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「夏目友人帳 肆」第6~8話 感想 [アニメ/特撮]

6話と7話はひとつの逸話。

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あるとき夏目貴志は手に取った不思議な瓶の中に封じられてしまった。それは妖の術が掛かった瓶で、術を掛けた本人にしか空けることが出来ず、仕方なくニャンコ先生が夏目に変じてしばらく時を過ごした。

妖たちは夏目を入れた瓶をニャンコ先生から取り返し、それをある妖の世界の洋館へと持ち去った。それを追っていたニャンコ先生と夏目貴志の友人田沼は、偶然出会った名取周一と合流して洋館へと忍び込んだ。

そこには多くの妖たちが終結して宴を繰り広げていた。お御柱という力の強い妖の復活を祝うための酒宴であった。妖たちはそれぞれ持ち寄った供物を祭壇に捧げていた。その中に瓶に封じられた夏目の姿があった。

一計を案じた田沼は、その瓶の中の夏目は偽物で、自分の持っているものこそ本物だと主張し、妖に瓶を開けさせることに成功した。夏目と田沼はその場を逃げ出した。

お御柱の復活を祝うための酒宴とされていたものが、実はそうやって低級の妖を集めてお御柱に喰わせ、妖力を取り戻させるためだと知った夏目、田沼、ニャンコ先生と名取は、力を合わせてお御柱を再び封じた。


というお話。この回は田沼が大活躍するのだが、田沼を妖の世界に巻き込むことを躊躇する夏目貴志の思いやりと、そうやって自分でなんでも抱え込んで何も話してくれないつれなさとの間の揺れ動きがよく描けている。

友人の安否を気にするあまり、何も話さず自分だけで解決しようとすることは、ときには薄情にもなり得る。夏目が田沼を心配したのなら、同じくらい田沼も夏目を心配しており、そのことに夏目が気づいて田沼との交流が深まる。友人関係とは決して一方通行ではないということですね。


第8話は的場静司に仕える七瀬の若いころの逸話。

七瀬は幼少のころから祓い屋として的場家に仕えていた。まだ未熟だった彼女は時折妖ものに情けを掛ける場面があり、それを当主に咎められることが多かった。

そこで力の強い祓い屋と耳にした夏目レイコに会うため、遭遇したという低級の妖の案内である森へと出掛けた。そこで彼女はずっと追いかけられている強い妖に危うく喰われそうになるが、それを助けた男を低級は夏目レイコだと勘違いしていたのだとわかった。男の名は御影といった。

男は力の強い祓い屋であったが、実はある祓い屋の式であり、妖ものだった。主人が亡くなったのち、その意思を継いで妖退治を続けていたのだった。しかし男は自らの力を使いすぎ、自分が災いをなす妖になってしまう寸前であった。そこで七瀬に頼み、自らを勾玉に封じてもらうよう懇願した。

嫌がった七瀬だったが、御影の意思を汲み取り、彼を勾玉に封じ、浄化の井戸へと投げ込んだ。

緯度の中で災いをもたらす毒気が抜けたとき、一切を知る低級が彼の勾玉を井戸から持ち出した。ところがそれを途中で落としてしまい、一緒に探してくれるように夏目貴志に頼んだ。

協力することになった夏目貴志とニャンコ先生は、かつて七瀬が訪れた古屋敷へと入っていくが、ニャンコ先生は誤って井戸の中へと落ちてしまった。そこにいたのは七瀬であった。

ニャンコ先生は七瀬の思い出話を聞いたが、それを夏目貴志に話してやることはなかった。一方勾玉を無事に発見した貴志は、その勾玉に御影の名を返した。


というお話。


長いシリーズは、こうした脇役の若いころの逸話などを挿入出来て、より物語が深まっていく。七瀬という女性は的場家にいる初老の眼鏡の女性だ。彼女は妖に対して容赦しない主義であるが、それは憎しみというより大好きだった御影を自分の力で封じたことを因とするらしい。

力の弱い妖は消滅させ、力の強い妖は式として使役する、的場家は先代からずっとそうやっているらしい。

七瀬は夏目レイコに会ったことはないが、同時代に生きて、噂は耳にしていたようだ。


4期も残りわずか。これは春から始まる6期に間に合いそうだ。

DVDを貸してくれた会社の後輩には七辻屋の饅頭でも持って行かなきゃいかんな。ニャンコ先生の等身大のぬいぐるみが欲しい。





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