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Twitterまとめ投稿 2015/11/30 [日記]


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「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第9話 感想 [アニメ/特撮]

オルガと仲間たちが必死になって鉄華団という自分たちの家を作ろうとあがいていて、それを洒落者の男たちが認めて手を貸そうとしてくれる。

なんという良い雰囲気。この新しいガンダムは、ガンダムから富野由悠季の影響を消し去っていく。

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そして、ガンダムでもバイファムでもない子供たちの宇宙漂流の話を着々と構築していく。

社会の最下層で、ただ生まれ落ちてしまっただけの子供たちが、労働者として大人に拾われ、労働者として改造され、労働に従事されるだけだった夢も希望もない日常に、ある日、小さな戦争がやってきて、小さな戦争によって破壊された日常を負けん気だけで生き延び、壊された日常に希望を見出してある大きな夢を持つ。

それは、自分たちの居場所を自分たちの手で作り上げること。

逃げた大人たちが残したわずかな財産を、法に則り自分たちのものとして、それを元手に大きな賭けに出る。運ぶ荷物は、火星独立運動の指導的立場にある女性で、彼女は宇宙経済の秩序を破壊する新たな厄祭の火種。秩序の守護者であるギャラルホルンに盾突き、自分たちが宇宙にとって重要な秩序を破壊するのだとも理解できない子供たちは、子供たちだけの理想の国のために、秩序に守られて日々の生活を営み生きている多くの人間に厄祭を撒き散らし、やがて以前より多くの悲しみに満ちた子供たちを生み出していく・・・。

ヤバい。なんか、ヤバそうになってきたな。

もう完全に厄祭戦が始まりそうじゃないですか。ギャラルホルンが抑え込んできた利権争いが、クーデリア・藍那・バーンスタインによって再燃、国家規模の争いになって鉄華団は火事場泥棒的に肥大化、しかし諸悪の根源的な火星独立運動指導者と行動を共にする彼らはギャラルホルンに目をつけられ、大人の本気を見せつけられ徐々に追い詰められていく。

最後は、ビスケットとフミタンとチビたちがかろうじて生き残るのが精一杯では? ビスケットとフミタンは結婚しそうだ。全滅を避けるためにやむなく仲間を見殺しにしたビスケットと、自分のスパイ行為で主人を殺したフミタンが、心に傷を負った者同士で贖罪のために子供たちが生き延びられる施設を作るとか、そんな展開っぽい。

もう不幸な未来しか見えなくなってるという。

三日月・オーガスにしても、オルガ・イツカにしても、因果を溜め込みすぎ。因果を溜め込んだ人間が、死んだりバカになったりしていくところだけは富野風なのかも。

それでもこの作品は面白いね。

子供たちが自分たちの力で自分たちの家を作り上げようという夢を、ガンダムに持ち込んだアイデアが面白いし、細かいところまでちゃんと描けてるんだよなぁ。描写が丁寧で、ガンダムが暴れなくても話を作っていく。お話としてちゃんと面白いガンダムって何か新鮮だ。

にしても、まさか書道でガンダムに貢献する声優さんがいるとはな~。

なんでもやっておくべきだよな。

あと笑ったのは、テカテカのところだな。オレもやったあとは必ず鏡を見てテッカテカ具合を確認している。

なんであんなにテッカテカになるんだろうな?



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「終わりのセラフ 第2クール」第8話 感想 [アニメ/特撮]

舞台の台本でアニメを作ってるような変な感じだよな、このアニメ。

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作品の雰囲気と背景美術が気に入って前期から視聴してるのだが、毎度書いているように、アニメとしてはかなり出来が悪い。作画やら背景やら、絵にまつわる部分は凄くいいのに、脚本がなんかおかしいんだよ。

この第8話も、優一朗がグレンのことを思って回想するところから薬を飲むところまでの芝居なんか、悪くないのに、吸血鬼と同じ建物(名古屋市市役所)の中でさ、キャラクターが棒立ちして小芝居してる場合じゃないだろうと。みんなやられて死にそうなのに、何で余裕綽々で芝居してるかなぁってどうしても気になってしまう。

