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「サクラクエスト」第17話 感想(視聴再開) [アニメ/特撮]

17話から雰囲気が変わったとのコメントを受けて視聴再開した。

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第16話までと違うのはより具体的な地域の問題を取り上げるようになったこと。地域の中でも高齢化が進んだ山間部の路線バス廃止の動きに対し、元大学教授が発起人となって住民サービスの切り捨てに反対する運動に国王が巻き込まれる展開。

冒頭にあった祭りがどうのこうのという話はもう忘れてしまったよ。

山間部の過疎地域の問題は、農業林業問題と密接に結びついていて、山間部で行われていた棚田が米価買取価格の低下と自由化の影響で採算が取れなくなったことが衰退の発端になっている。採算が取れなくなったのは個人事業主であった農家なので、すぐさま法人などに土地を売り渡して山間部の農業には何が適しているのか法人に考えさせれば良かったのだが、政府与党だった自由民主党は農協などの基礎票を失わないようにと耕作放棄地に対して多額の補助金を出す決定を下した。

米を作らなくても補助金で暮らせるようになった農民は、土地を持っていなければその権利を失うことから山間部の居住にこだわり、高齢化とともに取り残されていった。さらに都会へ出ていった子息たちの都市部での収入格差によって、残された親世代も高齢化後に都市部に住居を移せる人と移せない人に分かれ、山間部には親子二代に渡って生活力に乏しい人間だけが取り残されることになった。

こうして国の借金は膨らみ、流動性を失った土地は活用されることなく荒れ地に戻り、過疎地域居住者は更なる補助金の支出と生活援助を求める悪循環に陥った。

ここまでで充分悲惨なのだが、農村部の田舎者は更なる悪手を打つこととなる。それが、自由民主党からの離反だった。

自分たちの選挙のためだけに国の借金が1000兆円を超えるまで地方での公共事業創出と補助金を出しまくってきた自由民主党は、当然のことながら財務省から財政規律の再建を強く求められることになった。人口比においてより強い発言権を持つ都市部住民の意向を受けた小泉政権は財政規律再建に取り組むことになり、地方への公共事業ばらまきと補助金の削減に取り組んだ。

小泉政権下で行われた方針転換は、地方居住者の大きな反発を招いた。公共事業と補助金漬けになって何とか命脈を保っていた地方居住者は、こぞって自民党から離反し、小沢一郎が用意した左派系の政党を知事選、県議会選挙等で勝たせていった。

ところが日本の左派系議員というのは、反自民という以外、何の仕事もできない、いわば自民党の寄生虫のような存在だった。自民があるから反対意見を述べる少数野党として存在できるが、いざ多数になってみると何もできないのだった。

これに目を付けたのが、中国韓国という外国勢力だった。彼らは彼らの国の国家予算を使って地方の左翼議員を懐柔していき、土地取得、国籍ロンダリング、地方参政権などで自国民に有利な条件を認めさせ、さらに地域産業の労働組合と結託して反国家運動の拠点を地域に作り出していった。そうして崩壊した地域が北海道新潟、岐阜などだ。兵庫などもめちゃくちゃになってるらしい。

これが現在の過疎地域の状況である。

問題の発端は自民党にあるのだが、それはそもそも公共事業や補助金漬けにしたことが問題なのであり、それを打ち切ったことは必然である。いま出来ることは、劇中で眼鏡が言っていた過疎地域居住者の都市部移転の手伝いをすることだ。彼らが持っている山間部の土地を法人に売るしかない。1980年代にやっておくべきだった農地の法人事業主への転売を進めつつ、老人の転居を推進するには、税負担を軽減もしくは免除する方策が検討されているけども、1980年代初頭と比較して農地の価値はさらに下がっており、ほぼ二束三文になっていることがネックだ。金のない彼らに、家賃を補助してやるからと都市部で古びた団地に入居しろと言っても、補助金漬けで一軒家に住んでいるのが当たり前になった老人は言うことを聞かない。こうして何もかもが遅々として進まないのが現状なのだ。進んでいるのは外国人による侵略だけだ。

一方で、林業は復活してきている。彼らは木材加工業者などの民間事業主が主体で、取引先企業も都市部の大手ハウスメーカーなどだったことから、合板技術開発などの研究投資が継続された。結果として円安と国際的な木材価格の高騰の追い風により産業として復活し、当然のように若者の就業も増えることとなり、かなり活況を呈している。若者は都市部で就活して林業関係の会社に就職し、農村部に移り住む。彼らには会社からの福利厚生もあれば厚生年金もある。数年働けば築20年程度のリフォーム済みの家(補助金で耐震とバリアフリーが行われた)が即金で買え、子育てもできるし、若いので車にも乗れる。定年退職前には都市部でのデスクワークに転勤されるので、土地にしがみつくこともない。農業もこうあるべきだったのだ。

劇中で元大学教授のような人物が、「彼ら(山間部居住者)は長年税金を払ったのだから行政サービスを受ける権利がある」と言っていたが、それはウソだ。地方への公共事業と補助金の支出によって彼らは完全に赤字になっている。それに農民は税金をほとんど払っていない。一方的にたかるだけたかり、金の切れ目が縁の切れ目とばかりに左派系を自分たちの代表にして、土地は取られるわ、背乗りで先祖代々の血縁も破壊されるわ、それらに抗議する能力もなければ気力もないわでは迷惑なだけだ。見捨てないだけありがたく思って、眼鏡の言う通り土地から離れなければならない。

手を差し伸べれば差し伸べるほどにつけあがり、最後は糞尿をまき散らして死んでいくのが百姓である。

老人がタブレットを使いこなすとかこなせないとかの前に、そのタブレットを誰のカネで買っているのか考えなければいけない。

土地を外国人規制を設けた上で流動化し、法人に有効活用させれば、新しくそこに住み着く法人に雇われた若いサラリーマンは、自費でタブレットを購入するのだ。

なぜ他人のカネで買い与える必要があるのか。




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