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「正解するカド KADO:The Right Answer」第12話・最終回 感想(脚本酷すぎ) [アニメ/特撮]

特異点を便利に使いすぎだよ。イライラしたわ。

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まともな脚本なら、10年後と言わず後々アニメファンに語られ続ける作品になったかもしれないのに、トンデモ脚本のせいですべて台無しになってしまった。

クソアニメって色々あるのだろうが、これだけ気色悪い最終回だと思い出すのも嫌で、早く忘れてしまいたくなるんじゃないか? そもそもこの作品に当初から期待した人たちなら、30分耐えきって最終回を見届けることがかなり困難だったはず。

面白かったという感想を抱いた人の気持ちはよくわからんな。おそらく、最悪だったと言ってる人を理解できない人と見做して、自分は理解できていると優越感を持ちたいのだろうが、お前らとは読んできたSFの量が違うんだよ、ボケ、で終わりだな。SFファンはトホホ状態のはず。小松左京作品のファンならアニメに見切りをつけるレベルのクソ脚本だったわ。

交渉官関係ないし、政治経済の理解が稚拙だし、時間を超越している高次元存在に時間経過による優位性で勝ってしまうし、脚本としてはダメなところしかない。

良かった点を挙げるとすれば、セルルックアニメーションのレベルがかなり高かったことだろう。「楽園追放」では手描きとほぼ変わらない映像を作り上げて驚かされたものだが、劇場版ではなくテレビシリーズでこれだけの映像を作れるのだなと感心した。一部手描きだったのに、違和感がまったくないのには驚いた。「ベルセルク」とは比較にならない。やはり技術は投資と蓄積だよな。

個人的に虫唾が走るほど嫌いだったのは、進歩を時間経過に伴うものと規定していたこと。異方存在の意味が完全に否定されている。もしこれをやるなら、異方存在ではなく、遥か未来からやってきた人がさらに16年先の未来人に負けるで良かったじゃん。バカなのか、この脚本家。

父親が殺されるとわかっていて、自分の存在が特異点(特異点の使い方が間違っているが)だと認識しているから事後には消えていなくなる娘が、なぜ真道が殺される前に関与しないんだよって話。異方存在が異方存在になる遥か前に関与して存在に至る芽を潰してしまえばいいだろ。それで自分も消え、何もかもなかったことに出来るはずだ。

でもそれだと話が成り立たないからやめたんだろ? 最初からこのオチでは物語として成立していない。そもそも情報が欲しいだけなら、ある時間の1点に関与しないしね。人類が滅びるときに異方存在として関与すれば、人類を情報体に変換して救うと同時にすべての情報を回収できる。人類発生時から存在を隠して関与していれば、歴史上のすべての人類及びその他生物の意識データすら回収できる。

個と個を話の中心に置くと、一方が高次元の存在でありがなら、並行世界の感覚で話を成立させなきゃいけなくなる。対比がおかしいんだよ。ヤハクィザシュニナ=ほぼ無限、真道幸路朗(人類)=有限みたいな対比じゃないと成り立たないだろうに。

人類の認識が個(個人が時間限定存在でしかないこと)を超えられないことを描くならわかるが、何で異方存在の個を使ってそれをやるんですかねぇ。同じ異方存在である徭沙羅花の目的は? なんでこいつまで個として描いているんですかね。世界観が並行世界になっているのに、設定上の対比だけ違うんだよな。もう滅茶苦茶。

哲学的には何かを語るレベルにはない。「お前は黙ってラノベ書いてろよ」で終わりだ。作者のレベル以上のものは生まれてこないってことがよく分かる作品だった。

他人から失笑されるために制作されたようなものだ。労力が勿体なかった。

木下グループから金を引っ張って来てこれではなぁ。

企画の段階でこれじゃダメだって気づかなかったのだろうか?






コメント(2) 

コメント 2

名無し

今年のワーストクラスに入るくらい酷いアニメだったんじゃないでしょうか。
ツイッター上の感想も「クソアニメ」が多かったり、酷評されてますね。
まさに「どうしてこうなった?」ですよ。最終回が今までで一番ひどかった。
by 名無し (2017-07-01 13:10) 

ダグラム

名無しさんへ

これは稀にみる本来的な意味でのクソアニメでした。

壮大なスケールで浅知恵丸出しの脚本を丁寧に作ってしまったものだから、目も当てられないほど酷かったですね。まさに「なぜこうなった?」状態でした。

感想で書いたことがほぼすべてですが、言葉の意味の理解が浅いんですよ。「政治」も分かっていない。「経済」も分かっていない。「進歩」も分かっていない。すべてにおいて理解が浅い。ラノベ作家なんてこんなものでしょうね。

騙された我々が悪かったと恥じるしかないです。

by ダグラム (2017-07-01 22:03) 

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