「撤退するぞ」と言えば、相手は追ってこないとか、どんなシチュエーションならそうなるのか。

バトルの中で時計が鳴って撤退時間だとわかる→グレンを置き去りにできないと優一朗がごねる→援軍がやってきてグレンは彼らに任す→敵に敵わないとみて泣く泣く撤退を決意する→追っ手をしんがりが必死に食い止めながら屋外に出る→吸血鬼は自分たちの作戦のために追撃を諦める→さらに安全地帯まで逃げ、成瀬隊と合流・・・、みたいな流れになぜできないのか?

だからこれ、舞台の脚本なんだよな。

舞台なら、撤退時のバトル描写はいらない。暗転して、次の場面ではヒィヒィ言いながら「なぜグレンを見捨てた!」みたいな芝居に入ればいい。でも、必ず背景で位置関係がわかってしまうアニメでは、ものすごい違和感があるんだよ。

雰囲気が生かせてなくて残念な作品だわ。





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「ハイキュー!! 2ndシーズン」第9話 感想 [アニメ/特撮]

合宿の雰囲気が凄く出てて懐かしい気になるね。

段々と他校の生徒とも仲良くなっていくんだよね。異様なテンションのまま夜遅くまで練習したり、唯一の楽しみが食事だったり。大盛メシを競ったり。

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日向がやったワンチを狙って上に打ち抜くスパイクは、高橋さんがよくやってたよな。散漫にただブロックに跳んでると、指先に当てられてボールは遥か彼方。レシーブできずに点を取られてしまう。

スパイカーをよく見てる人なんかはブロックすると見せかけて手を引っ込めたりするんだけど、指先に当たらないと客席までボールが飛んで行っちゃうんだよ。

それくらい上に向かって思いっきり打ってる。あれは凄かったな。

センターエースを目指して練習に暮れる日向が、武器を増やして成長していく感じが画面から伝わってくるわ。スポ根ものは少年漫画の王道だよね。

現在の少年漫画の基本形になったのは「のらくろ」っていう戦中から戦後にかけて連載されていた、まぁのらくろっていう犬が戦争に行って活躍する作品なんだけど、戦争の部分は横に置いといて批評すると、現在の少年漫画の基本になった表現がたくさん発明された、記念碑的な漫画なんだよ。

最初はただの平凡な犬が、たぐいまれな根性と勇気を見せて、強くなったり、出世したり、大きな作戦を成功させたり、勲章をもらったり、可愛い女の子と出会ったりする。それまでのお茶の間で展開されていたサザエさんのような作品ばかりだった漫画の視点を、大きく変えるきっかけになったのが「のらくろ」。漫画の背景が、小説の挿絵のような壮大なものに変化させたのも「のらくろ」。

まさにこの「ハイキュー!!」も「のらくろ」なんだよね。日向が必死になって成長しようとあがくところが。

戦争とバレーボールを一緒にするなって意見を持つのは女の子の感想で、男の子にとっては課題は戦争でもバレーでも将棋でも研究でも何でもいいんだよ。こだわりはそこにはなくて、自分が強く大きくなったって実感を持てることが大事なんだな。この、のめり込んでる感じがワクワクするんだね。

最近、クソみたいな萌えアニメが多いから、「ハイキュー!!」は本当に楽しみにしている。漫画の評論とかはもう卒業したけど、やっぱり漫画が持ってる魅力ってものは色褪せないから、こういう王道な感じの作品は楽しみたい。

このまま熱い感じで突き進んで欲しいよな。

それにしても、何とかならないのか萌えアニメ。高橋留美子という天才が残した、悪影響なんだよなぁ。






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【拡散】 在日の主張はやっぱりウソだった [政治]

