのであった。

かつて神楽座がった場所に男の血が撒かれたことで、浮春の里への扉は開かれた。女は歓喜したが、男に捕らえられ、さらに浮春の者によって神楽で使われる木の枝に変化させられ、正体を失った。


というお話。


どちらも基本設定の確認などの意味合いが強い。

毎期これをやってくれるお陰で、オレは5期からでも何とかついていけた。

どちらもなかなかおもしろい話であった。




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Twitterまとめ投稿 2017/02/27 [日記]


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「ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE」第8話 感想 [アニメ/特撮]

メビウスの俳優さんって、引退したんだっけ?

引退してもウルトラマンだけは出演を続けて欲しいなぁ。モロボシ・ダンも喫茶店のマスターだったし。

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ゼロ出演作の再編集版、ベリアル復活の最初の映画の2回目でした。オレはこの映画も好きで、光の国が氷に包まれてる新鮮な映像が魅力。メビウスの五十嵐くんも格好いい作品でした。

この映画はオレの好きな「ウルトラマンギャラクシー大怪獣バトル」とも関連しており、ベリアルが悪に堕ちるきっかけにレイブラッド星人が関係している。

「ウルトラマンギャラクシー大怪獣バトル」の方向性は本当に素晴らしく、メビウスから連なる一連の流れにはウルトラマンの新しい方向性を垣間見た気がしたものだ。あくまで気のせいだったわけだが。

人類がウルトラマンに守護されるだけの弱い存在から1歩踏み出し、ウルトラマンと共同で宇宙を守護する義務を負う立場になるかならないかという部分がとても良かった。

人間はとても弱い存在だが、科学力によって恒星間移動が可能となり、まだあくまで資源を求めての宇宙進出だったものの、資源獲得のための宇宙進出はやがて惑星間の紛争に発展していく必然性を持つ。そうなる前に、人間はウルトラマンの立場を理解し、宇宙進出が侵略的要素を持たないように気を付けて行動していく必要と理解を求められる。そんなきっかけになってもおかしくない、素晴らしい作品だった。

と、そこまで話が進んだところで、またちょっと戻っちゃったんだよな。オレが「ウルトラマンX」をイマイチ好きになれなった理由のひとつでもある。ベリアル、レイブラッド星人という悪の存在と、宇宙に進出したばかりの人類が進むべき方向性という難しい課題が、子供向けには難しかったらしく、避けられてしまった。

何度か書いたが、大人向けのウルトラマンがそろそろあってもいいのではないかという提案は、新たな大航海時代が、かつての大航海時代の愚を犯すか、もしくはウルトラマンによって善導されていくかという岐路に立った良いテーマだと思えるからだ。惑星間航行という設定が、進歩著しい映像技術と相まって、ウルトラマンの新しい方向性になればいいのにという思いはまだ持っている。

ただ、大人でも難しいのは嫌だ、自分がかつて見ていたウルトラマンの焼き直しがいいという意見はかなり強くあって、どんだけ脳みそが錆びついているんだよって思わなくもないが、まぁ金を払ってくれる奴らでもあるし、配慮しなきゃいけないというのも分かる。

大航海時代に欧州の連中が犯した過ちを再認識する上でも、もうちょっと難しいテーマに取り組む余地もあっていいのに、当の大人がクソガキ以下の精神では本当に困ったものだ。せめて「難しくても簡単でも、面白ければどっちでもいい」という立場でいてくれれば企画を練る人らも様々なアイデアを出して、形にならないまでも徐々にストックされていくのに。

毛嫌いするだけでなくヒステリーを起こすからな。本当に酷いものだ。特撮ファンもレベルが落ちたよ。

メビウス~ギャラクシーが一番ワクワクしたかなぁ。






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「タイガーマスクW」第20話 感想(ロボットアニメと化す) [アニメ/特撮]

虎の穴のヘル・イン・ザ・ホールの続き。

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ヘル・イン・ザ・ホールは、訳ありレスラーたちが再起を願って登山しながらバトルロイヤルを戦い、招待された世界の大金持ちが金を賭けて楽しむという催しで、虎の穴の資金源になってるこのイベントに、地下プロレスからの脱出を賭けてタクマが挑んでいる。

