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「銀河英雄伝説(旧作)」第36話 感想(雷鳴) [アニメ/特撮]

旧リップシュタット陣営のランズベルク伯とシューマッハが帝都オーディンに密航してきたとの情報が憲兵隊にもたらされた。

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密航といってもその旅券はフェザーンの正式なものであったことからラインハルトはこれにフェザーンが関係しているものと断じ、監視を続けさせることになった。

ヒルダに意見を求めたところ、ランズベルク伯のようなロマンチストが身の危険を冒してでも求めるところは結局はテロリズムであるとし、それがオーディンに戻ってきた理由であろうとの推察だった。テロの内容は皇帝の誘拐。ランズベルク伯のようなロマンチストにとって幼少の皇帝を敵の手から奪い返すことはこの上ない情動の高まりをもたらす行為だというのだ。

ラインハルトはふたりが密航してきたとの情報をもたらしたのはフェザーンであろうと見抜き、わざと情報を流してラインハルトに恩を売ろうという目論見はシューマッハにも見破られた。

フェザーンの高等弁務官を呼びつけたラインハルトは、彼らに対し求むるところをすべて吐き出させた。それによるとフェザーンは幼帝エルウィン・ヨーゼフ2世を誘拐したのち自由惑星同盟に亡命させて暫定政権を樹立させてラインハルトと敵対させる。これによってラインハルトは同盟に対し侵略する大義名分を得ることができるというものだった。見返りは自治領の安堵と貿易流通権益の独占であった。

これに対してラインハルトは帝国側の見返りを要求した。それはフェザーン回廊の自由航行権であった。この要求に驚いた高等弁務官は即答はせず、持ち帰って吟味することになった。

宇宙を手に入れるというラインハルトの野望は、同盟、フェザーン双方を敵に回して始まったばかりであった。


という話。途中でヒルダがアンネローゼに警備をつける件で彼女の山荘を訪れている。

面白い点はラインハルトとヒルダの間で繰り広げられたランズベルク伯についてのこと。そこでヒルダはロマンチストが危険を冒すのはおおよそテロのためであることが多い、結局はそうした暴力行為でしか自身の感情を満足させられないと喝破する場面。恥も外聞もなく暴れて平気であるというのは、頭が狂っているか、もしくは頭の中で悲劇の主人公になっているかのどちらかであって、そのどちらも正常な判断力を欠いているということだ。

人は弱者の立場に身を置いたとき、正常な判断力を失いかけているものだと気をつけなければならないとの教訓でもある。



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