207:名無しさん@十周年 10/21(水) 08:20 DDo7liXF0

給料天引きだから、一応納税するけど、税務署に行って親族への仕送りの証拠、
例えば銀行の控えなどを添付すると、1ヶ月15万円までなら全額還付される。
つまり、1年で180万の税金を納めたとしても全額還付される。

在日は全員やってるよ。

一度税金を納めてから全額還付。彼らが「俺たちだって税金を払ってる」と言うのは、この「一度納める」ことを言ってるわけ。
1年で180万の税金を納める人って、かなりの高収入者だよな。それが無税になるんだぜ。

もう少し詳しく書こうかね。

在日外国人が本国の親族に仕送りした場合、税金から控除するという特例があるんだそうだ。
所得から控除じゃないよ。

例えば、保険料は、所得から控除して残ったものに税金がかかるだろ。
税金から控除は、その月に税金を2万円払ったとすると、2万円から(15万円を限度として)控除を受けられるから、その月の2万円は丸々還付されるんだ。
15万円というのは「常識的な額」と決められているから税務署では15万円と決めている。
だから一月最大15万ずつ控除を受けると、年に最大180万円の控除が受けられる。

在日韓国人は、民団の指導でみんな知っている。

では、韓国に親戚の居ない在日はどうするか。
もちろん、「親戚代行会社」があるから、そこに仕送りして、手数料を払って、ほぼ全額を送金し直してもらう。
その一方で日本の税務署に全額還付してもらうから、在日は無税なんだよ

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265: 名無しさん@おーぷん 2015/11/26(木)21:54:21 ID:gwA

>>260
それは一般の外国人用のやつかな

出典:宝島社「北朝鮮利権の真相」
在日朝鮮人の五箇条のご誓文ともいわれている既存特権です。

1.朝鮮商工人のすべての税金問題は、朝鮮商工会と協議して解決する。
2.定期、定額の商工団体の会費は損金(必要経費)として認める。
3.学校運営の負担金に対しては前向きに解決する。
4.経済活動のための第三国旅行の費用は損金として認める。
5.裁判中の諸案件は協議して解決する。

これによって
①在日朝鮮人の経営する店舗は、日本の税務署と直接税金について協議する必要が無く、
②③④にかかった費用も実際なにに使ったのかノーチェック
金額もノーチェック。

税務署は、朝鮮人経営者の提出する書類に、朝鮮商工会のはんこが押してあると、もう何も言えません。
全部損金で出せば、税金は発生しません。
つまり、脱税しようと思えば簡単に出来る特権です。

在日企業の脱税システム 「 五箇条の御誓文 」
http://blog.goo.ne.jp/fubenkyou/e/f596ae12996f747f18d22ae539e3f744

266: 名無しさん@おーぷん 2015/11/26(木)21:56:14 ID:gwA

元公安調査庁の菅沼氏が特派員協会で講演

「北朝鮮系の人は税金を払わなくていいんだ。 
あるいは朝鮮人の企業は…パチンコも…税金を払わなくていい。 
そのいくら税金を払うかは組織と国税局の間に決める…
こういうような時代がずーっと続いてきたわけです。」



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Twitterまとめ投稿 2015/11/29 [日記]


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「蒼穹のファフナー EXODUS」第22話 感想と考察(第3アルヴィス) [アニメ/特撮]

人工衛星からの監視だけでシュリーナガル難民移送の内部情報が筒抜けになっていておかしいなと思っていたら、犯人はパペットMB−7型ことジョナサン・ミツヒロ・バートランドだった。

ギャロップのババア、どんだけミツヒロが好きなんだよ。1~6号もいるのかよ。

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先週、来主操(くるす みさお)が再誕して援軍に駆け付けたところで終わっていたが、今回は出だし部分から激しい戦闘。エウロス型フェストゥムに助けられる姿を見て、新国連のアルゴス小隊・キースは自己を正当化。撤退しながら毒づいていたが、自分たちがアザゼル型と一緒に攻撃していることには疑問を感じないのだろうか? もうそんな余裕もないんだな、きっと。押し寄せるアザゼル型の中に、しれっとウォーカーさんが混ざっていた。しぶとい。御門零央にあっさりシールドを破られ、満身創痍のウォーカーさんは撤退。