タクマは同期のケビンとタッグを組み、タッグ経験が長いオーディンとビリーザキッドマンと対戦していた。ところがそこへリカルドを屠ったレッドデスマスクが現れ、誰かオレと組まないかと提案してくる。4人の中の誰かが裏切れば、タッグパートナーは1人になってすぐに敗れる。実力者であるレッドデスマスクと組めば、最後まで生き残る公算も高い。

真っ先に名乗りを上げたのはオーディンだった。しかしオーディンはビリーザキッドマンを裏切るつもりはないらしく、しきりに(俺に任せろ)と合図を送ってきた。オーディンに任せたビリーザキッドマンだったが、レッドデスマスクは仲間を裏切る奴は信用できないとしてオーディンを机でぶん殴り失神させてしまった。

残された3人はレッドデスマスクが誰とも組むつもりがないことを察知して3人がかりでレッドデスマスクに戦いを挑んだ。その最中に、ビリーザキッドマンが失神に追い込まれ、残されたタクマとケビンは反則技を繰り出してなんとかレッドデスマスクを仕留めることに成功した。

山頂に辿り着いたふたりは、そこに豪勢な施設があるのを知った。ガラスの向こうには着飾った男女が大勢いて、彼らこそがこの試合の観客なのだと知る。施設の前にはリングが設置されており、そこで待っていたのは地獄の門番と呼ばれる最後の対戦相手だった。

その男は巨大で、とてつもない怪力であった。だが、どこか動きがおかしい。実はその巨人は、軍用のロボットだったのだ。ロボット相手にタクマとケビンはすすべなく追い込まれていった。兵器相手に苦戦するレスラーをあざ笑う観客たち。この屈辱的な光景に唇を噛んだのは、タクマとケビンだけではなく、ミスターXと3代目グレートタイガーも同様であった。

そこへ起死回生となる助っ人が現れた。それは失神して脱落したと思われていたオーディンだった。彼は果敢にロボットに戦いを挑み、その身体によじ登ってヘル・イン・ザ・ホールから脱出する鍵を得た。鍵を奪い返そうとするロボットに、オーディンはファイヤーブレスを見舞い、顔面を焼けただらせた。

さらにタクマとケビンがふたり掛かりでロボットを倒した。ロボットは頭から屋敷の窓ガラスに突っ込み、部屋の中にいた観客を敵と認識してしまい、滅茶苦茶な攻撃を仕掛けていった。

その隙にオーディン、タクマ、ケビンの3人はこの忌まわしき山から脱出した。


というお話で、何度もしくじりながら這い上がってくるオーディンがやたらと目立つ。先週からやたらとオーディン推しだなと思っていたら、最後に脚を怪我した彼が故郷に戻る場面で終わった。良いシーンなのに、なぜか笑ってしまう。

観客がいる室内に乱入したロボットは、若干カチンと来ていたグレートタイガーが一発で仕留めていた。それを見ていたのがタクマだったことから、本当のイエローデビルの正体がわかってしまったかもしれない。

第19・20話は「タイガーマスク」というアニメでは王道展開で、とても素晴らしい出来だった。作画もかなり良い。肉体と肉体がぶつかり合う感じがよく出ていた。原画マンは2名でやったようだ。

初代の「タイガーマスク」というアニメは、トレスマシンが導入された最初の作品だったはずで、鉛筆で殴り書きしたかのような荒々しい線のままアニメにできたことで、それまでになかった迫力を生んだ作品だった。トレスマシンがなかった時代は、セルの表からGペンなどで線を描き、裏を絵の具で塗って仕上げていたのだ。ペンとインクで描くから、荒々しい線などは動かしようがなかった。

そんな時代のアニメを、なかなかうまく再現してある。

問題なのは主人公のナオトだ。

今週はルリ子が病院経営者の息子と知って落ち込んでいた。

タクマが必死なときに、こいつは何をやってるんだが。後半の主役はタイガーザダークさんで決まりだろ。


あとひとつ、新日のオカダカズチカが名古屋では先週のワールドプロレスリングの放送でタイガーマスクWとの対戦を熱望していた。

オカダと戦わせる選手をアニメで腑抜けに描くのはどうなんだ?




