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「DEVILMAN crybaby」第6話 感想(ミーコがまだ) [アニメ/特撮]

むっちゃすごい展開の「DEVILMAN crybaby」、第6話も面白すぎて泣ける。

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やはり人間と悪魔という流れは第5話で終わり、第6話からはデビルマン軍団結成の流れ。飛鳥了が悪魔に憑依された陸上界のスーパー高校生(ホモ)の正体を暴き、ネットで世界中に配信してしまう。しかし不動明はそんな彼を哀れみ、彼を同じデビルマンとして受け入れ、了には始末したと嘘をついて彼を連れ去っていくところで話は終わった。

第5話の感想で書いたが、テレビ局と出版社が当初企画した永井豪の新作ヒーロー漫画・アニメ「デビルマン」は「DEVILMAN crybaby」の第5話ほどのところで終わっており、この先は永井豪が本当にやりたかった部分であり、一方でテレビ局や出版社が乗り気ではなかった部分でもある。

よって作品自体はページ数にかなりの制限があり、原作は端折るだけ端折った流れになっている。永井豪の頭の中にあるものを全部描かせれば面白くなるというものではもちろんないし、黙示録編などダラダラ描かせても石ノ森章太郎版の「幻魔大戦」にしかならず、ああいう終わり方でよかったという意見もある。オレも同感だ。

だが、それでもやはり面白いのはここからの展開で、悪魔でも人間でもないデビルマンとしてのアイデンティティを持とうとする不動明と、悪魔に接した人間の恐怖と裏切り、孤独、絶望こそが「デビルマン」という創作の本質だ。

この部分をどうやって映像化するかというところで、何度も描いているがこのアニメは大成功している。第6話も、原作のあのミーコを良く活かした脚本になっている。

いまのところ完璧だが、悪魔軍団が宇宙からやってくるシーンはこのアニメでもやらないかも。ジョン・ミルトンを読んでないと永井豪のあの絵を見てもピンとこないからな。それに堕天使ルシファーの存在も原作では曖昧なままだったし。

ハリウッドの連中はジョン・ミルトンの「失楽園」くらいは読んでるから、あの宇宙からルシファーたちが地上へ舞い戻り、死を恐れずに人間と合体していくくだりが恐ろしいんだよね。だから悪魔と合体した人間=デビルマンの部分が全然理解できない。悪魔と合体したなら悪魔だろうと思ってしまう。悪魔の能力を身に着けた人間が悪魔と戦う部分が理解できない。最後は人間が勝たないと気が済まない。ジャンヌダルクが火あぶりになった時代と全然変わっていない。

「デビルマン」で創作された「魔の力を制して善となる」アイデアは、のちの作品に大きな影響を与えた発想だが、もっと使われてもいいと思うね。究極的に人を信じていないとデビルマンにならずそれは悪魔になってしまう。

この危うい力の制御の部分が、人を惹きつけてやまないんだよね。人間の裏切りをこれでもかと不動明に叩きつけていく展開は、永井豪にしかできない創作であった。





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