真矢を拉致した人類軍は、最後っ屁のようにタイラントを発射。これは黒い球体となった水鏡美三香が出撃して阻止。彼女はまだ三途の川を渡っていないんだよな。まだ此岸(しがん)にいる。

激闘の中に、竜宮島の救援部隊が到着。島外派遣部隊や難民らを救援、救助する。海中では遠見真矢が人類軍に捕獲され、パペットとして強制行動させられたジョナサン・ミツヒロ・バートランドはアイシュワリア(アイ)を攻撃、パニック状態になって敵と行動を共にする。

ペルセウス中隊は9割が死亡。竜宮島は難民を収容するとともに、シュリーナガル・ミールを無事に保護。このミールは北極ミールの欠片なので、瀬戸内海ミールである竜宮島のものとは別系統。アヴィエーターと交戦し、敵コアの露出までこぎつけたものの殲滅したかしなかったか不明だったマーク・ザインと真壁一騎は、一騎の強い意志によって融解し固まった状態で帰島。ザインのコアが無事だったために、同化現象の末期症状のまま保護される。

日野美羽の呼びかけに応じ、救援に駆け付けた来主操は、美羽に自分と同化するように要求する。すべての争いが終結した後ならば構わないと同意する美羽。彼女にはアルタイルと交信するという役割があるのに、構わず食べたがる来主操。所詮はフェストゥムだな。

ナレイン将軍は、自分のフェストゥムの力で彼に祝福を与えようとするものの、皆城織姫がやってきて即座に拒否。彼はシュリーナガル・ミールを島に根付かせることも目論んでいたが、これも見破られ強く拒否される。しかし彼は、当初の目的だった新国連によって殲滅放棄された第3アルヴィスへ向かうと宣言。

このナレイン将軍の行動は、ジョナサンというスパイによって居所を特定され行動を阻まれていたということになっているが、彼は自分の目的のためにあまりに大きな犠牲を払ったわけで、どうも怪しい。尺もなくなってきたからどうなるかわからないが、ミツヒロやビリーをペルセウス中隊に入れたのはナレインだったはずで、いまだに怪しい。悪気があるのかないのか知らないが。

永遠に戦い続けるという意味のことを彼は言っていたが、その変化という祝福は、竜宮島ではカノンのエインヘリヤル・モデルがそれにあたるので、さらに不要なんだよなぁ。

人類軍というすぐに核兵器を使う鬼畜集団に拉致された真矢を救出するべく、皆城総士が一計を案じる。マーク・ニヒトを交換手段に使い、真矢を助ける算段。しかし、絶対に人類軍に奪われてはいけない機体なので、織姫は心配。どうも総士が第3アルヴィスのコアになりそうな感じの会話だったな。ということは、ナレイン将軍の目論見は失敗するのだろうか? それとも、第2アルヴィスのコアなんだろうか。

最後の部分にはかなり詰め込んであった。

第3アルヴィス・アトランティスのコアだったものを、ヘブンズドア作戦で入手した新国連は、それを兵器として転用、軍事衛星フェストゥムとして通信、フェストゥム誘導に利用していた。第3アルヴィスは新国連の攻撃によって破壊され、廃棄。コアには憎しみだけが満ちていた。

第3アルヴィスのコアは、衛星軌道上のフェストゥムにゴルディアス結晶を作り上げ、力を増幅、自らの憎しみを引き受けてくれる新たな器をグレゴリ型を使って探していたところ、ジョナサンを発見、彼を同化して・・・。

マスター型イドゥン復活!!