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「信長の忍び」第21話 感想(バカと裏切り者登場) [アニメ/特撮]

足利義昭がまるっきりバカとして描かれていて大笑い。

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対する明智光秀はキリッとした男前でありながら性格が根暗方面で片づけていた。でもこれが一番わかりやすい。有能だか冗談も通じなければ傾奇っ気もないキンカン頭ですからな。そもそも織田信長を裏切りで殺してしまう空気の読めなさが常軌を逸している。

諸説あるが身分の低い家柄で、出生は明智城が有力とされているはず。斎藤家の内紛で明智城が滅ぼされ、一族離散、劇中にあったように朝倉家に10年ほど仕官ののち、足利義昭を使って織田家直臣となり、京都守護の成功や戦働きの活躍を経て重臣へと上り詰めたなかなかの逸材。

頭は賢くそこは信長も買っていたと言われるが、やはりしゃれっ気のなさは致命的で、融通が利かない性格だったと推測されている。失態は少ないが、信長がカチンとくることはしばしば起こっていそうで、それを徳川饗応役の折にやらかしてしまって激しく叱責を受け、信長は他の連中同様に怒っただけのつもりでも、明智光秀は根に持ったか、もしくは自分と派手好きの信長の性格の違いを痛感したか、何かあっての裏切りという経緯だ。

明智家法には「瓦礫のように落ちぶれ果てていた自分を召しだしそのうえ莫大な人数を預けられた。一族家臣は子孫に至るまで信長様への御奉公を忘れてはならない」と書いておきながら、どういう経緯で突如裏切ったのかはいまだ謎とされている。

こいつは日本という国がなくならない限り、裏切り者の代名詞のような扱いだろうなぁ。

結果として、瓦礫より酷い有様なわけだが、頭がいいはずなのになんで子々孫々のことまで考えなかったのだろうか。

本当に不思議だよな。




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「3月のライオン」第19話 感想(田舎の期待で死にそう) [アニメ/特撮]

島田八段が田舎の期待で胃がキリキリしてて死にそうになってるんですが。

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今週はたっぷり島田八段の逸話が観られて満足なんですが、本当に面白そうなのは来週だよな。宗谷師子王に一矢報いることが出来るのかどうか。

劇中で田舎の駅にある応援幕のところが本当に良くある光景でちょっと笑ってしまった。A級棋士を輩出したってだけで、町や村全体が将棋の里みたいな扱いになっちゃうやつ。いったん「ここは将棋の里」って決めちゃってから町や村で盛り上がってくるやつ。なんだろうね、あれ。

うちの近くにオリンピックの柔道とレスリングで金メダル選手を輩出した小金持ちの市があるんだけど、金メダル都市みたいな宣伝だから本当にいつも笑ってしまう。そこで生まれたとか、若いころに少し住んでたとか、練習に来ていたとかその程度の関わりで大宣伝やっちゃうからなぁ。小金持ちなだけにあちこちに看板がある。

島田八段の田舎は駅のホームにあるだけだった。駅くらいしか人がいないんだろうなぁ。山形とか芋煮会くらいしか知らないからな。メル友がいるけど。

あれは本当にいろんな町で見かける光景なんだよね。旅行とかで何度も目にした光景だ。でも一番様々な分野で人物を輩出しているのはもちろん東京なんだけどね。東京も区とかならやってるかもしれない。

あまり知らない将棋のタイトル戦の前夜の様子が見られてなかなか楽しかった。

本番は来週だな。まさか死んだりしないよな、島田八段。



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「龍の歯医者」後編 感想(劇場で観たかった) [アニメ/特撮]

映画館の大きい画面で見せてくれよー。

この圧倒的なイマジネーション。アニメに求めているものが全部詰まってるよなぁ。

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抜けて地上に墜ちた龍の歯を追いかけた野ノ子とベルは、かつてベルが副官として所属していた敵兵と出くわす。味方によって何とか救出されたふたりだったが、歯の根っこを龍に届ける際に再び襲われ、大切なものを奪われてしまった。

敵の目的は龍の歯を手に入れることで龍に近づくことだった。飛行艇を奪った彼らは龍の歯を持って空へと飛び立った。それにしがみついた野ノ子とベルは、いったんは歯を奪い返すも虫歯菌になった柴名に身柄を拘束され、敵に引き渡されてしまう。

