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「Earth Colors 東地和生美術監督作品集」届く [アニメ/特撮]

出ないかなぁ、出るといいなぁとかねがね思っていた東地和生の美術監督作品集「Earth Colors」が発売され、我が家にも届いた。

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「P.A.WORKS 作品は背景が綺麗」「あ、それ外注だから」って会話はアニメファンの定番だが、P.A.は背景が綺麗という評判のほぼすべては東地和生によって支えられている。P.A.WORKS 作品の背景といって思い浮かべる絵は、まず間違いなく東地和生のものだ。

「AngelBeats!」「花咲くいろは」「TARI TARI」「劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME」「凪のあすから」「Charlotte」の中から厳選した絵が収録されており、表紙は書き下ろしだ。

ページをめくるたびに「あーーーーー」「あーーーーー」と声が出る。パッと見て「あの場面の絵だッ!」と思い当たるのだ。なんというか、絵としても印象的だし、アニメのシーンに上手くマッチしているので、背景を観ただけでストーリーが頭の中で蘇ってくる。声優の声まで聞こえてきそうなほど、まさにP.A.WORKS の背景なのだ。

どれも綺麗な絵だが、やはり特筆すべきは「凪のあすから」だろう。他の作品は日常の風景を美しく切り取ったような絵で、それなりに満足度は高いが、「凪のあすから」は日常的でありながら、どこにもない、想像上の景色であり、少しだけ異化された寒村の日常の風景は、細かく拝見するといくつもの発見に溢れている。

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「凪のあすから」という作品は本当に深夜でやるにはもったいない美しい作品だった。BDを購入したのだが、近所の当時中学生だった女の子に貸す機会があり、ちょっとの間預けていたらメチャクチャ嵌って観ていたそうだ。小中学女子向けの恋愛アニメなんだよな。彼女のちぃちゃんに対する敵意はちょっと引くほどだった。

あの美しさを背景美術で支えていたのが東地和生氏で、「Earth Colors」は彼の初作品集・・・のはず。たしか。調べてないけど。いや、出てないはず。

こういう画集が好きなんですわ。暇なときに眺めたり、お気に入りの絵を眺めたまま昼寝したり、コーヒーのお供に画集ほどいいものはない。アニメの画集には作者のメッセージとかそういうものがないし、ましてや政治的な意見表明もないので安心して観ていられるんですな。60年代や70年代の画集なんて政治色がなければただの落書きみたいなものが多い。そもそも汚いし。

70年代から、オレはアニメの背景画家さんが大好きだった。わけのわからない政治的メッセージが込められた絵より、断然椋尾篁さんが好きだった。椋尾篁さんのことは前に書いたが、他にも好きな人は結構いた。でも、画集まで出る人は稀だった。

これを機に、東地和生氏の名前が売れて、P.A.WORKS 作品に参加するたびにその作品単体での画集が出るほどになってくれれば嬉しい。今回もかなり厳選してあって、観たいものはほぼ収録されているが、もっとページ数があればなぁとは正直思った。収録されている絵はどれも印象深い、記憶に残ってる絵ばかりだったから、不満があるわけではないけどね。

東京秋葉原アーツ千代田 3331 B1 B104にて東地和生美術監督作品展開催中。期間は2017年3月17日(金)~3月28日(火)。うーーーーん。やっぱ東京なんだよな。オレ、仕事を辞めたら石川県に移住しようかと真剣に検討してるんだけど、こういう展覧会を観るには、やっぱ東京なんだよ。うーーーーん。金沢に住んで、新幹線で東京へ出るか。

いまも食後のコーヒーを飲みながら眺めているけど、ため息が出る美しさです。

アニメの背景好きな人はぜひどうぞ。

http://www.pa-works.jp/shopping/index.html#earth_colors-cam


ん? なんかキャンパスアートとか売ってる。

キャンパスアートはだな、埃がかぶるから掃除が大変やねん。すぐ黄ばんでくるし。椋尾篁さんの「母をたずねて三千里」のちっこいキャンパスアートもだな、毎日毎日手入れが大変なんだよ。

額に入れて売れ。「天使ちゃんマジ天使」キャンバスアートを額に入れて売れ!

掃除する身にもなれちゅうの。




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