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「タイガーマスクW」第37話 感想(激熱作画に痺れる) [アニメ/特撮]

望んでいた通りの激熱作画で大興奮だったよ。

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新日とGWMの最終決戦は第5試合にもつれ込み、負け越していた新日はオカダ・カズチカに命運を託し、アドヴァンテージのあるGWMはタイガー・ザ・グレート・ザ・サードを温存、ミラクルワンを試合に送り込んだ。

噛ませ犬とみられていたミラクルワンはいきなり毒霧を吐いてオカダの機先を制すると、ラフファイトでオカダを痛めつけていく。彼を第5試合に送り込んだミスターXの思惑は、オカダを延長戦第6試合に出られなくすることだった。ミスターXは、GWMの日本マット制圧と同時に、虎の穴の宿敵タイガーマスクを潰しておきたかったのだ。

ミスターXの指示を受けたミラクルワンはオカダにトペ・コンヒーロを決め、彼の左腕を利かなくした。ところが自らも頭部を強打してダウン寸前となる。

負けるわけにはいかないオカダは執念のレインメーカーでミラクルワンをKOし、勝利を収めるものの第6試合に出場できる状態ではなかった。

控室でその様子を見守っていたタイガーマスクは、自分を第6試合に出場させてくれるよう直訴する決意を固める。だが、マスクが破られており、このままでは素顔で出場しなければならなかった。そこで高岡春奈がタイガーマスクとタイガー・ザ・グレートのマスクを繋ぎ合わせ、新たにタイガーマスクWというリングネームを考え出した。

所属選手ではないタイガーマスクの直訴を受けて困惑する新日サイドであったが、そこに飛行機が遅れて試合に間に合わなかった内藤がようやくやってきた。タイガー・ザ・グレートとの対戦経験のある内藤は、いまのオカダの状態ではタイガー・ザ・グレートに勝てないと判断して、タイガーマスクの出場を進言する。日本での試合でGWMに負けるわけにはいかない新日は、タイガーマスクに命運を託す決断を下した。


と、ここまでが前振りで、本番は第6試合のタイガーマスク対タイガー・ザ・グレート。かつてイエローデビルとして来日し、ナオトらの古巣であるジパングプロレスを壊滅に追いやった男への復讐の機会はついにやってきた。


というお話。第6試合の内容は書かないが、とにかくこの試合の作画が凄い。ずっとヌルヌル動かしているわけではないんだけど、止め絵の格好良さ、カメラアングルとメリハリの利いた動き、見やすいレイアウトでとにかく熱く盛り上げてくれる。実際のプロレス並みの熱さだ。レスラーの重さが伝わってくる絵だから、技のひとつひとつが痛そうに感じられる。演出作画共に見事だった。

タイガーファングを2回繰り出しているのだが、1回目は横からかましてのサブミッションという流れで、ここでザ・サードの左腕を破壊していたのがのちにグリップ力の低下となって危うくフォールを逃れるといったところもよく考えてあって好きだったな。男の子向けのアニメはこうでないと。

最終的にタイガーマスクが勝利して、新日本プロレスはGWMの日本プロレス界乗っ取りを阻止することに成功した。震災復興イベントを観戦してプロレスラーに憧れレスラーとなった東ナオトは、最初に所属した思い出の団体ジパングプロレスを壊滅させられた恨みをとうとう晴らすことに成功した。

GWMの日本マット制圧の夢は潰え、四天王すべてを倒された虎の穴は、再びタイガーマスクによって潰されてしまった。


ここから先の脚本も良かった。

まず、アニメと連動してタイガーマスクWをやっていた飯伏幸太とオカダ・カズチカとの試合をアニメ内で描くことで、タイガーマスクWと飯伏幸太が別人だとしっかり分けていた。もちろんアニメの設定上では最初から違うわけだが、原作付きのアニメでオリジナル展開をやったとき、アニメ内でオリジナルキャラの始末を完全に付けて、以後の原作に影響を及ぼさないよう配慮するのと同じだ。こういうところは本当にしっかりしている。飯伏は才能と可能性の塊だから、アニメで色を付けるのは良くないしね。声優も本人がやっていた。

試合後、東ナオトはメキシコへ、藤井タクマはアメリカのローカル団体に参戦するためにそれぞれ旅立って行った。それを追いかけてやってくる高岡春奈と山科ルリコが会えずじまいで置いていかれてしまうところもいいねー。プロレスアニメなんだから恋愛はあくまでおまけで彩り。

その彩りを飾った高岡春奈、山科ルリコ、来間ヒカリ、ミスXは空港でばったりと顔を合わせ、ミスXは高岡春奈に何かを頼むのだが、次週予告でなんとスプリングタイガー復活が分かって個人的に嬉しかった。新日は余裕があるんだから、女子プロレスの盛り上がりにも協力して欲しいし、アニメーターはむさくるしいおっさんばかり描かされてストレスもあろうから、実質最終回の後におまけとしてこういうのをやるのもありなんじゃないかな。現実の女子プロレスの方はスター不在で苦しいらしいし。

空港には女子ともども置いてけぼりを喰らったケビンがおり、ちょっと笑った。ケビンを置いていったタクマは、アメリカでオーディンと合流していた。脚は治ったんだな。

ナオトがメキシコ遠征に旅立ったことから、富士山麓の練習場はふくわらマスクが使わせてもらうことになったのだが、ふくわらマスクは高岡拳太郎の後輩と打ち明ける。高岡拳太郎は初代のイエローデビルだから、虎の穴の後輩ってことだろう。

最後の最後まで隙なく面白かった。満足満足。


3クールに渡って楽しませてくれた「タイガーマスクW」も来週でいよいよ最終回。

スプリングタイガーではなく、タイガーマスクスプリンガーという名前になるのか?

オマケ回なんだけど、なかなか楽しそうだ。





コメント(2) 

コメント 2

燃焼豚

まさかここで二つのマスクを逢わせてタイガーマスクWになるとは。
試合も熱い展開でとてもよかった。
虎の穴は壊滅したが前作のように死人はいなかったのでミスターXが普通の団体としてやり直すのでは。
仮面タイガースプリンガーは仮面ライダーストロンガーのパロだろうと思われる。
by 燃焼豚 (2017-06-30 09:05) 

ダグラム

燃焼豚さんへ

はじめまして。

二人いるからタイガーマスクWだと思っていたのに、ひとりがタイガーマスクWになったのは驚きましたね。良い脚本でした。試合展開も熱くて、作画にも力が入っていました。

ミスターXは普通の団体を経営するには顔色が悪すぎますね。むしろみたび虎の穴再建に向けて頑張って欲しいくらいです。

タイガーマスク・スプリンガーって、「バネ野郎」みたいな意味にしかならないと思うのですが、これは最終回で確認したいです。「春の人」って誰も思わないという。

ストロンガー、懐かしいです。あの変身ポーズはよく真似しました。

by ダグラム (2017-07-01 05:00) 

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