1期の展開を捻じり込んでくる。ありがとう、ギャロップのクソババァ。グレゴリ型のおかっぱ頭にはこんな伏線が隠されていたのか。

これは素晴らしいな、冲方丁。いや、だれのアイデアか知らんけども。スタッフで考えた末の展開なんだろうなぁ。やっぱり、イドゥンだったか。これは、総士と激闘になるな。もしくは頭脳戦。第3アルヴィスのコアであった少年形態の彼と、いずれ第3アルヴィスのコアになると予知されている皆城総士、さらにシュリーナガル・ミールを竜宮島のコアのようにしたいナレイン将軍の三つ巴の戦いになるのか。アルタイルがやってくる前に戦闘を終わらせなければならないのだが・・・。

堂馬広登を殺して奪ったマーク・フュンフを使って、新国連は新たなザルバートル・モデル、マーク・レゾンを完成させていた。ギャロップ事務総長は、ミツヒロ・バートランドとの共闘がよほど気に入っていたのか、その子である真矢をテスト・パイロットに指名。さらに彼女に、新国連のプロメテウスの岩戸の内部を見せる。

この部分も、かなりいろんな伏線が入り乱れている。このザルバートル・モデルは、イドゥンに変化したジョナサンがどうしても乗りたかった機体。おそらくは彼が奪い、人類軍に復讐する展開になるだろうし、新国連は操っていると思い込んでるようだが、アザゼル型はイドゥンのコアの指揮下にある。さらに、元は堂馬広登の機体なので、広登が島の祝福を受け入れることがあれば、また展開がある。

アザゼル型に加え、新型ザルバートル・モデルを手にした憎悪に満ちた瀬戸内海ミールと、竜宮島ミールの再会もあるだろうし、北極ミールの欠片であるナレインが所持するシュリーナガル・ミールもいる。

加えて、皆城総士とマーク・ニヒトが島を離れる。

竜宮島アルヴィスのコアである織姫と、存在と無の地平線上のゴルディアス結晶で待機する死んだ人間たちと、島の祝福を受け入れファフナーと同化した新パイロットで突撃するのか?

多分、島の人間はこんな戦いに巻き込まれたらひとたまりもないから逃がすのだろう。

これはもう怒涛の展開になるしかない。

12月は死ぬほど忙しいみたいだが、「蒼穹のファフナー EXODUS」の感想だけは死守したいところだ。



ところで、途中まで書いた「蒼穹のファフナー EXODUS」後半のあらすじは、今日と明日で第22話まで追いつきたい。

ロボットアニメの金字塔のような作品だから、楽しまないとね。






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Twitterまとめ投稿 2015/11/28 [日記]


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「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~」第8話 感想と考察② [アニメ/特撮]

そもそも昭和のヒーローたちはどのような正義のために戦っていたのか。

昭和の怪獣たちは、何を破壊しようとしていたのか。

来週、なぜサザエさんネタをやるのか。

ますます興味深くなってきた「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~」第8話 感想と考察②を書くことにした。

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かなり難解だった第8話だが、「月光仮面」と「少年探偵団」をヒントに読み解くと、イデオロギー(考え方の枠組み)に依存しない正義は、結局あるのかないのかというテーマに行きつく。

アースちゃんが大活躍だった第7話は、子供型のヒーローが戦後のある時期まで好まれた理由は、敗戦によって戦中派の正義がまかり通らなくなったことが原因だという解釈をした。

自分たちの正義に基づき戦争をしたが、負けるべくして負け、東京裁判後、なぜかその正義が悪だったという道徳の話になり、戦前の道徳は悪だから否定すべきだというGHQ主導の世論形成の元、大人が子供に教育する根幹が崩れ、ヒーローとしての大人が消え去り、子供型のヒーロー(超人:ロボット、宇宙人、未来人など)が跋扈して、子供の価値観で大人(悪)を裁くという形態が定着した。

そもそも日本のヒーローが異能であるのは、子供が大人を倒すという腕力的限界を劇中で克服するためだった。

子供には腕力がない。そこで、ロボット、宇宙人、未来人という異能をもってして、悪い大人をやっつけたのだ。この時期に、「ヒーローは異能」という形態が定着し、以後、ヒーローは何らかの形で異能者ばかりになる。

