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「ベルセルク 次篇」第20話 感想(もっと阿鼻叫喚) [アニメ/特撮]

原作はとんでもない描写だったのだが、ギリ頑張っていたんじゃないですかねぇ。

そのままは無理でしょ。

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あのシーンをまんまできないもんなぁ。それよりせっかくの名科白がイマイチ伝わってなかったような・・・。演出にメリハリがないんだよな。いいけどもさ。

今回登場してガッツに気色悪く絡んでいた女体さんが、蝕のときにグリフィスがかつての仲間である鷹の団団員を生贄にしてフェムトになった際に立ち会ったゴッドハンドのひとり。登場回数はほとんどないが、ガッツにご執心で女体さん絡みと思われる怪異は何度か起こっている。

最後のガッツの回想に登場したメンバーが生贄になった鷹の団の団員。ガッツは彼らのことが好きで、生まれて初めて真の友と呼べるほど気を許した仲間だった。

ところが、鷹の団の活躍が認められ、団員全員を貴族に取り立てるという話になったとき、ガッツの中で変化が起こった。このままグリフィスを頂点にして出世していくだけでいいのか、自分はグリフィスとの関係をどうしたいと願っているのか、と。そもそもガッツとグリフィスの関係はふたりの喧嘩から始まっており、そのときガッツはグリフィスに敗れた。負けた方は相手の言うことを何でも聞くという約束だったので、ガッツはグリフィスの求めに応じて彼の部下になった。

元々一匹狼で誰ともつるむことなく孤独な戦いを続けてきたガッツは、スタンドプレーに走ることが多かったが、その勇猛果敢な戦いっぷりに心酔してガッツを慕う仲間が次第に増えてきて、ガッツの成長とともに鷹の団は大きくなっていった。

人としての成長過程にあったガッツが、貴族という称号に何の魅力も感じることがなく、またそこから先のグリフィスの願いを叶えるためには貴族の称号だけでなく政治的な振る舞いも増えていかざるを得ないとわかって、このままグリフィスに従って彼の裏の顔を支えるだけの存在に甘んじるのか、あいつに勝ちたいんじゃなかったのかと自問自答したガッツは、ついに鷹の団を抜けることになった。

グリフィスはそれを認めず、抜けるというなら前と同じように自分と決闘して勝ってからにしろということになり、彼らは再び剣を交えるが、ガッツの成長はすさまじく、グリフィスはあっけなく敗れてしまった。ガッツを止めるすべを失ったグリフィスはうなだれた。ガッツはそんな彼を一顧だにせず旅立って行った。

友と信じていたガッツに裏切られたと感じたグリフィスは、心に大きな穴が開き、それを満たすために自分の王国を持ちたいという自分の幼いころからの夢を強く意識するようになった。彼は運命に導かれるように王女と肉体関係を持つ。王女との婚姻こそが、自分の王国を持つ夢への近道だったからだ。ところがそれが発覚し、グリフィスは王の逆鱗に触れて地下牢に幽閉されてしまった。

当然、彼が率いていた鷹の団も無事でいられるはずもなかった。団員たちは貴族から一転、お尋ね者として追われる身となり、正規軍から逃げるだけの集団にまで落ちぶれてしまう。グリフィスもガッツもいない鷹の団の仲間たちは、ひとりまたひとりと団を去った。向かうところ敵なしと謳われた傭兵団鷹の団は、見る影もなく小さくなっていった。そんな彼らを必死にまとめ上げていたのが、今回のアニメ化でウーウー言ってるだけになってしまったキャスカだった。

鷹の団の維持が不可能になりつつあったとき、ガッツは戻ってきた。時すでに遅かった感はあったが、一切の光が見えず逃走するだけの日々だった鷹の団は活気づき、ガッツの提案で地下牢に閉じ込められたグリフィスを救い出すことになった。彼らはグリフィスとガッツさえいれば、いつか元通りになるだろうと信じていた。健気に団を率いてきたキャスカは、ガッツの頼りがいのある姿に惹かれていき、ふたりは恋人同士となった。数が減ったとはいえ鷹の団はかつての栄光の姿を取り戻そうとしていた。あとは、グリフィスを救出するだけだった。