当たらずのブランコと称される男の目的は、龍に近づき、宮に隠されている龍の親知らずを奪うことだった。これを奪われると龍との契約が途絶え、兵器として利用できなくなる。龍に接近したとき、龍の歯医者としての能力が蘇った野ノ子は、歯の根っこを奪い返して脱出した。味方を裏切り、彼らと内通していた柴名は、かつての恋人と再会するために虫歯菌となり龍の歯の奥底へと侵入した。しかしそこにはもうかつての恋人はおらず、ただ記憶が残っているばかりだった。

虫歯菌である柴名が歯の奥底へ侵入したために、かつて見たことのない大きな虫歯菌が発生し、それは奔流となって龍から溢れ出た。巨大な龍の虫歯菌は戦場に流れ込んで、殺意のある者を敵味方関係なく次々に殺していった。

当たらずのブランコは、龍の宮に奉納されていた龍の親知らずを手に入れ、立ち去ろうとした。その前に立ちはだかったベルは、かつて一度も引き金を引いたことのない銃を彼に向けた。当たらずのブランコは誰の撃った弾も寄せ付けない男だったが、銃を突きつけられて殺意を隠しておけるほど強くはなかった。殺意を持った刹那、ブランコは虫歯菌の奔流に押し潰されて死んでしまった。

歯の根っこを抱えて口内に戻った野ノ子は、龍の歯にそれを埋め戻した。すると人々を殺戮していた虫歯菌は死に絶え、龍の歯を巡る騒動は終結した。


というお話だったのだが、前後半合わせて90分、これほど満足できる作品はなかなかない。映画館の大きなスクリーンで観たかったよ。何でテレビでやったんだろ。NHKが金を出したからだな。仕方がないが、その金、一般人から強制収奪した金だから。暴力団のショバ代みたいなもんだよ。いい加減にしろ。「誰に断ってテレビ設置してんだ、コラ。殺すぞ、金払え」と恫喝して集めた金だよね。あと腐れなく劇場で観たかったわ。


とにかく、後半も素晴らしかった。見応えのあるシーンばっかりだった。馬の作画が凄すぎた。庵野繋がりで「SHIROBAKO」を思い出したわ。「SHIROBAKO」の乗馬シーンも良かったが、作画レベルは遥かにこちらが上だ。背景が後ろに遠ざかっていくあの草の描写とか、誰かの短編アニメで観たことあったな。随分昔の広島国際だったかな。日本人が描いた作品だったような気がする。

飛行艇の上で野ノ子がすっころぶところなど、宮崎駿の「未来少年コナン」みたいだった。コナンでこんなシーンあったよなーってすぐに思い出した。なんかもうアニメで観たいものが全部詰まっていた。

虫歯菌が戦争している場面に雪崩れ込んで薙ぎ払っていくシーンなどは、先週も書いたが庵野とカラーによる「風の谷のナウシカ」完全版が観たくなる出来だった。あのシーンは凄いだろ。ブチブチ人が潰されていく凄惨な場面なのだが、なぜかカタルシスがあるという。

当たらずのブランコも、短い時間であれだけ演出できるのはなかなかない。ブランコ死なない→ストレス溜まる→引き金を引けない弱虫が身を挺して殺意を抱かせる→ブランコ死亡で一気に緩和だからね。因果応報はスカッとするよな。

溢れ出る虫歯菌も、なんだか神経っぽくて、虫歯の痛みを思い出して嫌な感じになるのに、それが死んで崩壊する場面でホッと安心できる。90分でこれだけ出来るんだよな。ああ、やっぱり劇場で観たかった。BDを早く出してくれ。

原作があるらしいんだけど、この映像は完全にカラーのイマジネーションに満ちている。あの龍とか、カラー以外のどこがあんなデザインをするんだって話だ。

原作を神聖視してちょっとでも違ったことをやると発狂するおかしな連中が最近多いそうだが、まともなアニメを観てないんだろう。この作品にしろ、今敏の「パプリカ」にしろ、原作準拠で生まれるはずのない映像だからな。最近はおかしな連中が多くなったよ。

いやもう素晴らしいシーンの連続で魅入った。そして速攻で録画は消した。記憶の中で何度も楽しみながら、BDの発売を気長に待つよ。

なんかもういい気分だわ。良いものをみさせてもらった。

ありがとう、カラー。




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