そこでこの第8話を視聴してみると、「月光仮面」も「少年探偵団」も、勇気こそあれ、普通の人間たちである。「月光仮面」は一見異能のように見えるかもしれないが、映像的にジャンプするだけで、実はただの人間である。持ってる武器はピストル。しかも、威嚇射撃だけで相手を殺すための武器ではない。バイクに乗ってるが、それも別に武器ではなく、疾風のように現れ疾風のように去っていくために乗ってるだけだ。

両者とも、普通の人間たちなのだ。

そして、「月光仮面」の方は、明らかな悪の所業に対し、悪の犠牲者を救出するだけの存在である。「月光仮面」は、子供型ヒーローのように、高らかな正義は謳わない。明白な悪の行いを放置しないために、悪の所業の邪魔をして犠牲者を救出する。「月光仮面」という大人は、人を裁かないことによって、正義の基準を隠したままにしてある。そして最後は、悪のレッテルを張られて葬り去られてしまう。

そんな彼に対し、戦前、戦中、戦後にわたってずっと子供のままで、怪人20面相という悪人と戦い続けてきた政治に無関係な子供たちが、素朴な疑問を持つ。彼は結局善だったのか悪だったのか。これは、自分たちの正義を否定され、口をつぐんできた戦後の大人たちに対する素朴な疑問だった。

ここでいう正義とは、大東亜戦争の正義のことではない。「少年探偵団」はそのような政治には関心がないのだ。東京裁判によってなぜか否定された日本の道徳は、善だったのですか悪だったのですかという問いだ。道徳は政治的なものでしかありえないのですかという問いだ。

武力の優劣、国家規模の大小について、戦争は紛うことなき決着を見た。日本は武力において、そして武力を支える国家規模においてアメリカに遠く及ばず、敗戦の憂き目を見た。それは、「少年探偵団」たちは、活躍の場を追われ陰ながら見守っていただろう。

では、敗戦によって奪われた正義感まで否定しなくてはならなかったのだろうか。なぜ大人は自らの正義を覆面で隠し、こそこそと人助けをしなければならなかったのだろうか。しかも、そんなささやかな正義感さえ、何者かによって悪に仕立てられ、大人型の、異能を持たないヒーローは子供たちの眼からいつの間にか遠ざけられてしまった。その強烈な記憶だけを残して。

劇中では、「月光仮面」役の死は、地球防衛軍への参加という政治的駆け引きの道具となって、やはりうやむやにされてしまう。東京裁判で行われた、敗者を裁くために用いられた道徳の否定は、戦前、戦中、戦後を生きてきた「少年探偵団」の眼には、道徳に基づく正義感は政治に関係なく存在するのではないかという疑問となって現れた。

だが、その答えはまたしても政治によって答えを得ないまま終わってしまった。

第8話は、そんな話であった。

話のポイントは、確実に正義感を持っているはずの大人が、その正義を形成するための道徳を否定され、口をつぐんでいるところにある。その大人たちと同じ年齢で政治に関与していない「少年探偵団」が、政治に関与して生きている大人たちに、正義について口を割らせようとしたがうまくいかない。

イデオロギー(考え方の枠組み)は、言語形質や歴史や宗教、国民性に大きく依存するが、大きく道徳に含まれる広義のイデオロギーを、政治的方針や政治的主張という狭義のイデオロギーが招いた政治的結果によって否定してしまうと、考え方の枠組みという広義のイデオロギーが融解し、言語も歴史も宗教も国民性も形を保っていられなくなる。

やがてそれに耐えられなくなった人間は、言語も歴史も宗教も国民性も変革しなければならないという強迫観念に取りつかれる。だが、その変革の意思も方針も、戦後に融解した言語形質や歴史や宗教、国民性に大きく依存しているのだ。よってそれらは上手くいかず、うまくいかないから腹を立て、とりあえず破壊しようだとか、すべて外国のものに置き換えようと、これまた狭義のイデオロギーである政治的方針や政治的主張で広義のイデオロギーに攻撃を仕掛ける。