ところが、地下牢で目にしたグリフィスは、両手脚の腱を切られ、舌を抜かれ、生かさず殺さずのまま囚われの身となり、衰弱しきった状態だった。腱を切られているのでもう二度と自分の力で立ち上がることも剣を振るうこともできず、舌を抜かれているので陣頭に立って団を指揮することもできない。それでもグリフィスを放っておけなかったガッツは、必死に彼を地下牢から救い出した。

朽ち果てた状態のグリフィスの肉体の中で、機能していたのが眼と耳だった。グリフィスは、かつて期待と羨望を一身に集めていた自分が、失望の対象になっていることに苦しんだ。あのまま地下牢で朽ち果てれば、見ることも聴くこともなかった惨め極まりない現在の自分に、彼は耐えきれなかった。彼は、かつて自分を崇拝していたキャスカにすがった。壮健だったころには歯牙にもかけず、ひとりの部下に過ぎなかった彼女に、不自由な身体でのしかかり、性交渉を求めた。キャスカにはそれが悲しいばかりであり、いたわりを込めて彼を拒んだ。キャスカにとってグリフィスは相変わらず特別な存在だった。彼女はガッツとグリフィスの間で苦悶した。

キャスカに拒まれたグリフィスは、彼女とガッツが恋愛関係であることを知り、自分の居場所はもうどこにもないとすべてから逃げる決心をした。彼は必死に馬車を操舵して脱走を試みた。だが、不自由な身体で馬車をまともに動かせるはずもなく、彼は川に放り出されてしまう。何もかもが嫌になった彼は、自殺を試みようとするが、死にきれなかった。彼は恐怖と失望の中で涙した。死ぬ勇気さえ失っていることに、彼は深い絶望を覚えた。

そのとき、ベヘリットが発動して、世界は蝕の暗黒に包まれた。4人のゴッドハンドが降臨し、グリフィスに自分の大切なものを生贄として捧げるよう要求した。グリフィスは鷹の団の仲間たちを生贄にすると約束した。グリフィスの野望のために生贄にされた鷹の団の団員たちは、おぞましい怪物の餌となり、次々に喰われていった。かくして契約は成立した。グリフィスは暗黒の蝙蝠フェムトとして、人間では及びもつかない巨大な力を手に入れ、肉体は蘇った。彼が真っ先にやったのが、自分を裏切ったキャスカへの復讐であった。フェムトはキャスカを犯し、キャスカの精神は崩壊した。

彼女を救ったのは、彼女が最も嫌い、2番目に愛したガッツだった。ガッツもまた生贄だったが、彼は怪物に喰われていた自分の手を自ら切り落とし、キャスカ救出に向かった。だが人間である彼に何かができるはずもなく、状況は悪くなる一方だった。そこに助太刀に入ったのが、髑髏の騎士であった。

髑髏の騎士に救われ、何とか蝕を生き延びたガッツとキャスカの物語が、蝕後と呼ばれ、今回アニメ化されている部分だ。



光り輝くグリフィスとして受肉したフェムトが、人外を集めて新生鷹の団を創設し、自分の王国を持つという夢に向かって突き進んでいる。一方でガッツは、人間のままで人間の仲間たちを得ながら、黒い剣士としてどんどん悪役っぽい見かけになっていっている。闇の鷹=グリフィスと、光の鷹=ガッツが、真逆な衣を纏い、真逆な評判を背負って、ふたりの長年に渡る抗争の決着をつけるというのが「ベルセルク」の骨子だ。

幽世の奥にいる運命を司る何者かの意思は、当然闇の鷹であるグリフィスの勝利だ。ところが、ガッツは運命そのものと戦っており、この構図がどうも最後にはガッツが人間のままゴッドハンドを倒しそうな予想を生んでいる。運命さえも斬り殺す男、それがガッツなのだ。

という原作をだな、なかなかうまく映像化できていないが、これはあれだよ、CGの問題ではなく、演出の問題ですよ。演出がなんというかメリハリがハッキリしていないし、前から書いているけども、レイアウトが観ずらくてねぇ。漫画のままのレイアウトとかあるんだけど、漫画って視線誘導の関係でレイアウトが決まってるから、それをそのままアニメにしても観づらいのよ。

だがしかし、「ベルセルクは蝕まで」という風評を覆すアニメ化なのだから、応援は続ける。

もうアニメで完結させろ。漫画は描けるところまででいい。

漫画はチームに引き継げ。





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