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「ウルトラマンジード」第2話 感想(敵もベリアルやん) [アニメ/特撮]

敵の方もベリアルと怪獣のミックスだった。ベリアル単体の方が強そうだが・・・。

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ベリアル単体の方が強そうではあるが、「ウルトラマンジード」の物語は、ベリアルが使った超時空消滅爆弾を、ウルトラマンキングがどのような方法で防いだのかが鍵になっているので、強い弱いの話じゃないよな。

あそこでキング仙人のヘンテコ能力が発動し、地球に何事かが起こった。それでベリアルの遺伝子とかベリアルに関する情報がおかしなことになってる。まずはそこが明らかになってから、歪んだ時空の修正、もしくは分岐して滅亡を逃れた地球と滅亡した並行世界の地球をどうにかするとか、地球人の記憶の混乱をどうにかするとか、ややこしいところを抜けてラスボス対決だよ、きっと。

この辺はまだ始まったばかりだからわからない。でも、子供が理解できる範囲で、あまり小難しくはしないと思う。してもしょうがないし。

来週はゼロも登場するようだ。ゼロはカプセルではなく、本物が地球にやってくるのだな。別宇宙とかに行き過ぎてるだろ、ゼロ。まだ若いのに、ウルトラ兄弟の中で最も酷使されている。

前作の「ウルトラマン オーブ」はちょっと変則的な設定のコミカル作品だったが、先週も書いた通りちょっと昔のジュブナイルっぽくて今回のウルトラマンは見応えがある。主要登場人物が揃ってもいまの雰囲気を維持できるかどうかは分からないが、ベリアルのヤケクソ攻撃とキングの変態能力の問題が中心にあるので、そうそうコミカルな回を増やせないだろう。オレはこの方向で突っ走ってもらいたいと思っている。

仮面ライダーがもうあんな感じなので、この作品は貴重でしょ。子供が理解できる一線を守りつつ、出来る限りいまのままでお願いします。テコ入れと称して、急に猿でもわかる方向に振るのはちょっとね。

と、作品の感想はここまで。


いまオレは会社を退職して有給消化中なのだが、あまりに暇なものだから、仏教関係の本をちょろっと読んでるんだよね。

以前読んだときには気にも留めなかった、悪人が善人に改心する逸話のダイナミックスさが、なかなか面白くてね。改心って、ものすごいエネルギーなんだよね。それで、改心についていろいろ考えているのだが、ベリアルが、善の心を取り戻す話とか、いま書ける人はいるのだろうかと?

近年稀にみる名悪役に成長して、各種ウルトラマン作品に引っ張りだこのベリアルさんだが、あの超のつく悪役を、陳腐にせずにまともなウルトラ戦士に改心させる脚本は、いまのご時世なかなか難しいと思うのね。

でも、本当の脚本力って、技術だけじゃダメなのよ。人間の本質に迫らないと、面白くないわけ。いまは子供のころから面白くも何ともないバラエティーしか体験していない世代が多いからコミカル路線にするしかないのだが、それはただの無知による惰性でしかなく、素晴らしい脚本は人の眼を一気に見開かせる力があると信じてるのね。

巨大な力に憧れ、罪を犯し、本来の姿を失ってああいう姿形になったベリアルが、もう一度元の自分を取り戻す脚本を書ける人間は、いまの日本にいるのだろうかと。

怪獣という恐怖の対象を、弱者として捉えた作品は金城哲夫が書いた。「ウルトラマン」第23話「故郷は地球」は、決して弱者を陳腐な被害者にしてはいない。あんな形で、改心を描ける筆力なり哲学を持ってる脚本家っているのだろうかと、仏教本を読みながら考えていたわけだ。

手塚は、何度も【改心】を描いて、成功させているんだよな。彼が「ブッダ」や「火の鳥」をものにできたのは、奇跡でもなんでもない。人間の心の裡にそれがあると見ていたから、彼はそれを描いたのだ。現代人には、人の【改心】は見えなくなってしまったのだろうか?

死ぬ前にもう一度天才に巡り合ってみたいものだよ。本当にそう思うわ。




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