そもそも敗戦という政治的決着に、道徳の否定は必要だったのかどうかと問い直すことなく、行動意思ばかりが先走る滑稽な有様が展開される。

劇中にはたびたび学生運動という正義に凝り固まった連中が出てくるが、正義について口を閉ざした大人の子供たち(団塊の世代)は、正義の学生運動を先鋭化させ、やがて人殺しになっていく。ちょっと意見が食い違ったというだけの理由で、大学生が大学生を殺して床下に埋めるのだ。

もうそこに、アースちゃんの姿はない。

正義は、ただ語られなかっただけで、戦前も戦中も戦後にも、そして現代にもちゃんとあるのに、連中はそこから目を逸らして、いまだに体制だけが悪と思い込んでいる。

悪とは、道徳に基づく正義に確信が持てない人間のことだ。道徳に基づく正義を疑う存在、つまり、彼ら団塊の世代のことである。



ところで、このアニメ、ちゃんと解釈している人間ってどの程度いるのだろう。

これはかなり原案/脚本が難解だよ。

でも、これからアニメなどの作品を作っていくなら、こうやって正義や道徳の変遷をまとめておくのは必要だと思う。

「アイゼンボーグ」という特撮/アニメ作品に顕著だったが、昭和後期にはなぜヒーローが戦っているのか、すでに分からなくなっていたからね。

これはいまもそう。

劇中で戦う理由がなくなっているのに、商業的理由で戦い続けている。

一方、戦いに倦み疲れた者たちは、自らバケモノと化すことで、道徳の融解を甘んじて受け入れるだけになっている。





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「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」第5話 感想 [アニメ/特撮]

先週の話の謎解き編。なかなか知的で楽しかった。

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推理の部分は、おおよそ当たっていた。専門知識の部分まで踏み込めなかったのは、仕方がないか。絵に付着した黴が咳の原因という部分は、砒素を含んだ顔料との合わせ技でより科学的にしてあった。

推理小説を読み始めたころから、名探偵のように万能の知識に憧れていたものだが、知識の海というのは1匹の魚では到底泳ぎ切れないほど広く、結局はロジックのみを頼りに推理ごっこするのが関の山の人間で終わってしまった。

もっと勉強したかったが、生きていくには働くしかなかったんだよな。

信用取引開始からリーマンショック、追証の流れの部分は、劇中では詳しく説明されていなかった。しかし、リーマンから1年後というと、日経平均はそこそこ戻していたので、塩漬けになったままでも少しはあったはずだから、住宅ローンを鑑みても、やっぱり信用だろうな。

投資に失敗して借金ができたというのは、よくこの手の作品に出てくるが、経済に疎い人が多いのか、どうやってどのようにどれだけ損をしたのか劇中に反映されることは少ない。日本のドラマ全般がこの点について非常に弱い。大抵、全財産をぶっこんで借金ができるという話になるが、それはかなりバカがやることで、大抵は余裕資金の半分が溶けて泣きそうですくらいで済む。

投資は怖いと煽っておけば丸く収まるみたいな風潮があるよな。投資をするなら節度と身の丈を考えてやりなさいという話にはならない。

日本のドラマは経済関係に非常に弱い。改善点ですな。

おおよそ見当がついたオチだったが、日本のドラマの致命的な弱点の方が気になった回だった。結婚、会社を畳んで田舎暮らしという流れなら、資金繰りの変化だけでもうひと捻りできただけに惜しい。まぁこのままでも充分に面白いですけど。欲を言えばってことね。

それに、ベンチャーの社長までやった男が、都会に戻ってサラリーマンからやり直すというのもちょっとね。金にまつわる話なのに、金にまつわる部分が弱いという弱点が目についた回だった。

でも、なかなか面白いよ。

今期、他の作品は切りまくったのに、まだこれは観てる。







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