So-net無料ブログ作成

「十二国記」(2002年放送)第31話~35話 感想 [アニメ/特撮]


911.jpg


554.jpg


第31話「風の万里 黎明の空」転章

総集編。祥瓊は半獣の楽俊に反発しながらもその言葉が身に沁みるようになっている。結局彼女は慶東国まで送ってもらうことになった。浅野は郷長・昇紘の仲間になる。

第32話「風の万里 黎明の空」第9章

郷長の昇紘は天啓を疑い極悪非道の行いをもって天意なきことの証左とする男であった。鈴の旅の連れであった清秀は昇紘の馬車に轢き殺され、鈴はそれを酷く恨んだ。清秀の死にざまを見た陽子は、地方の官吏の腐敗の実態を垣間見ることになった。祥瓊は楽俊の手助けで慶東国への入国を許された。昇紘のような悪党が野放しになっているのは慶東国の王陽子が無能であるからだと考えた鈴は、自分の手で陽子を殺すべく準備を進めた。

第33話「風の万里 黎明の空」第10章

清秀を殺した郷長の昇紘は、和州州侯・呀峰のお気に入りで、呀峰は王への貢物によって得た和州の地で領民に7割の租税を課し、払えぬ者はすべて殺し、人が絶えた土地に載の難民を騙して入植させていた。それを知った陽子は和州州侯・呀峰の陰謀に気が付き、その尻尾を捕まえるべく行動を開始した。また慶東国に入国した祥瓊は、職を得るために昇紘が治める和州止水郷へ向かっていた。陽子を怨む鈴は、止水郷の反乱軍に加わった。

第34話「風の万里 黎明の空」第11章

和州の都に入った祥瓊は、そこで恐怖による治世が行われているのを知った。自身の運命に照らし、民の間で起こっていることを王は知っておくべきだと思った祥瓊は、民の苦しみを陽子に伝えるべきだと主張した。それを聞いた街の男は、彼女を反乱軍へと導いた。止水郷の反乱軍に加わった鈴は、そこで元・麦州侯の浩瀚の噂を聞く。麦州侯は民に慕われ、昨年偽王が立ったときもこれにたったひとり反旗を翻し、最後まで抵抗した。ところが陽子はこの麦州侯浩瀚を罷免してしまった。これが人心が離れるきっかけになっていた。止水郷の昇紘は、陽子が世話になっていた離家を襲った。老子遠甫は達王の時代から生きる仙人だったが捉えられ、離家で働く姉弟も殺されてしまった。

祥瓊と鈴はそれぞれ別の場所で和州侯・呀峰への反乱軍に身を投じた。

第35話「風の万里 黎明の空」第12章

武器の受け渡し場所で祥瓊と鈴が出会う。彼女らはお互いの知ることを話し合い、いま一度慶東国王を信じてみようと確認し合った。すべての問題は先王である舒覚の無能と、偽王舒栄の時代の混乱が原因だと徐々に判明し、陽子は鈴が所属する反乱軍たちの居場所をついに見つけ、そこで老子遠甫が攫われた原因を知った。


国家の在り方など、「風の万里 黎明の空」編はなかなかの意欲作。舒覚、舒栄時代に官吏を好き勝手にさせてきたツケが一気に陽子にのしかかり、陽子もまた未熟故に世論を聞かず安易に麦州侯浩瀚を罷免してしまったことを悔やむなど、全体の流れを3人の少女の運命と重ねて描くという難しい構成に挑戦している。

古代中国にヒントを得た設定や時代考察より、ちゃんと人間の運命を描いているところが素晴らしいし、かなり成功していると思う。

アニメオリジナルキャラらしい浅野の使い方は完全に失敗している。

アニメより原作の方がはるかに出来が良いのだろう。

でもアニメもとても面白いし、飽きずに楽しめているよ。



コメント(2) 

コメント 2

ソルティック

三人娘と言うと聞こえはいいですが、見た目と実年齢が一致しているのは陽子だけで、祥瓊が+30歳、鈴に至っては+100歳なのを含めて彼女らの行動を考えるとアレですね。

供王珠晶が12歳の見た目で実年齢100歳超なのには尊さを感じます。
by ソルティック (2018-01-20 11:26) 

ダグラム

ソルティックさんへ

仙籍に入ると年を取らないという設定なので、年齢バラバラなのに同い年扱いなんですよね。仙籍にあった100年間が市井の100年とは違ってるのは中国の古典の名残なのでしょう。

この作品はラノベに近いはずですが、登場人物は良く描けていますね。素晴らしいです。

by ダグラム (2018-01-20 22:35) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。